2018.06.21

神保町で落語を聴く

6月20日(水) 「噺の種・第3回」 19:15〜 於・らくごカフェ

柳亭市楽
「寿限無」「阿武松」ーー抽選、休憩ーー「野ざらし」

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六本木で朗読を聞いて、7時までちょっと時間があるなぁ。書の稽古帰りによく行ってたタリーズ(後藤花店の店内)で仕事してたんだけど、国立新美術館の「日本の書」展を思い出して、行ってきた。
そして、神保町交差点の、昔の岩波ブックセンター信山社の跡へ。ブックカフェになってるんだけど、いやはや、噂通りダメですわ、……とスゴスゴ引き上げて、らくごカフェへ。

この会は二つ目クンの勉強会。なんとなく、成り行きで予約してた。前回は見てないんで、これで2回目。観客は20人ちょっとかな。基本的に皆さん、見守りモード。とはいえ、もう結構なキャリアだから、生ぬるくはない、と言っておこう。それだけの期待も持てる3席だった。

市馬師匠が歌舞伎や相撲好きだから(詳しい)、そういうネタには厳しいんだそう。ネタおろしの「阿武松」は全体に、相撲取りのまっすぐさが出ていて、いかにも市馬の弟子、と思わされたわー。

歌舞伎座「野晒悟助」を見たものだから、「野ざらし」を聞きたくなってた。まさかここで聞けるとは。最後に太鼓持ちが出てこないバージョンでありました(川原の場面で仕込み忘れたのかとbleah)。

あ、抽選は、入場時の番号(上のハガキの右下)で、扇子、手拭いが当たるというもの。全部で5本、当たりがあるんだけど、全く当たらない私です。

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2018.06.20

六本木で朗読を聴く・観る

6月20日(水」 「八人の女優による連続リーディング 愛のゆくえ」15:00〜 於・六本木トリコロールシアター

作/フランソワーズ・サガン 翻訳/朝吹登水子 演出/鵜山仁 プロデューサー/白樹栞
出演/寺島しのぶ
「赤いワインに涙が…」「ローマの別れ」

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六本木トリコロールシアターのこけら落とし公演。
割と早くからこの公演の情報は見てた気がするんだけど、どういう感じなのかよくわからなかった。というか、積極的に調べてもなかったんだけど。

劇場の場所は六本木交差点から芋洗坂を下って行ったあたりで、(私にも)わかりやすい。道路(歩道)からすぐに入り口で、2階が劇場(1階はゆったりテーブル&椅子のロビー。喫茶コーナーは稼働してなかったのかな)。207席とのことで、赤い椅子が目に鮮やか。ミニシアターのような趣。

ところでこのチケットは、音羽会に頼んだ。今月、歌舞伎座に行った時に「まだお願いできます?」と聞いたら、番頭さん(女性のSさん)「大丈夫です。というか入りが良くなくて(あっ、しまった。言っちゃった)」だったのね。その日からまた数日してやっと申し込んだら、チケットが来ないで、次の音羽会のお知らせが届いて「扱いは終了しました」とあるじゃないの。あらあら、でも、まあいいか……。
そしたら、Sさんから電話で「当日、劇場渡しでいいですか」とのこと。はい勿論、ですけども、全体として商売不熱心というか、音羽屋らしいといえばらしいのかな。

さてさて朗読は……ステージには木のベンチが置いてあったり、シンプルで洒落た雰囲気。後ろの壁面は、横長の窓のような抽象画のような。ここが後半開始の前にはスクリーンとして使われて、サガンの写真やフィルムが映され、しのぶさんのナレーションが入る。

サガンということもあるし……しのぶさん、似合ってたと思うな。音楽(ずっと入ってるわけじゃない)も効果的なんだけど、サティだったりすると、ちょっとそっちに気をとられる。

他の人の朗読も聴きたい気はするけど、しかし、7000円ではちょっと無理。開演〜終演、きっかり1時間だしね。せっかくこういういい場所なんだから、8時開演とかがあってもいいんじゃないかと思う。(と、アンケートに書いておいた)

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2018.06.18

涙活、かなぁ

6月15日(金) 「父と暮せば」 14:00〜 於・俳優座劇場

作/井上ひさし 演出/鵜山仁 出演/山崎一、伊勢佳世

少し安く見られるだろうから、日程が合えばそれで見に行こう、と思ってて、その通りになった。
キャストが、辻萬長→山崎一、栗田桃子→伊勢佳世に一新されて、その点も、興味半分、不安半分という感じだったかな。
そもそも、前回見たのはたった3年前なのに(その前も見てるのに)、いろいろ忘れてるよ。

最初のうちは、やはり、前の俳優さんの記憶を引きずってたと思う。タイプが全く違うしね。
(新旧おとったん、山崎さんと辻さんは「シャンハイムーン」で共演されたばかりであった。)
自分が前のイメージを振り払うのにちょっと時間がかかった。どうも頭が固いようで。疲れてたから、意識が飛んじゃった部分もある。

でも、後半はググッと来たわねー。原爆投下直後のクラスメートの様子や、自宅で動けない父親を残して逃げざるを得なかったことなどが、美津江の口から語られるあたりから、もう涙腺決壊ですよ。

山崎さんの、いい意味での軽さが、幻の存在としてはプラスだったかな。そして伊勢さんも、なんだか身近な存在に感じられた。

上演時間90分ほどで、そう負担にならないし、涙を流すとなんだかスッキリする、というのを実感してしまった。おかげで、この日は「太宰を聴く」とのハシゴだったんだけど、元気に三鷹に向かったのでした(というか、いったん自宅に帰ってから三鷹へ行った)。

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2018.06.16

桜桃忌は19日

6月15日(金) 「第18回 太宰を聴く 〜太宰治朗読会」19:00〜 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

(三鷹市長挨拶、第34回太宰治賞受賞者挨拶)
朗読/松重豊
「皮膚と心」ーー休憩ーー「燈籠」「待つ」

毎年恒例の「太宰を聴く」。今年は松重豊さん。ここ最近の朗読では、民家の庭先風の舞台装置だったり、着流しスタイルだったりしたけど(去年は見ていない)、今回は全く違った。
背景は単なる布の黒い幕。小道具は小さな直方体の箱(椅子かつ台本置き。松重さんが手に持って登場)。そして衣装は……なんて言ったらいいのかしら。白いシャツに白い蝶ネクタイ、モーニングのような黒ジャケット、そして袴?というかプリーツの入ったくるぶし丈の黒のガウチョパンツみたいなボトムに、白のバスケットシューズ。ほぼ白髪な髪の毛と不思議コーディネート。
ご自分でも、この出で立ちに関しては、変なカッコと。そして、予めの携帯は切ってねなどのアナウンスを逆手に取ったかのように「メール確認したりラインとか、いいですよ」なんて。だからといって、そんなことは皆さんしないでしょ。

朗読も結構自由に、移動したり喉を潤したりしつつ。ステージ上から客席へも、上手・下手の2カ所の階段を使って降りて、歩きながら読んだり。照明もその動きに従って、いろいろ考えられてたみたい。

全体に、リラックスした雰囲気の朗読で、それぞれの短編を読んだ後には少し感想なんかも。「皮膚と心」を映像化するとしたら、皆さん誰がいいですか……私は、黒木華ちゃんですかね、とか。その後の「燈籠」だったかでも、また黒木さんの名が。

3本を読み終わった後、なんとそれぞれの台本を観客にプレゼントするという太っ腹。
で、「今朝、起きたら声が出なくて」という突然の告白。そういう時に行く医者に駆けつけてステロイド注射をしたんですって。「皮膚と心」でも、体じゅうに吹出物ができた女性が(食中毒だったみたいだけど)注射!というシーンがあったんだけども。

最後には、今日は12時からはテレビを見てね、と、番組名は仰らなかったけど「孤独のグルメ」のPRも。
↓今までの出演者・朗読作品一覧。なんと、「バイプレーヤーズ」6人のうち、松重さんが3人目の出演者。

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2018.06.13

実家がなくなる⁉︎

6月13日(水)

土日で岡山へ(岡山で新幹線の事件を知った)。実家の荷物を処分するにあたり、必要な物がないか見に来い、という姉からの連絡があったため。
めちゃくちゃ田舎で、ふるーーい家が売れるはずもないと思っていたんだけど、隣家の次男が買ってくれそうなんだって。こちらとしては、空家の管理も、少額とはいえ固定資産税も負担だから、千載一遇というところ。田んぼ(今は耕作組合か何かの人に作ってもらってる。でも皆さん70代以上とか)もオマケとしてお付けします、というところみたい。

そこで明け渡しに向けて、母の嫁入り箪笥!とか、本とか、いろいろ処分しなくちゃならない。ま、私が置きっ放しにしてた物もあるんだけどね。ほぼ全てはゴミですわ。

空襲にも遭ってないし、父も祖父もそのまた先代も、この家で生まれて(実際、改築を重ねてるけど、建て替えはしていない)、なんとなくいつまでもあると思ってた実家が、なくなるのか。ちょっとだけ寂しい。でも、だからと言って、今さら住めないんだから仕方ないさ〜。

一応いろんな書類なんかもチェックしているうちに、母の尋常高等小学校の成績表を見つけた。これに入学から卒業まで8年間の記録があるんだけど、まずは教育勅語なんだsweat01 *母は昭和2年3月生まれ。

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これに続けて、大正12年の詔書、戊申詔書(明治41年)があって、校名スタンプ。全国共通だったみたいね。

しかし、姉と2人で片付けながら、「自分の物を早く処分しないと!」と。断捨離とかではなくて、終活とsて、ね。


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2018.06.11

「小さな狂言師誕生」

6月11日(月)

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朝9時からのBSのプレミアムカフェで、裕基くん3歳の初舞台を追った「小さな狂言師誕生」を見た。
予約録画はしていたから、リアルタイムで見なくてもよかったんだけど、見始めたらついつい……。必ず同じところで涙するし。
(そもそもこれを含めた「狂言師 野村万作・野村萬斎〜伝え受け継ぐもの〜」DVDも持ってる)

そういえば先週金曜日のtvあさイチも、萬斎さんのインタビューだった(この時のファッションは彼にしてはおとなしかった)。裕基くん初舞台で、猿回し役の萬斎さんが舞台の上で流した涙のことも語られてたなぁ。

それにしても裕基くん、ほんとうに小さかった。それが、今やあんなにひょろり大きくなった。そして、もう18歳なのwobblyと驚くばかり。大学生なんだね。高校はイギリスだったっけ。

今月は狂言劇場に行きますよdash
あ、9月末の「宮島狂言」に、猛烈に行きたくなってる。


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2018.06.09

六月大歌舞伎・昼夜まとめて

6月5日(火) 昼の部
6月6日(水) 夜の部

昼の部
「妹背山婦女庭訓 三笠山御殿」時蔵(お三輪)、松緑(鱶七)、松也(求女)、芝翫(豆腐買おむら)ほか
「文屋」菊之助)
「野晒悟助」菊五郎(野晒悟助)、菊之助(浮世戸平)、米吉(小田井)、児太郎(お賤)、左團次(提婆仁三郎)ほか

夜の部
「夏祭浪花鑑 鳥居前、三婦内、長町裏」吉右衛門(団七九郎兵衛)、雀右衛門(お辰)、錦之助(一寸徳兵衛)、菊之助(お梶)、橘三郎(三河屋義平次)、歌六(釣船三婦)ほか
「巷談宵宮雨」芝翫(龍達)、松緑(虎鰒の太十)、児太郎(おとら)、雀右衛門(おいち)ほか

昼の部は1階4列から。夜の部は3階8列から。この違いは「音羽屋」度の差ということでcoldsweats01 どちらも後半に様子を見て追加しても、と思ってたけど……まっ、いいか。

時蔵さんのお三輪ちゃん、想像よりうんと可愛らしかった。でもまあお話はあんまり気持ち良くはないじゃない? 官女たちがこれでもかといじめるんだもん。こういうのが昔から受ける、ってことなのかね。豆腐買いは相当アッサリしてた気がする。

菊之助は先月の喜撰に続いて六歌仙のうちの文屋をば。これはね、綺麗だからいいの(笑)。

「野晒悟助」は河竹黙阿弥の作、初めて見た。舞台は大坂だったのね。そこにまずびっくり。住吉神社の社頭から始まるの。でも、それ以外は大坂ってことは感じなかったなー。御所五郎蔵っぽい。
モテモテの悟助さん! 着物の柄が髑髏なもので(それで野晒なのか)、落語の「野ざらし」を思い浮かべた。それほど聞いてないけど、さん喬さんのが印象に残ってる。
立ち回りたっぷりで、この部分は上から見たかったな。

…………

夜の部、私は3階8列17。ここもなかなか見やすい。とっとと出られるし。
で、7列19の人は鳥居前だけでいなくなったから、和史くんを見にきたのかなぁ。その隣18の人も巷談〜は見ずにお帰りでした。ま、最近の上演時間の中では長いわよね。鳥居前って、住吉神社だから、昼の部と同じ場所じゃん!

歌六の三婦が貫禄あってよかった。和史くんは実父が母親役で、祖父が父親の役happy01 頭の中、大変じゃないの? 最後、ペタっとおぶさって帰って行きましたわ。おじいちゃんは可愛くてしょうがないでしょうねぇ。
磯之丞が種之助、琴浦が米吉というフレッシュな二人。頑張れー、という感じ。
長町裏のお祭りの一行は、ちょっと地味に思えたけど、お囃子のせいかしら。

「巷談宵宮雨」って、へんな話ねー。最初、お笑いかと思ったら……。芝翫の龍達の痒がり方がリアルで、見てたらなんか痒くなっちゃった。橘太郎が石見銀山売りで、達者。昼の部ではお嬢様付きの女中だったのに。
どうせならずっと笑っておしまいなら良かったけど、宇野信夫作なのでした。


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2018.06.07

ビール、のちマルクス

6月5日(火) 「マルクス・エンゲルス」 19:00〜の回 於・岩波ホール

監督/ラウル・ベック 原題/Le. Jeune Karl Marx(The Young Karl Marx)
2017年、フランス・ドイツ・ベルギー合作、118分

歌舞伎座・昼の部を見てから神保町へ。4時半ころ、まず整理番号付き当日券を買ったら、4番! どんだけ勢い込んでるんだ。まあいいや、これで6時45分まではゆっくりできる(10分前に入場)。ランチョンでビールを飲む約束をしてたけど、その時間まで1時間ほど、神保町をブラブラ。
最近は滅多に来なくなってるから、飲食店などの移り変わりにはほんとびっくりするよ。書店は(きほん、古書店に行く趣味はないので)、書泉グランデと三省堂へ。
三省堂、レジを1階に集約してるのね。私はそのフロアで精算したいよー。と思いつつ、見て回っただけで購入はしていない。

さて、映画。今年、カール・マルクス生誕200年なんですって。ということは1818年生まれか。映画は1848年の「共産党宣言」までのマルクス(とエンゲルス)を描いている。

見る前に、ざっとでも2人の年譜を眺めておけばよかった。基本的なことが、?となったりしたので。たとえば、エンゲルスはマンチェスターの紡績工場で経営者の息子として登場するので、あれ?ドイツ人だよねと思っちゃった。実際には、父親が経営しているイギリスの工場。
唯一、マルクスの生誕地がドイツ(プロイセン)のトリーアだということだけは知ってたぞ。改宗したユダヤ人の家庭に生まれたんだけど、妻は同郷の貴族の娘だったのね。この妻が同志というか、とてもよくできた人。
エンゲルスの方も、その紡績工場で、おかしいことはおかしいとはっきり言ってクビになった女性と愛し合うようになる。この女性も闘士で、関わり方はそれぞれのカップルで根本的に違うけどね。そう根本的に2人は違うし、きっと最後まで違うんだけど(マルクスはずっと貧困にあえいだらしい)、論理の部分で尊敬し合ってたのでは。

マルクスの生活苦、組織づくり、方針をめぐる対立などなど、当時の社会状況も示しつつ、共産党宣言に至る。……ちょっとお勉強の復習という部分もあったかな。

そうそう、若い番号の整理券を持ってたのに、結局、3列くらい前の人の頭がちょっと邪魔になって、チェッgawk

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2018.06.05

珍しく新国立劇場の初日に行く

6月4日(月) 「夢の裂け目」18:30〜 於・新国立劇場 小劇場

作/井上ひさし 演出/栗山民也 出演/段田安則、唯月ふうか、高田聖子、吉沢梨絵、上山竜治、玉置玲央、佐藤誓、保坂知寿、木場勝己

前日の3日は中劇場に行ったから、2日連続で新国立劇場へ。全然、自覚してなかった。そして、初日だということも、直前まで気づいてなかったなー。勿論チケ取りした時はわかってたはずだけども。
そして、井上ひさしの「東京裁判三部作」(夢の裂け目、夢の泪、夢の痂)のうちなんだけど、私はどれも見てないんだなー。
今回も何が何でも、ということではなくて……たいてい少しは安く買えるし、とタカをくくってた部分もあった。それなのに目論見は外れて定価で購入。ひとえに玉置玲央くん出演、という部分だわね。彼は柿喰う客の俳優で注目して来た。最近はあちらこちらで見かけるようになっている(ただし、なんとなーく浮いてる感もあるような)。

さて、今回の「夢の裂け目」は、キャッチコピーが「深くて面白い井上流・重喜劇がキャストも新たに登場!」というもの。昭和21年6月〜7月、東京・根津の紙芝居の親方(段田)とその周囲の人たちの物語。彼が東京裁判に検察側証人として出廷することになって……。

生演奏付きで歌もたっぷりだけれども、正直、今ひとつのれなかったかな。東京裁判だしねぇ。説明っぽいのが苦手な私。……なんて言っちゃいけないか。
その中では保坂知寿さんの歌声が、役柄(プロテスタント教会の娘でGHQに秘書として勤務)ととても似合ってたと思う。そして、段田さん! 初めのうち、したたかに生きていくちょっとズルいような表情だったのが、勾留された時には全く違った顔に見えたんだなー。

ちょうどいま、俳優座劇場でこまつ座「父と暮せば」を新キャストで上演中。こちら、来週あたり行ける日があるかな。

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2018.06.04

「ヘンリー五世まつり」は終わった

6月3日(日) 「ヘンリー五世」(千穐楽) 12:00〜 於・新国立劇場 中劇場

作/ウィリアム・シェイクスピア 翻訳/小田島雄志 演出/鵜山仁 美術/島次郎 衣裳/前田文子
出演/浦井健治(ヘンリー五世)、亀田佳明(ベッドフォード公)、鈴木陽丈(グロスター公/トマス・グレー)、浅野雅博(エクセター公)、横田栄司(騎士フルーエリン)、岡本健一(ピストル)、立川三貴(シャルル六世)、木下浩之(ルイ)、 中嶋朋子(キャサリン)ほか


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↑舞台模型

3回目の観劇にして、初めて1階から。でも16列(前から7列目)の右端! うーー。前に見てたからいいけど、ラストで後方に掲げられるイングランド国旗とか、初めてだったら絶対に気がつかない(気がついても、何?くらい)。
なので、またしても、「バリーターク」の運がここで来てたら、と思わずにはいられないよ。でも、なんだかんだ言っても、千穐楽の舞台はメチャ楽しかった!

やっぱりケチらずに1階で見るのを増やせばよかったか、と思ったのは、兵士やら貴族やら、説明役までもが、台詞がない時でも、いろいろ細かい芝居をしてたのがよくわかったから。フランスの伊達男くんが、しょっちゅう手鏡を見てるなんて知らなかったよ。

あと、戦争が終わってから、ヘンリー五世たちとフランス国王が直接、対面するラストの場面。ヘンリーはあんなに厳しい目をしてるのか、とか、その後、直接求婚するところでの、キャサリン(ケイト)の怯えっぷりとか。……言い出せばキリがないし、ナマモノ舞台は一期一会だよね。ウン。

千穐楽だから、という部分ではないかもだけど、フルーエリン(横田)が歌うところで、拍手が来て、そばのエクセター公(浅野)が手拍子をしたもんだから、しばしお歌タイム。そしてエクセター公「そのくらいにしておけ」

カーテンコール3回目だったかが終わって、浦井ヘンリーが被ってた赤い王冠を、あの椅子の肘掛にそっと置いてから去って行った。それでも拍手は続いて、もう一度みなさんが登場した時に、浦井くんが挨拶。「ヘンリー劇団」と言ってたわよ。そして赤い王冠を置いたこともそうだけど、名前こそ出さないものの中嶋しゅうさんへの思いが……(見守ってくれた先輩、みたいな言い方ね)。

通路脇だったから、出やすい! さっさか歩いて、一瞬、出待ちの方々に加わろうかとミーハー心が……いやいや、もちろん自粛bleah

* * *

横田さんの台詞回しで、どうしても吉田鋼太郎を思い浮かべてしまった。そして、さいたま芸術劇場では、あのヘンリー四世のコンビ、松坂桃李と吉田鋼太郎で同じ「ヘンリー五世」を上演するのよね。そこには横田さんもご出演。久しぶりに与野本町まで出かけるかsign01


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