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2005年11月

2005.11.29

詩を耳で聴くことの快楽

11月28日 「はせみつこパフォーマンス2005」 19:00~ 於・シアターX(カイ)

第1部「にほんごのせんぞがえり」 一人称、文法、昔話、枕ことば、歌舞伎、俳句・川柳、ことわざ 第2部「にほんごのちゅうがえり」 現代詩(中江俊夫、織田道代、平田敏子、まど・みちお)、こどもの詩(「おひさまのかけら」より)、アドリブ(谷川俊太郎など)

 9日付けで、ちょっと書いていたステージに、実際に行ってきた。前回見たのも同じシアターXだったと思うけど、いったい何年前のことやら。あの時もたしか「ういろう売り」は聞いたはず。舞台上にスクリーンはあったけれど、映るのはイメージ的なものだけ。以前、ストーリーに沿った画像が入るものもあったと記憶しているので、「耳から」にこだわってるのかな、とも思う。経緯を知らないのではあるが。

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2005.11.25

忙中閑アリ、落語DAY

11月25日(金) 「スケすけイチバ」 18:30~ 於・池袋演芸場

玉の輔・宮戸川、市馬・淀五郎--仲入り--蔵之助・火男そば、玉の輔・唖の釣

 祝日も土曜日も働くんだもん、と言ってるその舌の根もかわかぬうちに、池袋演芸場へ出撃なり。平日は休みだったりするんだな~(笑)。途中の友人宅でお喋りをしていたもので、ちょっと遅くなり、着いたらば玉の輔さんの出囃子が鳴り終わるところだった。ちょうど出入り口の近くの補助椅子が空いていたので、まっいいかとそこに腰掛け、結局最後まで移動しなかった。今日はもちろん、市馬さんの「淀五郎」を聴きたくて出かけたわけで・・・。

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2005.11.23

昼も夜も働いてますぅ・・・言い訳?

Dsc00475  本日は祝日ではありますが仕事に行ってました。土曜も仕事です。内職もあるぞ。・・・「遊び歩いてばっかじゃないよ」と、時々はアピールしておかなくっちゃね。なかなか上手に時間が使えないけど、メリハリのある生活をしたいなぁ、と。

 ←そんな、日々「右往左往」の私の、癒しのモトがこれ。CDプレーヤーです(ラジオも聞けるけど)。台所に置いたり、夜なべ仕事のBGMに使ったり、可愛いでしょう。今は、ヨーヨー・マでタンゴを聞いてます。まあ、目下の「オモチャ」というわけね。しかし、これを見ていて、その昔「マイ・ファースト・ソニー」という、お子ちゃま向けのシリーズで、カセットデッキ(マイク付き!)を買ったことを突然思い出した。こういうタテ型が基本的に好きなのかしらん。負けるなソニー(笑)。

 

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2005.11.21

2階1列で、児雷也を堪能

11月20日(日) 「通し狂言 児雷也豪傑譚話」 16:00~ 於・新橋演舞場

発端/都・鞍馬山山中の場 序幕/肥後国阿蘇山中の場、同 谷底術譲りの場、相模国鶴岡八幡社頭の場、藤橋だんまりの場 第二幕/八鎌鹿六屋敷の場、月影館奥殿の場 大詰/箱根熊手屋玄関先の場、同 離れ座敷の場、箱根山山中地獄谷の場

出演/菊五郎、菊之助、松緑、亀治郎、團蔵、松助、松也 ほか

 3月の初めに南座で見てから、東京での上演を楽しみにしていた。その間に7月の「十二夜」があったし、今年は菊五郎劇団の新しい試みを存分に楽しんだ、ということなんだな。気構え充分につき、がんばって電話をかけて、私にとってのベスト・ポジション=2階の最前列を確保・・・なのになのに、5分の遅刻 <(_ _)> 演舞場の入り口でチケットを切ってもらってエスカレーターに向かって走っていたとき、ふと感じた視線の主は・・・富士純子さま(*もとい、富司純子さま。ご指摘ありがとう。ますます睨まれそうでござります)でありました。ひぇ~、ごめんなさい。まあ通路際の席だったので、他の人にそれほど迷惑はかけなかった、と思うんだけど。

 以下、とりとめのない感想です(主に3月と比べての印象など)。

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2005.11.19

鶴川から向かった先は、鈴本演芸場

11月18日(金) 「市馬落語集」 18:00~ 於・鈴本演芸場

Dsc00473 開口一番(市朗・道灌)、歌彦・牛ほめ、市馬五目講釈、特別ゲスト(歌謡声帯模写・白山雅一)--仲入り--紙切り(二楽)、市馬百川

 少し風は冷たいけれど、すっきり晴れたので・・・。10時半ごろに家を出て、まず鶴川は武相荘=旧白洲邸を訪ねたのち、上野広小路へ行くという、なんだか東京を西へ東への一日となった。武相荘レポートは、いずれ機会があれば書くことにして、満員札止め大盛況の「市馬落語集」を。

 画像は本日の紙切り。お題は「権太楼師匠と市馬師匠が紅葉狩りをしてるところ」。なぜ3人なのかと言えば、二楽さん曰く「円歌師匠も入れときました」。私が注文したわけではなくて、後でどうしたことか貰ってしまったのでした。

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2005.11.17

ほろ苦いよ、「パートタイマー・秋子」

11月16日(水) 「パートタイマー・秋子」(劇団青年座) 18:30~ 於・本多劇場

Dsc00471 作/永井愛 演出/黒岩亮 キャスト/高畑淳子(秋子)、山本龍二(貫井)、横堀悦夫(恩田店長)、藤夏子(小笠原)、森塚敏(もと八百久)ほか

 画像は公演パンフレットの表紙。チラシも同一の、舞台となるスーパー「フレッシュかねだ」の広告チラシふうデザインである。よく見ると、主役の高畑淳子の写真の横には、「防シワ加工」「有名ブランド」なんて文字も、見える。永井愛の脚本、というだけでなく、このチラシにも誘われてしまった。今回は再演であるが、初演時にもやはり「スーパーのチラシ」を模したものだったようだ(パンフの表4に載っている)。さて物語は、「フレッシュかねだ」の事務所で、パートに採用されたばかりの秋子が、挨拶の練習を繰り返しているシーンから始まる。

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2005.11.14

なぜか行っちゃう本能寺

11月14日(月) 「通し狂言 絵本太功記」 12:00~ 於・国立劇場大劇場

序幕/二条城配膳の場(6月1日)、本能寺の場(2日) 2幕目/妙心寺の場(6日) 3幕目/大物浦瓜献上の場(9日) 大詰/尼ヶ崎閑居の場(10日)

出演/橋之助(武智光秀)、魁春(十次郎)、芝翫(真柴久吉)、吉之丞(皐月)、我當(尾田春長) 孝太郎(森蘭丸/初菊)ほか

 時間に余裕があれば、できるだけ通し狂言を見ておきたいなと思っている昨今なので、今月も行ってきました。月曜昼からたっぷり4時間余、というのは結構疲れるんだけどね・・・って、仕事を減らした分、こんなことばっかりしているワタクシ(^_^;) タイトルにはさして意味はないが、京都の町をフラフラしてると、なぜか必ず本能寺に行ってしまう困った現象があるので、今日の演目にちなんで(?) まあ、現在の本能寺は、あの歴史的な場所ではないのだけれど。

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2005.11.13

女優2人だけの舞台

11月13日(日) 「メアリー・ステュアート」 14:00~ 於・パルコ劇場

作/ダーチャ・マライーニ 演出/宮本亜門 出演/原田美枝子(イングランド女王エリザベス/メアリーの乳母ケネディ)・南果歩(スコットランド女王メアリー/エリザベスの侍女ナニー)

 実はこれが、11月4日付けの記事で触れたうっかりチケット事件のお芝居。取り直したらばZ列とのことで、それって最後列かい、と思いきや、前から3列目(の上手側)でありました。おお「劇場の神様(笑)」が微笑んだの? ちょっと見えづらいシーンもあったけど(ラスト近くで)、でも前の方で見られてよかった。

 2人の女優しか登場しない、ということだけは予めわかっていた。しかも、スコットランドの女王メアリーと、イングランドの女王エリザベス、及び互いの召使いとしての2役で。それって、どんなふうに?と興味津々

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2005.11.12

仁左衛門直実がよかった!

11月11日(金) 「吉例顔見世大歌舞伎・昼の部」 11:00~ 於・歌舞伎座

息子」 染五郎、信二郎、歌六 「熊谷陣屋」 仁左衛門(熊谷直実)、雀右衛門(相模)、梅玉(義経)ほか 「雨の五郎」「うかれ坊主」 吉右衛門、富十郎 「文七元結」 幸四郎(長兵衛)、染五郎(文七)、段四郎(和泉屋清兵衛)ほか

 今日は「熊谷陣屋」を見に行ったようなものだなぁ、と思う。配役からいっても一番の楽しみだったのは勿論だが、久しぶりに時代物の醍醐味を味わったような気分。雀右衛門丈も、先月途中休演されていたのが嘘のようにお元気で嬉しい。舞台の上のピンとした空気が最後まで途切れず、それぞれのシーンが美しかった。

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2005.11.09

「子ども劇場」と、はせみつこさん

 小さい子どもがいたりすると「子ども劇場」とか「親子劇場」というのを耳にする機会があるだろう。会員になると、毎月幾らかずつお金を払って(積み立てて)、数ヶ月に1回、地元のホールなどで観劇をする。何を見るか、という選定も行うし、「民主的」なサークル活動、という感じ?

 私も一瞬、入っていたことがある。長続きしなかったのは、「子ども向け」のお芝居を見るのが苦痛だったから、かな。全くワガママなことで、子どもが喜ぶかどうかは二の次であった。とはいえ、収穫も勿論あって、それが「ことばのパフォーマー」はせみつこさんとの出合いである。アラマ先生の歌は今でも歌えるぞ。あいうえおの「五十音図」は勉強のもの、と思っていたら、それで遊んじゃうし、「アイウエオ体操」なんてのもあったな。

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2005.11.06

都内某所で至福の一杯

11月5日(土 ) 幸せになるのは簡単だね

 穏やかな小春日和の土曜日、ほんらいなら別の記事(都内散策)が書けるはずだったが、とある事情により延期。んじゃあ、ということで(?)、飲みに行っちゃいました。

 私鉄駅(*注)のガード下にある居酒屋は、おやじさんが一人で切り盛りしているらしい。店は年季の入った作りで、お酒は一種類のみ(原酒)。このお酒がとても美味しい上に、常連さんのほどよい距離感、そして初めて食べた「百合根のホイル焼き」は感動もの! 味にも雰囲気にもカンゲキして、幸せな気分の土曜の夜でありました。

 それで、というのかなんだかわからないけど、妙に川上弘美さんの「センセイの鞄」を思い出している。ディテールはすっかり忘れているが、居酒屋で食べるシーンがとても印象的だった・・・単に食いしんぼなだけ?(笑) タコだとかシャコだとかが私も好きだからか、不思議に彼女の描く食べ物は好きだな。

 「おひとりさま」で食事、は平気なんだけど、居酒屋は未知のゾーン。そろそろ大人の気分になってみましょうかね~。

*国鉄が分割民営化されたのは何年ですか。はい1987年です。というわけで、いったいいつの話やねん・・・自分の文章への「違和感」の正体がわかってよかった。 

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2005.11.04

チケットが届かない、と思ったら。

  8月中にはすでに某チケットサイトで、今月のお芝居のチケットを入手していた、はず、だった。手帳にもしっかり○をつけて、あとは当日、11月7日を待つばかり。ところが、今日になってふと気がついた。あれっ、チケット来てないよ。配送トラブル? ちゃんと買ってあるよね←何しろ2ヶ月以上も前のことだから、思いこみだけだったのかも、と不安になった。

 そこで、受信メールをたどってみると・・・ああ、やっぱり購入してるわよ。間違いなく11月7日・・・ええっ×△!! チケット代金を振り込むんだったんだ。クリック=購入で、すっかり買ったつもりになってたんだよぉぉ。

 念のために言っておくと、これはイープラスのシステムを使うサイトだったからゆえのミスで、普通にイープラスだったらカード決済してるところなのに。申込み画面はおんなじみたいなんだもん。ぐちぐちぐち。

 まあ幸いにも、これからでもチケットは買えそうだから、いいんだけれど、なんだかなあ。ぐったり~。先月末くらいから、とある芝居に行ける人をせっせと探したり、なんか変なところにエネルギーを使っている。

 そういえば、実家の母はフジ子・ヘミングの追っかけ(笑)なのだが、来年4月下旬の東京でのリサイタルのチケットが、11月5日に発売なんだって。まだ冬も来てないのに春のことなんてわからないよねぇ。そのリサイタルを励みに生きていくのだそうで、取りあえず、電話にかじりつくらしい。

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2005.11.02

「内心の自由」とポピュリズム

10月30日(日) 「歌わせたい男たち」 14:00~ 於・ベニサン・ピット

作・演出/永井愛 キャスト/戸田恵子(仲ミチル:音楽講師)、大谷亮介(校長)、小山萌子(養護教諭)、中上雅巳(英語教師)、近藤芳正(社会科教師)

 前々から楽しみにしていた二兎社の芝居である。変ないきさつから強引に息子を連れだして二人で並んで見る。この状況は世田谷パブリックシアターの「エレファント・バニッシュ」以来、久しぶり。芝居のテーマ(教育現場における日の丸・君が代)は、決して嫌いじゃないはず、と踏んでのことであるが、じっさいに今春、高校の卒業式を経験しているから、都立高校のことは知らなくても、とても身近な気がした。

 場所は都立高校の保健室。卒業式当日、式の2時間前。ミス・タッチとあだ名されているらしい音楽講師(元シャンソン歌手。ピアノが苦手のよう)が主人公である。

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秋晴れの日には家に籠もって(笑)

☆きのう買った本

nodame2  最近、自宅仕事(内職ともいう)を抱えて、毎晩泣きながら(=目が疲れてボロボロ涙が出る)やってたのだが、きのうめでたく手放した! こんな時は帰りに書店に寄るに決まっている。勝手知ったる地元の書店で、ノンビリ・・・。やっぱりこんな「脱力」してる日には、馴染んだ本屋さんでなくてはね。

 うまい具合に、気になりながらも買い損ねていた「キップをなくして」(池澤夏樹)を見つけた。「南の島のティオ」で池澤ファンになった私だから、なんだか心惹かれる。あとは週刊文春の阿川対談に登場したばかりの川上弘美「此処彼処」。あそこで話題になっていたのは「東京日記」だけれど。コミックスのコーナーをチェックしたら、そうだ「のだめ」の関連本が出ていたんだ、と。これは普段だったら「全く!」と言って、買っていないかもしれないなあ。あとは、気分だけでもと大橋歩「着物は楽しい」。さいきん着物本も溢れかえっているけれど、やっぱり「著者」でしか買わないって感じ。

 重い荷物は絶対持ちたくない私でも、なんとかガマンできる範囲におさまって、ウフフ気分で帰宅。だけどね。観劇記録はたまってたし、今日もこれから、仕事にでかけるし(出稼ぎともいう?) タイトルはただの願望なんです。はぁぁ、秋晴れの午後、ほかほか布団にもたれて読書三昧をしたい・・・。

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全部見たかったなぁ「青木さん」

10月28日(金) 「青木さん家の奥さん」 19:00~ 於・三鷹市芸術文化センター 星のホール

出演/南河内万歳一座:内藤裕敬、荒谷清水、鈴木こう、鈴村貴彦&加納幸和高田聖子

 三鷹市芸術文化センター10周年記念公演で、役者のアドリブで芝居を作っていくらしいこの「青木さん家の奥さん」は3日間、日替わり出演者である(上の出演者名の、&以下が日替わり)。初日がこの加納さんと高田さん。土曜は宇梶剛士・土屋良太、日曜が河原雅彦・坂田聡である。何がなんでも金曜日に見なきゃ、と思っていたのだけれど、ほーんと全部見ればまた面白さも格別だったかも。土曜は大丈夫だったのになぁ。ちなみに三鷹では過去に3年連続上演したことがあるそう。

 しかしどうでもいいけど、馴染みの場所であるはずの芸術文化センターへ行くのに、タクシーに乗ってしまった。余裕で三鷹駅に着いたのにバスが来ないんだもの!! (じっさい道路が大渋滞) 友の会会員割引でチケットを取った意味がないね。三鷹市はいろいろ意欲的な企画をしてくれるのに、この足の便の悪さが泣き所。

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2005.11.01

絶対の価値とは? 「胎内」に思う

10月26日(水) 「胎内」 19:00~ 於・青山円形劇場

作/三好十郎 演出/鈴木勝秀 キャスト/奥菜恵(村子)、長塚圭史(佐山)、伊達暁(花岡)

 チケットには○ブロック○番という表示のみで、列が書いてなかったのだが、一番前の席! 円形劇場とはいいながら、どちらかというと「前方後円墳」形のステージで(「方」が出入り口につながる)、「円」をとりまく客席・・・私は限りなく「方」に近い位置だったから、時に観づらい部分もあったけど、手を伸ばせば俳優さんに触れるような近さである。

 開演を待つ間、その円の部分のステージをじっと眺める。どうみても暗い。穴ぼこだらけの地面、真ん中に水たまりがあって、そこを泡ぶくが。それ以外に何もないセット。

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