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2005.05.09

能で季節を楽しむ

5月8日(日) 「観世九皐会 五月定例会」 13:00~ 於・矢来能楽堂

「杜若」 シテ弘田裕一 ワキ舘田善博
狂言「鴈礫」 善竹十郎、善竹富太郎、野島伸仁
仕舞「養老」「草子洗小町」「善知鳥」
「大江山」 シテ駒瀬直也 ワキ森常好 ワキツレ舘田善博 アイ善竹十郎・善竹大二郎

今日も今日とて、ぎりぎり遅刻寸前。牛込神楽坂の駅から5分くらいで坂をかけのぼった。こんなのって、そもそも能を見るのに相応しくないぞ。

「杜若」は題からして、この季節にピッタリ。例の業平の歌「からころも きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞおもう」が謡われる。シテは杜若の精なのである。面がとても気品があって、好きだなあ。帰宅後調べたところ、「孫次郎」という面なんだって*(追記)。そして、シテは中入りで橋掛かりから引っ込むのではなくて、舞台上で衣裳を替える(ちょうど歌舞伎で、客に背を向けて座ると「いないもの」になるのと同様)。ゆえに、アイ狂言はナシ。後シテが身につける装束は、業平菱の長絹に、杜若の縫箔だが、杜若だよね?というくらいにしか見えない(長絹が隠してる)のがまた風情? お囃子のことは全く分からないけど、小鼓がボンヤリした音で、大鼓は時としてうるさかった気がする。

「鴈礫」はほんと大笑いした。善竹十郎さんが、いいキャラクター!!

「大江山」は言わずと知れた鬼退治の話。源頼光以下、山伏姿の人が6人も出てくるし、アイ狂言も2人でストーリー性充分。そして後半の退治の場面なども、組み合ったりして、イメージよりもずいぶん派手な能、と感じたのでした。とはいえ、前半ちょこっとzzz(苦笑)。

【追記】面が孫次郎というのは、違うみたい。金剛流だと孫次郎のようですが、観世流なので。面や装束の写真を撮らせてほしいなぁ。そういえば事前にレクチャーの会があったっけか?

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