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2005.02.18

「野崎村」、両花道をたっぷり見たかった

2月17日(木) 「二月大歌舞伎 夜の部」幕見 18:20~ 於・歌舞伎座

「野崎村」 芝翫(お光)、富十郎(久作)、鴈治郎(久松)、雀右衛門(お染)、田之助(お常)、吉之丞(およし)

これ以上ないほどの豪華なキャストによる「野崎村」。唯一、仕事帰りに寄れる(かつ帰宅後にご飯も作れる)時間に、この「野崎村」が上演されるなんて、ほんとにラッキーである。と言っても、なかなかチャンスがなくて、今日こそと家から双眼鏡を持って来たら、熱意が通じたのか仕事も早じまいできて、すっとんで行ったのだった。

とにかく、出だしからお光の可愛らしさに目が釘付け。ほんとにしぐさのひとつひとつが、久松と結婚できる喜びにあふれている。余裕の芸とも言える? 若者にはこれは無理でしょう。折角、双眼鏡も持参したのだからと、大根を切るところを覗いたのだが、きれいに薄~く輪切りにしていた。そこから千六本のように切るのである。
そして、富十郎の父・久作。情に溢れているし、歯切れ良い台詞と合わせて、すっかり感心してしまった。この二人は今まで見た中で(って、それほど見てないけど)、一番良かった。
そして最近は、こういう芝居での「重石」のような存在感に注目してしまう田之助も、さすがの芸達者ぶり。

今回は駕籠と舟での出立の、別れの場面よりも、前半に集中しそして堪能したような気がする。ラストは、折角の両花道がほとんど見えないから、義太夫の調べで我慢するしかないんだもん。時間(とお金)があれば、もっといい席で見てみたいものである。一等席をシェアするってできないかしらん。

ちなみに、この幕見は「歌舞伎モバイル」割引利用・・・全く変なところで締まり屋だよね。

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