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2004.12.14

↓こんな位置で見ました(京都南座・夜の部 その2)

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♪「梶原平三誉石切」 
♪口上
♪「隅田川」 
♪「助六由縁江戸桜」

♪東京での海老蔵襲名興行熱にはまったく乗らなかったというのに、ここにきて京都に行こうとは! まあ、やっぱりチャンス、と思ったこともあるし、「助六」と口上が同時に見られて、揚巻が菊之助・・・と、条件が揃ったもので。仕上げに、某カード会社のチケットセンターへの電話がうまく繋がったというのもある。やみくもに「2枚!!」と叫んで同行者を探したら、「助六フリーク」の同僚が素早く手を挙げたので、示し合わせて会社を休んだのであった。

♪口上の幕が上がると、ずらり並んだお歴々は壮観。雀右衛門が進行役(? 何というのでしょう)で、彼だけがずっと顔を上げているのか! パリ公演では菊之助のフランス語の口上がたいそう評判だったようだけれど、さすがに日本でそんなことはしてくれない。中では案の定、左團次が「何を仰いますやら」的な発言を。
最後の「にらみ」は、意外とあっけなかったような・・・これは2階席から観ていたから、でもあると思う。

各演目の間に休憩が20~30分入ったから、気持ちの切り替えはできるとはいえ、「隅田川」ではウキウキ感に水を差すんでは? 照明もくら~いし、だいたいストーリーが・・・。斑女の前を鴈治郎が演じたが、我が子の死を知って泣くところ、あまりに「生(なま)」な感じ。ほっんとにこういう話は苦手である。どうしておめでたい襲名興行にこの演目が入っているのか。助六で一気にはじけろ、とでも?

さて、その助六。歌舞伎座でも観た友人が言うには、東京ほどの熱さが観客席にないのでは、とのこと。それには劇場の規模や、土地柄など、いろんな要素があるんだろうか。とはいえ、比較の問題であって、始まる前からの昂揚は勿論! ・・・そして、美しい!! いや揚巻の美しさは予想通りだけれど、助六の美しさは全く予想以上。しばし腑抜け状態なのでありました。(以下、後日)

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