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2005.07.24

「十二夜」・・・祝祭の終わり

7月24日(日) 「NINAGAWA 十二夜」 11:00~ 於・歌舞伎座

  3回目、一人でノンビリでもあるし、一番リラックスして歌舞伎座の3階席に座る。ここまで3階B→一等席(2階、けっこう2階が好き)→3階A。なぜか全部、舞台上手側ばかりではあるが。3回目であっても、やはり幕開きの場面は新鮮! チェンバロと、小鼓2、大鼓、そして聖歌隊(?)ちょっと天正の少年使節のイメージがある、と7日に見たとき思ったんだけど、やはりそう思えてしまうのは、ひたすら衣裳のせいでしょう。でも、時代は違うんだと思う。そして、随所に「あれ、前とは変えたでしょ?」という部分がある。いや、1週間前のことを覚えてないだけ、というわけではないはず。

 たとえば、場面転換のとき、こんなに暗くしてなかったでしょ、とか。特に序幕、大篠左大臣が退場する時など。また、以前違和感があると書いた、松緑の「安藤英竹」はパワーダウン・・・普通っぽくなっていた。え、慣れただけ?? 消えたギャグあり、新しく入ったのあり。こんな風に変わっていくんだ、と思うと、妙に感慨深い。

  そして、見るごとに「古典チーム(笑)」の信二郎-時蔵の評価が高くなっていく。ゆっくりした台詞回しで、それぞれの恋心の情感が、ほどよい感じ。これがしっかりしていることは、たぶんとても重要なのだと思う。菊之助演じる獅子丸も、その流れの中で、きちんと言葉が伝わってくる(笑いを取るところもあるが)。

  毎日見ても飽きない・・・かもしれないけれど、おそらくこれでおしまい。いくらなんでも楽日に朝早くから当日券を求めて並ぶ根性はない(だいたい、チケット代稼ぎに精を出さねば、だし)。季節はずれの「菊まつり」は終わった、と、なんだかしみじみ寂しい。

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