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2004.12.06

お久しぶりです「古典とわたし」

12月6日(月) 「古典とわたし」 19:00~ 於・紀伊國屋サザンシアター

春風亭昇太さんが二ツ目時代からやっているという「古典とわたし」。一時よく見に行っていたのだけれど、最近はとんとご無沙汰。ティルトから先行予約のハガキが来たので、15日のSWAクリエイティブツアーと一緒に予約! と思ったら、SWAの方は2時間で売り切れたそうで買えず。「古典とわたし」もいつものように満員。

♪立川談春「六尺棒」
♪昇太「替り目」「時そば」(上方の「時うどん」を蕎麦に変えた噺)・・・仲入り・・・「宿屋の富」

昇太さんが久しぶり、という以上に、談春さんはほんとに長らく聴いていなかった。相変わらずカッコイイ高座姿である。昇太、談志と一緒になった落語会での楽屋の話をマクラに、「六尺棒」へ。ネタ的にもおとなしめ、なのか、わりと淡々と進んだような気がする。以前、たい平さんが出演したとき、ネタが何だったか忘れたけれど、ドカンドカンという受け方で、それに対して、昇太さんも相当熱が入った高座だったことを思うと、今日の「古典とわたし」を象徴するような温度の低さ、だったかな? (って、並べて比べちゃいけないか)

昇太さんは「替り目」が終わったあと、高座の上で着替え(着物+羽織→別の着物+袴)。最近はこういうのも、よくやっているんだろうか。替り目の酔っぱらいといい、時そばのドジな弟分といい、はちゃめちゃな人間の「愛すべき稚気」をやらせるとほんとにうまい。でも、そういう部分部分の笑いが、大きく広がっていかない気がした。「宿屋の富」もまたしかり。手堅く(昇太さん的に)面白いんだけど、それだけって感じかなあ。
もしかしたら、本人の意識がいまは新作に向いているのかもしれない。彼自身がすっごく面白がって喋らないと、彼の古典でなくなってしまうような・・・。
このことは、来年は「古典とわたし」の回数(頻度)を減らす、ということから、逆に考えたことでもあるのだけれど。

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