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2005.09.20

老優追っかけ・映画編

9月20日(火) 「歌舞伎役者 片岡仁左衛門 【人と芸の巻】中・下」 15:30~、17:30~ 於・ポレポレ東中野

 12日に「人と芸の巻」の上を見たから、ぜひとも続きを見たかったのである。5時半の回なら他の日でも見にいけるかもしれないが、3時半というのはツライ、今日しかない・・・というわけで、歌舞伎座の弥次喜多をパスした理由はこれなのでした。

 ほんとに、スクリーンに素顔が大写しになるたびに、素敵だなぁと思ってしまう。86歳から88歳ころなのだけれど、ひたすらカッコイイ!

 もともと長尺ものだからかもしれないが、中巻は、(個人的に?)中だるみ感があった。というか、上中下で見られる出し物のうち、唯一、中巻の「菅原伝授手習鑑 学問所」だけ、コックリしてしまった。

 芸談を聞いていると、ほんとに歌舞伎役者というのは、40や50では「まだまだ」なんだろうな、と思ってしまうくらい。そして80も過ぎれば、「過去の積み重ねの引き出し」から演じるのかと思いきや、そうではなくて、その度にたくさんの資料を検討するなど、どんどん新しくしていくのである! また、写真集の発売にからめての話で「どんな場面、どんな角度から撮られても絵になるようでなければ、立ち役は務まらない」や、「1時間の出であっても5分の出であっても、その役になる作業は同じ。若い時にはそういうことに気がついていなかった」などなど、どれもこれも興味深いものだった。

 また、下では、妻と娘・3人の息子(三男五女)が、仁左衛門を語っていて、なんだかジーンとしてしまうくらいだった。「役者は舞台がいのち」とも仰っていたが、視力を失い、脳梗塞を患ったりしながらも、舞台に立ち続けた「壮絶」で「幸福」な人生ゆえの、あの美しいお顔なのだろうか。

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