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2005.12.11

淡々と見ちゃったかなブレヒト劇

12月9日(金) 「母・肝っ玉とその子供たち」 18:30~ 於・新国立劇場中劇場

作/ベルトルト・ブレヒト 翻訳/谷川道子 演出/栗山民也 キャスト/大竹しのぶ(母・肝っ玉)、秋山菜津子(娼婦イヴェット)、山崎一(従軍牧師)、福井貴一(料理人)ほか 演奏者(ベース、クラリネット、キーボードなど)

 う~、ちょっと感想を書きにくいお芝居のような。最近、休憩なしで2時間くらいがちょうどいいなぁ、なんて思っていたから、休憩こみで約3時間というのは疲れそう・・・と覚悟して出かけた。結果的には、疲れはしなかったし、つまんなかった、というのでもないのだけど、何を書けばいいのかという、困った状況。

 特に前半、たいして山場もなくて、エピソードが断片的につづいていく。・・・一人一人に繋がりを感じられなかったのかな、と今になって思ったりしている。秋山菜津子は前半後半を通じて「怪演」というのが相応しいけど、ちょっと浮いてたようにも思えるし、彼女らしさが生かせてなくて気の毒。

 後半は、主に山崎一の従軍牧師が道化的な役回りで気分をほぐし、そしてクライマックスがあって、なおも戦争は続き、一人になった母・肝っ玉は、今までと同じように生きていく。物語の舞台は1600年代ではあっても、普遍的なものを提起し、それが妙にじわじわと(ゆっくり)伝わってくるような感はある。

 (一つ違和感があったのは、場面転換のたびに、舞台上手端・中程で梅沢昌代が時代背景などを説明する時。これからの場面で起きること(息子を失う、とか)を先に言ってしまうから、えっ?というのがないんだよね。だいたい、30年戦争の頃の説明なんて聞いても、右から左に抜けちゃうから、あんまり役に立たなかったし。)

 

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