2017.05.22

初・GINZA SIX

5月21日(日)

満を持して、グループ観劇会。團菊祭の昼の部へ。晴れるといいな(着物仲間なので)と思ってたら、なんですか、この暑さは。5人のメンバーのうち、単が3人、袷2人。

今回は大病をした友人の快気祝いも兼ねていた。1月末に発症・手術、入院1ヶ月、自宅療養1ヶ月を経て、4月から仕事にも復帰。よかったよかった。今日が病気をしてから後の初着物で、仕立てたばかりの大島紬。これは、たまたま前回みんなで集まった時(浅草歌舞伎)に買ってたもの。仕立てを頼んで2週間後に倒れたから、生きてこれを着られてよかったね、なのであった。

いつもなら、昼間の歌舞伎座の後は、松屋内の田中屋でお蕎麦&お酒、が多いんだけど、今回はできたばかりのGINZA SIX探検がてら、ここの真田という信州そばの店に。4時までいろんなお店を見たりしてたんだけど、いやはや人が多くて……。
えーっと、お蕎麦屋さんは広くて洋の雰囲気。接客が、まだ不慣れですよね感もあったけど、「前菜7種に野菜天ぷら、蕎麦」というセットメニューはお得かも。信州のお酒もあれこれ。

まだまだGINZA SIXは把握できないんだけど、東急プラザといい、新しい銀座のあちこち、何回も行くエネルギーがないかも。

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2017.05.21

初サンモールスタジオ

5月20日(土) 「60's エレジー」 14:00〜 於・サンモールスタジオ

(劇団チョコレートケーキ 第28回公演)
脚本/古川健 演出/日澤雄介 出演/西尾友樹(小林清)、佐藤みゆき(妻・悦子)、岡本篤(弟・勉)、林竜三(蚊帳職人・越智)、足立英(飯田修三)ほか

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大正天皇を描いた「治天ノ君」の劇団チョコレートケーキの新作は、1960年代の話、ということで、NHKの朝ドラ「ひよっこ」を楽しんでいる繋がりで、見に行った。サンモールスタジオにも一度行ってみたかったし。スタジオのホームページに新宿御苑前からの親切な道案内(画像付き)があったので、迷うことなく行けました。

物語の舞台となるのは、祖父の代から蚊帳製造を行なっている小林家。社長兄弟と、頼れるベテラン職人で回すこの会社に、集団就職で会津から修三がやってくる。それが昭和35年、つまり1960年。
隣人で小林兄(社長)の同級生、茨木実は紙芝居屋。つまり、60年代にはすっかり斜陽となってしまい、現代ではお目にかかれなくなった「蚊帳」(と「紙芝居屋」)の物語でもある。

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2017.05.17

文楽→文楽→歌舞伎の2日間

5月17日(水)

いやー、ぐったり。今日は文楽第1部を見て、劇場バスで有楽町駅まで行って(三宅坂から晴海埠頭行きに乗れればよかったんだけど、時間が合わなかった)、歌舞伎座・夜の部。どちらも襲名披露&休憩込み4時間半sweat01
ふだんは、ハシゴはしないのに、つい、エーイと。やっぱり疲れますわ。

しかも、昨日は文楽第2部を見たんだよー。

ところで、今月、国立劇場文楽は、呂太夫襲名披露。昨日も今日もロビーの祝い花をさらっと見たのに、昨日は(真ん中へんの)首相夫妻からのお花が全く見えてなかったの。今朝、パッと目に入って、ひゃーー。連名だよ。
今日は共謀罪採決?国会前へ、という日だったのよね。そんなことを考えてたら、最初の演目「寿柱立万歳」をぼーっと見ちゃったわ。全くdespair

*朝起きたら、肩や腰が痛いよぉsad

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2017.05.15

「王将」三部作・余録

5月14日(日)

「王将」千穐楽、おめでとうございます。

13日の夜、NHKのEテレで放映された「スイッチインタビュー 達人達」長塚圭史✖️舟越桂の録画を、昼間見た。といっても、前半はちょっと家事をしながらだったので、まだきちんと見てはいないのだけれど。
けっこう「王将」の稽古場面も映ってたのね。第三部、木村名人と坂田三吉の対面(挨拶)、私が木村名人の背中を見てた場面であった。
(他の演出作品の中では、「南部高速道路」と「浮標」がやはり記憶に残っている。「浮標」なんて、テレビでちょっと見ただけでも思い出してウルッとなっちゃった。)

パンフレットもいろいろ面白いんだけど、


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参加者相関図が載っている。自薦(主に飲み会で)とか、勧誘とか。それぞれに人に、長塚&山内による解説が付いていて、これがまたおかしい。例えば、弘中麻紀さんについて。
「はたらくおとこ」の飲み会で関西弁ネイティブの女優さんを探していると言ったら「私!やりたい!」と手を挙げてくれた」(長)
江口のりこさん。
「僕が演劇で実験をするとき、のりこを呼ばないと悪い気がしたので」(長)
この解説では、やはり関西弁が喋れることが、かなり重要だったのも窺える。

で、やっぱり常盤貴子さん。
「『王将』をやるゾ、と決めて振り返ったら小春が家にいた」(長)
「酔った圭史から『振り返ったら小春がいた』と電話があった」(山)
だそうですcoldsweats01

表2と表3は、新ロイヤル大衆舎のメンバーが、役者さんを集めてるあたりからの断片メモ(会話で)。そしてそこに、スイッチインタビューの出演依頼があったという報告がある。長塚さん「オンエアは5月下旬から6月になると思うので宣伝にはならないのです」と言ってる。
いやー、宣伝になっても、あのキャパでは困るでしょ(ライブビューイングも考えたみたい)。

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2017.05.13

3日がかりで「王将」を見る、その最終日

5月12日(金) 「王将」第三部 14:00〜 於・下北沢 小劇場「楽園」

出演/福田転球(坂田三吉)、江口のりこ(長女・玉江)、森田涼花(次女・君子ほか)、大堀こういち(君子の長男・将一/菊岡博士/宮田の妻・しげ/語り)、大東駿介(弟子・森川)、古河耕史(木村名人)、金井良信(大垣駅駅長)、常盤貴子(小春)、山内圭哉(後援者・宮田)ほか

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↑劇場入口そばの歩道にて

公演日程は4月27日〜5月14日だけど、今日が私の楽。初めてのマチネである。開場10分ほど前に行った(今日の整理番号は9なので、一番最初に入るグループなんだよん)。
もう公演も残り少ないけれど、パンフやタオルはよく売れていた。

大堀さんが、第一部、第二部のダイジェストを少し語りで紹介。その前だったか、観客に「一部と二部を見た人!」挙手(→どっぷりですね)、「二部を見た人」(→続けてですね)、「これが初めての人!」(→ようこそいらっしゃいました)というのが。意外にも、第三部だけの人が多かった。
劇場キャパは小さいし、各部それぞれ独立しているのだから、それでなんの問題もないのだけれど、改めて、通しで見られる幸運を思った。今回ばかりはカンフェティさまさま、である。

第三部は戦中〜戦後すぐという時代背景のもと、老境の坂田三吉が描かれる。第二部に登場した内弟子の松島と森川の運命。坂田に対局を通して東京の「近代将棋」を教えた(教えるとはちょっと違うと思うけど言葉が見つからない)松島は、東海道線の列車事故で亡くなる。この時、坂田たちも大垣駅で足止めをくっており、「えっ、松島がそれに乗っているのか?」から始まって、大丈夫ですよ、重傷者はいるが死者はいない、向こうでアナウンスしてもらったら松島から電話が来るだろう……などなどの経緯が、緊迫感の中にちょっとユーモラスな場面も含めて描かれる。この大垣駅の場面は電話が多用されるけど、幕切れ、松島の遭難確定は電話を受けた近くの旅館の女将の受け答えで(そして暗転)。

戦後……最後の場は、昔懐かしい(第一部の冒頭と同じ)通天閣の見える長屋。と言っても通天閣は最早ない←供出したことが語られる。三吉も宮田も、よほよぼと歩き、眠ってばかり。しかし、彼の「ケンカ将棋は」森川が受け継ぎ、近代将棋を打破して「現代将棋」の時代となる。

玉江と君子の娘二人も、紆余曲折を経て遅まきながら幸せになれそう……。愛すべき(でも、家族は大変だ)将棋バカの人生だった。

出演者名に、小春の常盤貴子が出てたから、??と思い、追憶シーンがあるのかしら、と思ったけど、そういうわけではなかった。君子の息子・将一をさりげなく連れてくる一瞬のみ。

出演者は関西弁ネイティヴの人が多かった。新ロイヤル大衆舎の4人は、舞台の上でほんと大活躍(長塚さんは出演は第一部のみ)。女優3人の印象もとても強く残った。


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2017.05.11

3日がかりで「王将」を見る、その2日目

5月10日(水) 「王将」第二部 19:00〜 於・下北沢 小劇場「楽園」

(新ロイヤル大衆舎)
出演/福田転球(坂田三吉)、江口のりこ(長女・玉江ほか)、森田涼花(次女・君子ほか)、高木禀(後妻・まさ、ワンタン屋・新吉)、大東駿介(弟子・森川ほか)、山内圭哉(後援者・宮田)、陰山泰(世話人・西村)、大堀こういち(語り/菊岡博士)ほか


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↑パンフレット。題字は福田転球さん

開演20分前から、整理番号順に入場。当然、満員。ほぼ着席したあたりで、ステージの上で物販が始まる。それも、出演者(今日は池浦さだ夢さん。昨日はプラス原田志さん)が売るのです。パンフとタオルとTシャツ。昨日はちょっと買いにくい場所に座ってたから、今日パンフを買った。新ロイヤル大衆舎歌のCDもついて1000円也。

第二部の始まりは大正13年。前年に関東大震災が起こり、洋服の人も増えている、という説明。中之島のホテルで、坂田三吉の「関西名人」披露が行われる。
この時には、三吉は小さい子供の世話のためにと、後妻・まさをもらっている。演じるのは、女優じゃなくて第一部では同じ長屋のうどん屋(のち東京で再会する)新吉だった高木禀! 特に化粧をするわけでもなく、着物におざなりっぽい鬘。いろんな意味で、小春と対照的なのが、後々まで効果的。まさはとても現実的というか……普通はそうだよ、小春みたいな人は滅多にいないでしょ。

坂田本人は、関根名人との友情というか義理というかで固辞するのに、後援者たちに無理やり「関西名人」にまつりあげられる。将棋バカの三吉はうまく利用されている態。けれども、関西名人を名乗ったがために、将棋を指す機会を奪われてしまった。東京に対抗するんや!という意気込みもうまくいかず……。


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2017.05.10

3日がかりで「王将」を見る、その1日目

5月9日(火) 「王将」第一部 19:00〜 於・下北沢 小劇場「楽園」

(新ロイヤル大衆舎)
作/北條秀司 構成台本+演出/長塚圭史 音楽/山内圭哉 出演/福田転球(坂田三吉)、常盤貴子(妻・小春)、江口のりこ(長女・玉江ほか)、大堀こういち(長男義夫/語り/菊岡博士)、山内圭哉(若い後家・お時、後援者・宮田ほか)、長塚圭史(関根名人)ほか

企画・製作の新ロイヤル大衆舎は、福田転球、大堀こういち、長塚圭史、山内圭哉の4人のユニット。山内さんは音楽、宣伝美術、そして方言指導を担当。そして大堀さんは、全体の語り(前説、〆も)に、子供の役など、4人それぞれに大活躍。

何しろ3部あるから、いつ見るかが大問題。先行で連休中に一日でまとめて見られる日を申し込んだけど、外れちゃって、バラバラに見ることにした。結果的に、今週はわりと暇だったからよかった。
そうそう、豪華な出演者なのに、劇場は下北沢・楽園。ここ、キャパは80くらいらしいのよね。席は整理番号付きの自由席。発券してみたら整理番号10でびっくりしたよー。(各部、一緒にカンフェティで購入したけど、第二部は65番だった)。

さて、第一部は、明治39年、天王寺の長屋で貧乏暮らしをする坂田三吉一家の姿から始まる。
*語りの大堀さんが、まずちっちゃい通天閣の模型を持って出る。実はこの年にはまだ通天閣はできてないのだけれど、北條秀司の脚本では、通天閣があるんだって。それと、いろいろ想像力が必要、とまず言うのは、あえて山内さんが長屋の女性を演じたりしてるからね(姉さんかぶりではあるけど、顎のヒゲあるよ)。

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2017.05.09

歌舞伎座の後は上野へ

5月6日(土) 東京国立博物館 本館・平成館

出かけたついで、でもあり、新指定国宝・重文のお披露目や、「茶の湯」展の目玉の一つ「曜変天目」が7日まで、ということもあり、歌舞伎座から上野に足を延ばした。せっかくパスポーを買ってるんだもの。土曜日は9時まで。
(その前にコアビル内の銀座香十で「銀座百点」ももらったよ)
メトロだと上野で降りてからがめんどくさいから、有楽町まで歩いてJRで。公園口から入った所付近、工事中なのねぇ。

まず、本館へ。今年は1階右すぐに新指定のコーナーが。で、入ったら深大寺の白鳳仏がお出迎え。ほほーいhappy01 深大寺でも見られるけど、ここまで近くはないから貴重。1階だけぐるっと見て、平成館の「茶の湯」展へ。つまり、新指定のもう1室は見るの忘れてたのよcoldsweats01

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↑曜変天目

けっこう展示替えがあるのですわ。ついね、茶碗をじっくり見ちゃう。わりと最近、見た記憶がちゃんとあるお茶碗もbleah でもここは、国宝の曜変天目や油滴天目をしっかり見る〜。
ちょうど書道で関戸本古今集の臨書を勉強し始めたところなので、それがお軸になってるのにも注目。

会期4/11〜6/4が8期に分かれていてその前半が終わるところに行ったので、また行ってもいいな、と思う。もうパスポートは使えないけどね。

それと、漫画人間の私はつい「へうげもの」を思い浮かべちゃった。古田織部が主人公のもの。20巻以上出ていて、私はちょっと絵が苦手なので、2巻までで挫折。帰宅してからヨシ!と第3巻をダウンロードしたけど、漫画速読みの私にしては異常に時間がかかる。


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2017.05.08

4月〜5月

5月8日(月)

先月末(28日だけど)、新国立劇場「城塞」をすべりこみ観劇。少し安く見ようとしたばっかりにタイミングを失ってたんだけど、かわいく、あぜくら5パーセント引きで妥協。まぁ、見たいと思ったら前日でも当日でもチケット買える、というくらいが有り難くもあり。
「城塞」は、山西惇と辻萬長という、私の中で「二大・戦時中の姿が似合う役者」が、まさにそんな戦争の記憶を。安部公房・作なんだよね。思ったより分かりやすかった。

で、5月は……とりあえず今週、下北沢で新ロイヤル大衆舎「王将」三部作(=長塚圭史・演出)を見てくる。三部通しチケットの抽選に外れたから、まあいいやとバラバラに見ることにした。あと、文楽もあるし、歌舞伎は團菊だからしっかり見るし、エトセトラ。うひゃー、大変と言いつつ、楽しみなあれこれ。

んなわけで、友人と駒場・近代文学館のカフェ&公園、という計画が4月からなかなか果たせないでいるのよね。日にちをすり合わせてると、あらあらダメじゃん、となってしまう。でもまあ、お互いにやりたいことやってるから、いいか、てなものでbleah

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2017.05.07

「よく出来ました!」(大向こう)

5月6日(土) 「團菊祭五月大歌舞伎」昼の部

襲名披露狂言「梶原平三誉石切」彦三郎(梶原平三)、亀蔵(俣野五郎)、松緑(剣菱呑助)、菊之助(奴菊平)
、右近(梢)、團蔵(六郎太夫)、楽善(大庭三郎)ほか
「吉野山」 海老蔵、男女蔵、菊之助
「魚屋宗五郎」菊五郎(宗五郎)、時蔵(おはま)、松緑(主計之助)、梅枝(おなぎー)、権十郎(三吉)、團蔵(父太兵衛)、左團次(瀬戸十左衛門)ほか

3日が初日。早いうちに初お目見え・眞秀くんが見られてよかった。タイトル「よく出来ました!」は、花道を帰る丁稚の眞秀くんが、おなぎ・梅枝に最後の台詞を言った直後、花道の近くからかかった(ように聞こえた)声。大向こうとは言わないかも、だけど。
*ちなみにそれとは別の人(3階から)から、石切梶原で最後に手水鉢を真っ二つにする場面、「つるぎもつるぎ」「切り手も切り手」の台詞の後で「役者も役者」とかかった。これについて、今朝、葵太夫さんから連続ツイートがあった。ウケ狙いの自己満足・大向こうね。

さて、まほろくん。確かに、一人で花道を出て行き、大きな声で喋って、また一人で帰ってくるんだものね。たいしたものですわ。

今月は坂東彦三郎家の3人の同時襲名+六代目亀三郎の初舞台。まずは「石切梶原」。そうか、昼の部はこれだった!という程度の認識だった。定評ある新・彦三郎、亀蔵の美声を堪能。松緑や菊之助が花を添える。祝い幕の写真を撮るのを忘れちゃいました。スポンサー、JALかと思った。

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