2018.04.19

市馬落語集に行ってきた

4月19日(木) 「市馬落語集」 19:00〜 於・国立演芸場

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少し前は日本橋教育会館で開催されてたと思う市馬落語集。木曜日の国立演芸場なら、仕事帰りに行けるのでちょうどいい! というわけで、そそくさと行ってきました。昔はよく行ってたけども、久しぶりで、今やスタッフ?の黒岩氏とも少ししゃべった。

開口一番の市松くんは「初高座なんですよ」と、あとから上がった惣領弟子の市楽くんが。まだ見習いらしい。市松という名前は、確かわりと初期にもらった人がいたような(やめちゃったんだっけ)。
滑舌が良くて聞きやすい口調でした。

市楽くんは、前日は「第2回 噺の種」だったんだけど、行けなかったな。紀州って、ずいぶん昔に誰かで聞いたことはある気がする。こういう起伏のない噺を聞くと、成長がわかる気がする。というか、この辺りをちゃんとやっていくのが精進なのかも。

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2018.04.18

DNA二重らせん発見への物語

4月18日(水) 「PHOTOGRAPH 51」14:00〜 於・東京芸術劇場シアターウエスト

作/アナ・ジーグラ 演出/サラナ・ラパイン 翻訳・ドラマターグ/芦澤いずみ 出演/板谷由夏(ロザリンド)、神尾佑(ウィルキンズ)、矢崎広(ゴスリング)、宮崎秋人(ワトソン)、橋本淳(キャスパー)、中村亀鶴(クリック)

わりと早くからチラシは見てたのに(わっ神尾佑さんだ、とか歌舞伎の亀鶴さん⁉︎などと)、積極的に、見るぞ!まではいってなかった。たまたま少し安く見られる日が暇だったから、という、やや消極的な理由で見に行った。だってね、芸術劇場の地下の劇場で8500円の定価って、やっぱり高いと思うよ。値引きチケが出るのも当たり前じゃないかな。

せっかく見に行くなら、もうちょっと予習しておけばよかった、という部分も。サイトではかなり親切に解説してあったのにな……後から見たってねぇ。
これは実在の女性科学者を主人公とする物語。しかも、ウィルキンズ、ワトソン、クリックは実際に二重らせんの発見でノーベル賞を受賞した人たちなのよね。
理系の頭はないくせに、こういう話を舞台で見るのはけっこう好きな私……。

時は1951年から53年にかけて。イギリスの研究所で共同研究をすることになるロザリンドとウィルキンズ。ロザリンドは女性でしかもユダヤ人ということで、どんなに優秀であっても、いや優秀であればこそ、肩肘張ってる部分があるだろうな、とも思う。片やウィルキンスは旧来の価値観の持ち主だし、反発しあい、共同研究とは名ばかり。板挟みになる助手(大学院生)ゴズリングが、ちょっとだけユーモラスな存在。彼くらいしか、息抜きできる人はいないのよ。

最初のうち、彼らのシーンの周辺に登場して会話を交わしながら去って行くワトソン、クリックの存在がよくわからなくて、ちょっとイライラしちゃったわ。

結局のところ、ロザリンドが特殊カメラで撮影したX線写真が元となって、彼女ではなく上にあげた3人がノーベル賞を受賞することになる。えっ、なぜウィルキンズも?といういきさつもサラリと。ロザリンドは卵巣がんで37歳で死んじゃうのだ。
タイトルのPHOTOGRAPH 51とは、この発見のために決定的だったロザリンドが撮した写真の番号。

板谷さんはこれが初舞台とのことだけれど、明晰な台詞で知的な女性を好演。
上演時間100分ほどのわりに情報量が多いというか、結構な台詞量だし、何かをじっくり、というわけにはいかなかったのが、ちょっと残念。特に神尾さんね。
あとシェイクスピア「冬物語」が最初と最後に出てくるんだけど、すっかり忘れちゃってて、あれ?とあせるとテンペストが浮かんじゃうというていたらく。ダメじゃん。

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2018.04.16

息抜きにバッハ

4月14日(土) 「見て聴いて楽しむ‼︎ バッハオルガン紀行 椎名雄一郎」 14:30〜 於・東京芸術劇場コンサートホール

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東京芸術劇場のパイプオルガンは、ルネサンス&バロック面と、モダン面がある。その回転の様子は、今までに2回見ている(前回の椎名氏演奏会でも)。今回もプログラムの前半はルネサンスとバロックで、休憩時間に回転して、後半はモダン。というわけで、休憩時間にも席でその様子を見ていた。


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演奏者の椎名氏が、前半・後半ともに、最初にまとめて簡単に曲の解説をして、それから演奏。集中できる、のではあるけれど、いざ聴いてる時にはもはやその曲の聴きどころを忘れてるという……。でもまあ、パイプオルガンの響きにゆったりと浸って、楽しい午後だった。

けっこう地味な演奏会のように思えるけど、1階はほぼ満席(1階の中央で見ていたので他の階の様子はわからない)。客席の雰囲気も落ち着いていて、とても好ましい。こんな土曜の午後もいいな、と素直に感じられる。

翌日の書の提出を控えて、いい気分転換になりました。

ランチには西池袋公園のそば、ZOZOIという、古め・こぢんまり・でもお洒落?なカフェにて。ここに行くのに方向音痴2人は大変苦労しましたですcoldsweats02

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2018.04.14

無言の行(-.-;)y

4月13日(金)

いやはや、別に仕事が忙しいとかってんじゃないのだけれど、頭がカラカラ言ってて、何も書けない日々。書きかけてそのまま、とかね。この間、観劇もしてないからネタがない、ということもある。
(歌舞伎座・昼の部を6日に見たくらい)

毎年、この時期恒例、書の公募展の作品書きがラストスパートなもので、余裕がないのですわ。ほんとは今日、OKが出てたら、土日あれこれしたかったのに……日曜の最終〆切に向けて、もうちょい悪あがきをしなくては。

そんなこんなで、チケット取りも失敗してる。来月の文楽・襲名の第1部は、(同じく襲名披露のあった)2月に比べてとてもたいへんだった。気候が良いからですか? 甘く見てたなー。他にもあれこれ、先行を忘れたのがある。

で、来週から2週間は、仕事をちょっとマトモにしつつ、少し観劇も(池袋、下北沢、渋谷あたり)。そして、GWに日本を脱出して、帰ってきたらいきなり観劇ラッシュという恐ろしいスケジュール。時差ボケで使い物にならないかもしれないのに。


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近くの教会でも、花ざかり。

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2018.04.05

1年ぶり、豊洲の劇場へ

4月4日(水) 「修羅天魔 髑髏城の七人〈極〉」14:00〜 於・IHIステージアラウンド 東京

作/中島かずき 演出/いのうえひでのり 出演/天海祐希(極楽太夫)、福士誠治(兵庫)、竜星涼(夢三郎)、清水くるみ(沙霧)、三宅弘城(カンテツ)、山本亨(狸穴二郎衛門)、梶原善(ぜん三)、古田新太(天魔王/織田信長)ほか

豊洲の回る劇場では、ずっと髑髏城の七人をやってた。花・鳥・風・月(上弦・下弦)……それで終わりと思ったら、まだ「極」があったのねー。
私が見たのは、最初の花髑髏だけ(小栗旬、山本耕史ほか)。暑い時期、寒い時期に、あのだだっ広い、緑のない場所に行くことを思うと、足が遠のいちゃったのよ。
けれども! 天海祐希&古田新太ですもんね。その上、一番行きやすい季節、ということで、久しぶりにチケットを確保しました。前回、いつ行ったのか調べたら、4月6日。ほんとにまるまる1年ぶり、というわけ。

行きはやはり豊洲駅からゆりかもめに乗って、市場前駅まで。この1年の間に、築地市場の豊洲移転が正式に決まったので、今後、ずんずんと変わっていくのでしょうね。でも、街にもっと緑をsign03

4月の初めとはいえ、開場待ちの間も日傘が必要なほどの陽気で、正直、真夏が思いやられるー。つい早めに行っちゃってたのです(有楽町線・豊洲駅にも時間を潰せるような場所が見つからず、とっとと劇場まで)。でも、開場を15分早めてくれてた←ロビー開場ね。

今回は12列で、まあまあの席かな。前回、座席がチドリなのがかえって災いして、前の人の頭が邪魔になったんだけど、今回は全くそんなことなかった。何か改良されたのかしら。そして劇場自体の「ぐるぐる度合」もアップしてた……気がするなあ。スクリーン映像の動きの関係で、席が上下に動いてる錯覚に陥る時も。

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2018.04.04

華ある悪者・仁左さま

4月3日(火) 「四月大歌舞伎 夜の部」 16:45〜 於・歌舞伎座

「通し狂言 絵本合法つじ」仁左衛門(左枝大学/立場の太平次)、錦之助(与兵衛)、孝太郎(お亀)、彌十郎(高橋瀬左衛門/高橋弥十郎)、時蔵(うんざりお松/弥十郎妻皐月)ほか

国立劇場で見たことがある仁左衛門の「合法」。いよいよ歌舞伎座で上演、そして「片岡仁左衛門一世一代にて相勤め申し候」。

国立劇場での上演って、もう6、7年前になるのね(大震災の時と、その1年後)。ほんと早いものです。……実はあまり覚えてないなぁ、と思ってたけど、実際に見てみると、幕開き早々から、思い出した!の連続でした。
特に第二幕、うんざりお松の登場、太兵衛との店先での騙りあたりは、興味津々って感じで。

でも、食事休憩後、三幕目は気分的にちょっとダレるというか飽きちゃったかも。倉狩峠の4場、夜だし峠の家だしで、(照明が)暗いんだもん。というわけで、若干、根気が続かなかった時もあった。こんなにみんな死ななくても、などと思っちゃったよ。

私は8列24だったんだけど、7列は21の人のみで22〜24は途中まで空席だったのよね。三幕目から24の人は登場したものの、でした。

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2018.04.02

タイトルで見に行くお芝居

3月31日(土) 「砂塵のニケ」 14:00〜 於・青年座劇場

(劇団青年座 第231回公演)
作/長田育恵 演出/宮田慶子 出演/那須凛(緒川理沙)、増子倭文江(緒川美沙子)、横堀悦夫(陣内敦夫)、綱島郷太郎(加賀谷直人)、山野史人(佐久間勉)ほか

てがみ座の長田さんが、青年座に書き下ろし……は知っていたのだけれど、そのタイトルが「砂塵のニケ」で、主人公は絵画修復士! これはhappy01ということで、初の青年座劇場へ。

奇しくも、この公演が、現・青年座劇場の最終公演であり、かつ(他に行ける日がなかっただけとはいえ)千穐楽に行くことになるとは。


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青年座劇場は、代々木八幡駅のほど近く。マンションなどが入っている建物の地下にある。ここが老朽化のため建て替えられることになって、いったん閉鎖されるそう。マンションと劇場と、病院が一体となっての建て替えとのことで(終演後の代表挨拶)、時間はかかるでしょうね。

さてさて、ヒロインの那須凛さんは初めて見るけれど、那須佐代子さんのお嬢さんということだけは知っていた。なんとまあ、母親によく似てますわ。
彼女が演じる理沙が、無名のまま海外で死んだ風景画家・加賀谷が死ぬまで持っていた絵の「来歴」を探りにルーブルへ行く。それ以前から一方では、実業家の母親との葛藤もあり……。二人を見守るのは、画廊オーナーの陣内で、理沙は彼のおかげで、加賀谷がパリで暮らしていた部屋に住むこともできる。
*この時、サモトラケのニケはちょうど修理に入っていた(と語られる)。

わりと早い段階で、この母親と加賀谷が、というのは予想できる。それでも、若き日の母・美沙子のエキセントリックな魅力で、ぐいっと引っ張られる感じ。小さな空間での観劇に醍醐味は味わえたなぁ。
ああ、でも、全体的に人物描写が割と類型的、だったかも。


終演後は劇団の代表と、宮田さんの挨拶があった。1969年から全232公演が行われたんだって。

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開演前に隣の人がパンフを見ていて、面白そうだったので幕間に買いに行った。劇場の全上演記録もついて500円でした。そして帰りにもらった「セ」の焼印が入ったストラップ。劇場舞台の平台で作ったものだそう。最後の最後にやって来た私なのにね。

*誤字、訂正改ざん(やっぱり眠いとダメだ)。
*小さい劇場の2列目で見ていたので、衣装や小物もバッチリ見えた。母親・美紗子のパンプスが3足くらいかな、どれも好みでよかったなあ。


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2018.04.01

地元でお花見

4月1日(日)

今年はほんとにせき立てられるように「桜見なくちゃ」という気分に。

日曜日の今日は、散歩がてら野川〜深大寺へ。

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野川って、年に1回、3時間だけ桜のライトアップがあって、それが30日の金曜日だった。あいにく私は仕事関係の送別会で見に行けず……が、今年は直前にtvマツコのなんとかで紹介されたとかで、すっごく混んでたらしい。まったくねー。
ま、今日は散りかけの桜を楽しんだわけだけど、バーベキューをするグループもたくさんあって、肉の焼ける匂いとか、クンクン、でしたわ。

深大寺では、なんと国宝指定された白鳳仏だけのために、拝観料を取るようになってた!

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えええー、と叫んで、拝観せずに帰ってきたぞ。門前でお蕎麦は食べたけど(でも、観光地値段なんだよね)。

いろいろ文句を言いつつも、まあ長閑な散歩ルートにこんな場所があることはありがたい。

↓今年のライトアップの写真を拾ってきました。


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2018.03.30

毎日お花見

3月29日(木)

人が多いだろうな、とは思いつつ、状況確認のように九段下駅で降りて靖国通りを歩く。うららかだし、ハイもちろん歩道は混雑してました!

とはいえ、そのあたりはサササッと流して、「靖国神社南門交差点」に近いrestaurantチリパーラー9へ。目的はランチだからね。道路に面したカウンター席から、お花見。

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豆好き、香草好きだから、毎回悩むんだけど、今日はグリーンボム!


ま、午後から仕事なので、そうのんびりもしてられず、半蔵門駅方面にそぞろ歩きをば。大妻女子大がすっかり建て替えられて綺麗になってる。その前の通りで、反対側にあるこんな花に目が止まった。


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なになに?と余りに気になったので、信号を渡って見に行った。桜? 花びら違うよ、名札が欲しい、なんて言ってたら、ちゃんとプレートありましたわ。「源平枝垂」というモモですって。赤と白が一緒に咲いてるから源平、なのよね。

靖国通りから新宿通りまでの道も、アップダウンがかなりあって、本当に東京って坂道が多いわね。ま、いちいち坂の名前も書いてあるけども。


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2018.03.29

下北沢で二人芝居を見る

3月24日(土) 「ブラインド・タッチ」 14:00〜 於・下北沢ザ・スズナリ

作・演出/坂手洋二 出演/高橋和也、都築香弥子

下北沢はほぼ劇場にしか行かない。あとはせいぜいB&Bくらいかな。で、いつも南口を使ってるんだけど「3月25日より南口閉鎖」とのこと。やれやれ、ぎりぎり セーフ! そしたら準備のためなのか24日は北口が閉鎖されてたわー。井の頭線から改札に出る途中も、長らく工事をしていて、行くたびにルートが変わってる気がするよ。

それはともかく、普段はあまり見ないタイプのお芝居を見た。まあ、正直、暇だった、安くなってた、というのが大きいかな。坂手洋二氏にはあまり縁がないから、チャンスかなと思ったこともある。

この作品の初演および作品の「時」は2002年。つまり9・11の翌年で、今に至る不穏な動きの始まりの年ともいえる。(この時は岸田今日子と塩見三省)
その時点で30年前の渋谷暴動?で逮捕投獄された男と、獄中結婚の妻の、出所後の物語。
いやー、けっこう生きてる私だけど、その頃は田舎の中学生だったし、事件に全くピンと来るものはなかった。見る前にも、学生運動の話かと思ってたし。そうか、沖縄返還に絡むのか、あれは1972年だし。
そして、二人には実在のモデルがいる。

……かといって、もちろん舞台がガチガチの主張とか論争とかではもちろんない。どちらかといえば、うーん、昼ドラめいた部分さえある。

タイトルのブラインド・タッチは、今やキーボードしゃかしゃかしか思い浮かばないけど、ピアノの鍵盤を見ずに弾くこと。ピアノ……最初1台だったのに、最後は2台が舞台の左右に(部屋の中と、庭に作った物置風の小屋という設定)。ここはちょっと、あっけにとられて笑っちゃった。うーーん、不思議な舞台だったぞ。

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