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2004.09.08

「大工調べ」の与太郎は

私は落語を聞くのに理屈とも批評とも無縁で、ただ心地よく聞いていたい。でも、そうではあるが、ちょこっと心にひっかかるトゲがある場合もあって、確か5月の「池袋長講」の時も、そんな何かがあったのに何だったっけと、自分の記憶力の危うさを、またしても思い知ることになってしまった。

でも、当時のネタ帳(ファンサイト内)を見るまでもなく思い出せてよかった! 「大工調べ」の与太郎に違和感があったんだ。勿論見せ場(聞かせどころ)は棟梁の啖呵だろうけど、発端は与太郎。その与太郎があまりにも「与太郎」すぎて、とても仕事ができるとは思えない。大家さんに毒づくところなんかは、まんま与太郎でいいんだろうけど、でも、これじゃああんまりなんでは、と少し引いてしまったのだ。

フルバージョンの「大工調べ」は志ん朝さんのCDと、志らくさんのCD(猛スピードなんだ、これが)でしか聞いたことがないかも。それだって随分前のことだから、誰かの噺と比べて、ということではなくて、単に噺の流れの中で、そう感じたのだと思う。この与太郎は私の中ではテーマだな、とその時思ったことも今思い出した。

でも、それ以来、聴く機会に恵まれていない。

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