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2005.05.15

今日は人形に注目! の「冥途の飛脚」

5月14日(土) 「文楽公演 第1部(途中から)」 13:25~ 於・国立劇場小劇場

(「近江源氏先陣館」)
冥途の飛脚 」 淡路町の段、封印切の段、道行相合かご
 竹本津駒大夫、竹本綱大夫/鶴澤寛治、鶴澤清二郎 ほか
 玉男・亀屋忠兵衛、 簑助・遊女梅川、桐竹勘十郎・忠兵衛(道行) ほか

先週来の疲れが「鷺娘」「研辰」で吹っ飛んだ、と思ったのはやはり一時的なものでした・・・。11時開演の文楽に間に合うように家を出るのが叶わず、劇場に電話して時間を尋ねた上で、「冥途の飛脚」のみ見ることに決定。そう決まると、余裕ができて晩ご飯のシチューを作ったりした結果、やっぱりギリギリじゃん(=ただのアホ)。

前回、文楽を見たときには、ひたすら住大夫さん! という感じだったと思うのだが、今回は人形の動きにいちいち反応してしまった。
強く印象に残っているのは、遊女梅川=簑助。八右衛門が忠兵衛をあしざまに言うのを2階で聞いて身体を震わせ泣く姿をはじめ、情感のこまやかさに引きこまれた。また、忠兵衛がお屋敷への三百両を手に家を出たものの、梅川のもとへ行こうかどうしようか、さんざん迷う場面なども、やはり人形ならでは、だなあと思う。同じことを役者がやったなら、コミカルなだけで終わるに違いない。

何度も見ていると、大夫さんの好き嫌いなども出てくるのだろうか。今日は義太夫/三味線には、それほどの感慨を持てなかったかもしれない・・・単に、「見る」のと「聞く」のが同時に同じ比重でできないだけ?

終演後は、なんと現金を殆ど持って出なかったことに気がついて、勝手知ったる半蔵門界隈(?)、麹町まで戻ってお金をおろし、一元屋の「きんつば」を買った後、また半蔵門駅から日本橋へ向かったのであった。夜は落語なのでした!


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コメント

「冥土の飛脚」は13日にみました。
義太夫・三味線が気にならないように(!?)できるだけ人形に集中していました。玉男の忠兵衛が美しく表現されているのに引き込まれました。席が右前の方だったので、梅川より忠兵衛に目がいったのかもしれません。

投稿: タンゴ | 2005.05.16 21:55

今月は第1部が人気なんですってね。玉男さんご出演だから。
ところで文楽は、歌舞伎(座)と違って客席に気が散る要素が少なくて
とても集中して観ることができます。

投稿: きびだんご | 2005.05.17 23:05

こんにちは〜
偶然にも、わたしも国立に行っておりました。
なんと、1部の「近江源氏先陣館」がよかったんですよ。
玉男・簑助のゴールデンペアも健在でしたが。

投稿: くり | 2005.05.20 01:38

くりさま
あらっ。お着物でいらしたのでしょうか。
歌舞伎や文楽には「ハレの日」の感じで行きたいのに、
遅れずに行くのすら難しいという有り様・・・。グスン。

投稿: きびだんご | 2005.05.21 01:19

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