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2005.03.20

懐かしの国立劇場にて

3月20日(日・祝) 「本朝廿四孝」 12:00~ 於・国立劇場大劇場

休みの日に会社の近くにいくのはいかがなものか、と思いつつ、出撃! 実は国立劇場の歌舞伎には思い入れがあったりするのだ。というのもその昔、国立劇場開場20周年記念に3ヶ月通しで「忠臣蔵」を上演したときに、「歌舞伎にも暫く行けないから」と大きなお腹を抱えて通ったのである。事実、その後ずっと、歌舞伎からは遠ざかって幾星霜・・・あのときの子が18歳だもん。わが歌舞伎復活まで、この年月。苦労したんだよぉ(あ、話が違う)。

「武田信玄館勝頼切腹の場」
「道行似合の女夫丸」
「長尾謙信館十種香の場」
「同 奥庭狐火の場」

時蔵(八重垣姫)、孝太郎(濡衣)、愛之助(勝頼)、右之助(常盤井)、男女蔵(上使村上/白須賀六郎)ほか

国立劇場の良さの一つは、通し狂言をじっくり見られる、ということだろう。地味な演目や、どんなの?というのも多いけれど、今回は狙い目のような気がした。・・・いや、愛之助さんが出てなければ、見に行ったかどうかはわかりませんが。その愛之助さんは、相変わらずひたむきさが光る、という印象。勝頼も初役とのことで、どうも序幕の切腹する勝頼(として育てられた板垣兵部の子)のイメージのまま、ずっとという感もあり。孝太郎さんの濡衣は「十種香」の場がとてもよかったと思う。ちょっと引いたような役が似合う?
で、三姫のひとつ八重垣姫。純粋なお姫さまなんだけど(だからこそ)、目の前にいるのが本物の勝頼と知ったときの嬉しさや恥じらいが可愛かったなぁ。
右之助さんは、1月の「毛谷村」でも後室お幸役がけっこう好きだったんだけど、やっぱりこういう役をするときの、なんともいえない情とか気品がとても好きだとあらためて思った。

演目にちなんで、ロビーでは信州の名産品なども売られていた。が、本日は何も買ってません<緊縮財政

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