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2005.07.07

花の初日「十二夜」に満足うっとり~

7月7日(木) 「NINAGAWA 十二夜」 11:00~ 於・歌舞伎座

作/シェイクスピア 訳/小田島雄志 脚本/今井豊茂 演出/蜷川幸雄 装置/金井雄一郎

キャスト/菊之助(主膳之助・獅子丸実は琵琶姫)、菊五郎(丸尾坊太夫・捨助)、左團次(左大弁洞院鐘道)、亀治郎(麻阿) ほか

  ちょっと働き過ぎに思われる蜷川幸雄さんが、歌舞伎を初めて演出、ということで話題の「十二夜」。しかもシェイクスピアの翻案ゆえにどうかなと思いつつも、今年は菊之助くん!と誓ったからには(笑)、行きましたとも! ああ、信じてよかった。幕開きから、ほんとに綺麗な舞台でうっとり。

  やっぱり舞台装置の美しさは重要だとつくづく。コクーンの「桜姫」に対してはこの部分で不満が残ったわけだし。幕があくと「おおっ」という世界が広がって、どうかな?と思っていた人たち(私だけではないと思う)も、あっという間に取り込まれたのではないだろうか。

  そして、出演者みな、台詞がちゃんと入っていることにかえって驚いた。左團次さんなどは、あまりの台詞の量に辞退しようかと思った、と筋書にはあるが、とりあえず無事に進行。やはり「言葉遊び」的な部分は、重要だし。そういえば、従来の歌舞伎の中にも言葉遊びはあるわけで、シェイクスピアをやるといっても、そう突飛なことではないのかもしれない。

  役者さんもベテランから若手まで、バランスの取れたよい配役なのでは。時蔵さんの織笛姫は、最初どうなの?と思いもしたが、「本朝廿四孝」の八重垣姫のイメージ、と思い当たってからは納得。亀治郎さんがとてもよかった。松也くんはもう少し台詞があっても・・・。欲目ですが。勿論、菊之助、菊五郎親子にも満足満足。次回には、もう少しいい席で見る予定だから、また楽しみ。

  久しぶりの歌舞伎座ゆえ、「前のめり」「お喋り&ビニール袋のがしゃがしゃ音」「赤ちゃんのぐずり声」と、各幕ごとに体験して、この点ではちょっと疲れ気味。赤ちゃんは幕見席にいたようですが。

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