2019.10.13

ふたたび「治天ノ君」を見る

10月11日(金)  「治天ノ君」19:00〜   於・東京芸術劇場シアターイースト

(劇団チョコレートケーキ 第31回公演)(C列12番)

脚本/古川健  演出/日澤雄介   出演/西尾友樹(大正天皇嘉仁)、松本紀保(貞明皇后節子)、谷中憲輔(明治天皇睦仁)、浅井伸治(昭和天皇裕仁)、菊池豪(有栖川宮威仁)、青木柳葉魚(原敬)、吉田テツタ(牧野伸顕)、佐瀬弘幸(大隈重信)、岡本篤(四竃孝輔)

*アフターアクト(西尾友樹)

前回、2016年10月にシアタートラムで見た。今、この日記を見てみたら、その時とキャストは全く同じだった。で、それが私の劇団チョコレートケーキ初観劇で、それ以来見るようになった。*劇場でもらう配役等が書かれたリーフ類は結局捨てちゃうから、ここに記録しておくことは大事。……と思いつつ、なかなかそれができない……。

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刊行されたばかりのハヤカワ演劇文庫を売っていて、古川氏のサインを頂きました(今週はサインをもらってばかりだなぁ)。解説は渡辺保氏。初演の下北沢・駅前劇場でご覧になったとのこと。

劇団に直接予約していた席は最前列。先行案内が来てたのに忘れてしまい、一般発売の初日に申し込んだ。で、当日精算でチケットを受け取って初めて席を知った。あらあら。舞台の作りが、下手の「玉座」に向かって、上手側客席から、ながーく赤い絨毯の花道が作ってあるので、その出の辺りは全然見えない。その代わりに、役者さんはガン見できるのだけれども。

やはり劇チョコの3人の役者の存在が素晴らしい……大正天皇、昭和天皇、四竃。そしてもちろん貞明皇后役の松本紀保さん!   彼女の存在なくしては、と思わせられる。高貴さと慈愛の表現が、ね。

原武史著「大正天皇」を読まないままで3年すぎてしまって、やはりちょっと反省してる。

ここに現れるのは代替わり期の若き昭和天皇だけれど、それから平成を経て(2013、16に上演)、令和元年に3度目の上演。「帝国」から民主主義へ、そして新たな皇室像が……?   でも世の中、おそろしい勢いで逆流してませんか、とかあれこれ思っちゃう。劇中、悪役である牧野伸顕って、アソウタロウの曾祖父さんだっけ。などなど、巨大台風の不安を抱えつつ見ておりました。

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2019.10.12

ジブリ美術館に行った

10月11日(金)  「三鷹の森ジブリ美術館」14:00〜のチケット

友人と「行ってみよう!」と盛り上がったものの、チケットを取るのがなかなか大変!   その現実に驚きつつ、先月10日の「10月分発売日」に頑張って予約した。1000円なんですけどね。台風襲来の直前で、12日にしなくてよかった、というのが本音(実は土曜の昼なんてとても取れなかったと思う。楽しみにしてた方はほんとにお気の毒ではある)。

吉祥寺駅で待ち合わせて、まずカフェ・ロシアでランチ。12時少し前に行ったんだけど、テーブルはほぼ埋まってた。それが女性客(しかも50代以上って感じ)ばかりなので、笑っちゃった。ボルシチ、ピロシキ、きのこの壺スープ、デザート。13時近くになってから、若い男の子(大学生かな)が入ってきて、ようこそ‼︎だったわね。

雨まだ降ってないね、と言いながら、井の頭公園を散歩して、ジブリ美術館へ。入館指定より30分くらい早かったんだけど(周りを探検しようと思ってた)、天候のこともあり前倒しで入れてくれてました。(身分証での名前の確認があった)

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内部は撮影禁止。あちこちのステンドグラスがとても綺麗でした。建物の造りも、3階分をぐるぐる上る螺旋階段(上り専用)や、小さな渡り廊下などなど、冒険心を刺激しそうな楽しさ。もちろん我々はエレベーターよ。

常設展示室が2つ、企画展示室が1つ。「絵を動かすこと」のしくみから始まって、アニメーションができるまでの過程、同じシーンでも影のつけ方で時を表してることなど、おなじみのアニメでわかるようになってる。朝ドラ「なつぞら」を見てたから、おお!絵コンテの実物、とか面白かった。

図書閲覧室があって、児童書や絵本を中心に置いてあった。座ってゆっくり見たかったなー。梨木香歩「西の魔女が死んだ」や、三浦しをん「神去なあなあ」や、江戸川乱歩なんかも目に付いた。ミュージアムショップも充実。お値段の張るものもありました。ここにいると、外国人がけっこう多いな、というのが実感できたわー。

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↑お土産に買ったモビールと、入る時にローソンチケットを見せたら渡された「入場券」。この入場券は短編映画を見る時に必要なの(一人一回限りだから)。

帰りにも人がほとんどいない井の頭公園中を歩いて、なかなかいい感じでした。またゆっくり行きたいぞ。チケ取り頑張って。

 

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2019.10.11

観劇のあとに落語は大丈夫と思ったのに

10月9日(水) 「市馬落語集」19:00〜     於・国立演芸場(8列8番)

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開口一番(市坊・真田小僧)、市童・洒落小町、市馬・品川心中ーー休憩ーー市馬・らくだ

池袋・芸劇でノダマップを見たあと、有楽町線で麹町まで。開演までまだ時間があるから、半蔵門駅上の書店を覗いてから、麹町カフェでまずはゴハン。白ワインとパスタ(ヤリイカ)でけっこうお腹いっぱい。

なので……前座の市坊くんはちゃんと覚醒してたのに、市童さんの途中からzzz。ちゃんと噺に入ってからはあまり意識がなかったので、ネタもわかってなかった。やっぱり「Q」でかなりエネルギー使ってたからね。ワインも効いたかな。

市馬師匠があまりマクラをふらずに噺に入ったので、ハテナだったんだけど、1席目から「品川心中」ですか。最近、DVDで「幕末太陽傳」を見たなー、なんて思ったりしつつ。醸し出される空気感が格別なのよねー。

休憩の後、今度は近況とか?聞けるかなと思ったものの、またスッと噺に。「らくだ」ですか。そういえば、この日、モギリのところで自分のチラシを配ってた一番弟子の市楽くん、「らくだ」を金曜日(11日)にかける予定のはず。うむむ。このタイミングでで市楽くんも聞ければよかったんだけどねー。相変わらず、屑屋の豹変ぶりが楽しいわね。兄ィの凄みはちょっと減ってたかも。

 

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2019.10.10

NODA・MAPを見る:1回目

10月9日(水) 「『Q』:A Night At The Kabuki」14:00〜   於・東京芸術劇場プレイハウス

(NODA・MAP  第23回公演) 補助席:1階X列20番

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↑つい買っちゃったトートバッグ&パンフレット(A5)、トートについてたカード(マーキュリー・フェニックス・トラストのもの)、入口で配られるシアターマップという告知冊子、来場記念のステッカー

野田さんのお芝居に限っては、必ずパンフを購入してるけど、トートはねぇ、いっぱいあるのについ買っちゃったのよ。

前日が初日だったので、私が見たのは2公演め。いやー、完成度高いですわ。

一番最初に先行のあったNODA・MAPの抽選に外れちゃって、どうなることかと思ってたけど、結局、芸劇サイトなどで取れましたです。毎月行くんだよ、ちょっとバカ?

音楽にクイーンの「オペラ座の夜」を全曲使い、ロミジュリの台詞で、だけど源平で……相変わらず、野田秀樹すごいわー。衣装(ひびのこづえ)や舞台装置も素敵でした。

第1幕は、見ている時にけっこうクイーンの曲を意識してたんだけど、第2幕では自然に耳に入ってた、という感じ。第2幕に入ってからの展開には意表をつかれて、自然に(でもかなり)涙しちゃったよ。

 

 

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2019.10.08

2日続けてブック・イベントへ

10月7日(月) 「北村薫×山口雅也『それは学生時代からはじまった』」19:00〜    於・B&B

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前日に続いて、北村薫さん関係のトークへ。えっ?そんなに追っかけだったのか、だよね。ちがうんですけども。昨日は純粋に楽しみで行ったのだけれども、今日は……別のミッションが。

というわけで、最近は全然読んでない翻訳ミステリーの話も聞いたのでした。イベントのタイトル、「学生時代から」というのは、お二人とも早稲田大学「ワセダミステリクラブ」出身だから。しかし、錚々たるメンバーがいるのねぇ。

 北村さんが先輩になるのだけれど、本格デビューはやはり同じ年らしい。それにしても、2人のキャラクターは全く違う。常識派の北村さんと、やんちゃ坊主がそのまま年取りました、という感じの山口さん。でも、共通するのは、ミステリーに対する膨大な知識と記憶力、そして「こんな少年が作家になるのか」という早熟さ(および執念)。恐れ入りますわ。

 前日、北村さんの新刊にサインしてもらったので、今日はついつい山口雅也訳「八人の招待客」(Q・パトリック著)を買って、サインをもらっちゃった。……読めるのか?

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2019.10.06

デビュー30年のふたり

10月6日(日) 「新潮講座   作家生活30周年記念  北村薫の《好きなもの》」12:30〜  於・神楽坂「新潮講座」

挨拶:北村薫、柳家喬太郎「綿医者」ーー休憩ーー対談

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 今年作家生活30周年の北村薫さん、記念の著書「本と幸せ」も先月末に発売された。その北村さんが、落語家・柳家喬太郎を大好きなことは、もう広く知られている。超多忙な喬太郎さんのスケジュールが、この日のこの時間なら空いてる!とのことで、素敵な会が実現。喬太郎さんも、さん喬師匠に弟子入りして30年の「同い年」なふたりでした。

メクリには「北村薫」の名前があって、まずはサクッと挨拶。この時、出囃子が鳴って、それが氏の作品中のキャラクター円紫さんの出囃子「外記猿」という、粋な計らい。そして、北村さんがメクリを返して、喬太郎さんが高座に。

北村さんからのリクエストが「綿医者」だったそうで、「でもね、この噺、8分くらいなんですー。それを30分(与えられてる)。小三治じゃない」などなど笑わせる。今、口唇ヘルペスができてて、という話から、ご自分が入院した時の話を。髄膜炎で1ヶ月入院というから、相当大変だったんですね。腰椎穿刺を何度もやったとか。ひぃぃ。

「綿医者」じたいは、シュールというか他愛もないオチというか、な噺だけれど、古典落語なのね。後半の対談では、そんな「埋もれてた」古典落語の発掘のことなども。寄席向きの噺なので、北村さんも聞いたことがなくて、それでリクエストしたらしい。落語好きを満足させる対談、かつ、北村さんの溢れる好奇心と博覧強記ぶりを再認識するものとなりました。

 終わったら、喬太郎さんは上野鈴本に駆けつけて、昼の部のトリ。さらに夜には、扇辰さんとのネタおろしの会があるという、忙しさ。口唇ヘルペスも、すぐには治らないんでは?と思っちゃうよ。

 北村さんの新刊にサインをもらいましたです。

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2019.10.04

旅のあと

10月4日(金)

昨日、13時30分頃に成田空港着。14時30分発のリムジンバスに乗って、帰宅は17時くらいだったかな。この時間に帰ると、洗濯できてゆっくりゴハンも食べられて、楽だわー。さて、一応、旅を振り返っておきます。

……………………………

9月27日(金)早朝出発。ヘルシンキで乗り継いでミュンヘンのホテルに着いたのは、現地時間19時頃だったかな。疲れてバタンキュー。やっぱり長時間移動はだんだん辛くなってくる。

9月28日(土)メインは午後14時15分集合の、オクトーバーフェストに参加すること。それまではマリエン広場のあれこれを見て歩く。ちょうどフラウエン教会とペーター教会はどちらもミサの最中。静かにそれを見学して、後からもう一度行ってみた。

オクトーバーフェストは、ほんとに壮大なお祭りなんだなー、と実感。朝早くから、色んな所で民族衣装の人たち(の集団)を見かけたし、フェスト会場の近くでは酔いつぶれてる人も見たよ。まだ昼過ぎなのに。14のテントがあるそうで、広大!  会場と集合場所のテントの入り口、どちらでも荷物チェックがあった。でも、そんなに厳しくはないみたい(水を没収されたけど、それは中で買えということかな)。

日本語アシスタントつきの現地ツアーで、総勢14人。意外にも、日本からの人よりも、ドイツ内外に赴任中とか、香港から中欧旅行の途中とかという人が多かった。日本からだと、日本発着のツアーが多いのかもね。

9月30日(日)ザルツブルクへ。この日から4日間使えるジャーマンレイルパスを購入してたので、そのパスと、あとはドイツ鉄道(DB)のアプリが頼り。ザルツブルクへはオーストリア鉄道の車両で行ったけど、パスは使えるのです。

駅ナカでザルツブルクカードを買って、これでモーツァルトハウスなどの入場券やケーブルカー、バスなどの乗り物も自由なので、気楽。しかしこの日は快晴で日に焼けました。

10月1日(月) 朝イチで、ホテルの近くにある、ミュンヘン一揆などなどヒトラーゆかり(?)のビアハウスの跡地へ。今はミュンヘン・フィルや、図書館などが入る文化施設「ガスタイク」になっている。それから10時マリエン広場集合で「ダッハウ収容所」への現地ツアーに。電車とバスを使っての移動で、総勢30人くらい。これで3つ目の強制収容所だけど、どれも英語ツアーだから、中身はあまりよくわかってません。

15時30分くらいに電車内で解散して、荷物を引き取ったあと、ミュンヘン中央駅へ。ここからICEでフランクフルトへ移動。大きなスーツケースがあるので、車両の荷物置き場の近くの席をアプリから指定で取っていた(座席指定料、1席4.5ユーロ)。

フランクフルトでは、話のタネになるかと、東横インに宿泊!

10月2日(火)ひたすら鉄道パスでの旅。行き先をどこにするかけっこう迷ったけど、エアフルト〜ワイマールあたりに決めた。このエアフルトがとても歩きやすい街で気に入ったわー。ここでもオクトーバーフェストをやってた。ここで時間を使って、ワイマールには到達できずフランクフルトに戻っちゃった。夕食は東横インで、しゃぶしゃぶを食べたぞー。

10月3日(水)空港へ17時半くらいには行きたいので、それまでに回れる所、ということで、イトシュタインという木組みの家が可愛い小さな街を歩いて、その後マインツへ。ここの聖シュテファン教会にはシャガールのステンドグラスがあるので、それを見て、フランクフルトに戻った。

いろいろ順調だったのに、最後に空港で、JALが発着する第2ターミナルへのシャトルがなく(!なんで?)、ぎゅーぎゅーのバスで移動。やっぱりルフトハンザと同じスターアライアンスじゃないと冷遇されるのかーい。ハイ、お疲れ様でした。

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2019.09.29

旅の空

9月27日(金)の朝、成田を出発しまして、ヘルシンキ経由でミュンヘンまで。ANAなら直行便があるのにねぇ。

1日目は移動だけでヘトヘト。空港からホテルまで電車で行くつもりだったけど、荷物持っての移動が億劫になってタクシーにしちゃった。旅の始まりから無理しないぞ、と。

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↑27日の朝焼け。朝4時過ぎに目が覚めちゃったから、めったに見ない朝焼けが見られました。

 

飛行機では、それほど見たい映画もなくて、ふと窓の外を見たら、えっ、これは何⁉︎と目を疑っちゃった。ちょうどシベリア上空あたりで、永久凍土ですか?

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今回のミュンヘン行きの最大の目的は、オクトーバーフェストに行くこと、でした。28日、さっそくそれが叶えられて、よかったー。

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現地ツアーで予約したテント。2階席。圧巻の賑わいでした。

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2019.09.25

気に入ってる器から欠ける、という法則

9月25日(水)

 今年の3月末をもってリタイアした夫、なんだかんだで5月の連休明けあたりから、呑気な「毎日が日曜」状態。となれば、私は出来るだけ出かけるようにしてるんだけど……(笑)。

 少しずつ家事もやってて、特に食事の片付けは完全にお任せ!    でもねー。洗う時にすっごくガチャガチャ音を立てるのが気になって気になって(食洗機はありません)。むかし、息子にいろいろやらせてた時と同じで、「ダメじゃない!」と言ってはいけない、と思って、やんわり注意してたんだけどねー。気がつくと、お気に入りナンバー1の湯呑みが欠け、その後ナンバー2も欠けましたです。割れるんじゃなくて欠ける(泣)。

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↑ナンバー2。

 どちらも九段の「暮らしのうつわ 花田」で気に入って買った物なんだけどなー。引き出物とか、いつから使ってるかわかんないようなのは決して割れたりしないのはナゼ?   何か法則があるのかなあ。

 というわけで、気候もよくなってきたことだし、また花田さんを覗いてみようっと。

 

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2019.09.22

現代版・桜姫、もう一回見たかったな

9月14日(土)  「桜姫  燃焦旋律隊殺於焼跡(もえてこがれて ばんどごろし)」18:00〜   於・吉祥寺シアター

(阿佐ヶ谷スパイダース公演)

作・演出/長塚圭史   原作/四代目鶴屋南北『桜姫東文章』   音楽/荻野清子   出演/中村まこと(岩井清玄)、伊達暁(権助)、中山祐一朗(三月)、村岡希美(長浦)、藤間爽子(吉田)、長塚圭史(ドブ川の頭/勘六)ほか

この作品は、10年前コクーン歌舞伎の現代版・桜姫のために書かれたたものの日の目を見ず、今回、劇団2本目の芝居として上演されることになった。まずはめでたい。完成した台本をナシにしてまた新たに作る(設定を、戦後の焼跡から南米にする!)って、どんだけ大変なことだったでしょう。しかも、書いてる本人は前からの予定通りイギリスに留学して、そこで、だからね。いやはや、おそろしや。

 都合で元々チケットを持ってたマチネを見られず(劇団先行の初日に取ったから、センターのいい席だったのだが)、同じ日のソワレを取り直した。ほぼ正方形のような舞台(所作台くらいの高さしかない)の左右に作られた席がRAとLAで、その右側2列目から。ものすごく近い!   この感じは、コクーン歌舞伎の平土間も少し思い起こさせるものがあったわね。

 戦後の焼跡編、という情報は入ってたけど、舞台美術や衣装など、特にはそれを想起させず、見た目はとてもシンプル。が、この舞台、あちこち小さな穴があいて人も出入りできる。スッポンとかセリの感じもあるかなぁ。それと後方部分の使い方とか、楽隊は2階3階部分を使うとか、空間をとても生かした作りになっていて、神出鬼没の感もある。

(そういえば、終盤に、後ろの壁が開いて外の風景が見えたんだけど、これもコクーンっぽかった。これ、正面で見たかったよ)

  阿佐スパというユニットではなくて、劇団になって2年目。ベテランと若手がうまく噛み合ってる気がした。……というか、個人的には、中村まこと、伊達暁、中山祐一朗の3人だけが舞台上にいる、とか、好みすぎる‼︎  そしてそこに村岡希美も加わるんですもん。みんな一癖二癖どころじゃないぞ。

 桜姫、ではなく吉田を演じる藤間爽子には、硬質な美しさを感じて、ストーリーとの齟齬こそ魅力などと思ってしまた。変に「異形感」があっていわく言いがたい。

 楽隊の奏でるメロディだけではなく、風雨の音などの効果音も、全てナマ。あえてそんなサブタイトルがついてる理由は、ラストを乞うご期待、だな。

 もう一回見たいな、と思いつつ、この週末は元気が出ず、このあと唯一オフの火曜日は休演日だから、もはやチャンスはない。ま、仕方ないんだけど。

 

 

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