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2006年1月

2006.01.30

歌舞伎で五・六段目、落語は七段目

1月30日(月) 「鈴本演芸場 1月下席・夜の部」 17:20~

前座・市朗(出来心)、三三・道灌、太神楽(和楽社中)、圓太郎・真田小僧、錦平・看板のピン、漫才(遊平・かほり)、文左衛門・手紙無筆、菊之丞・片棒--仲入り--燕路・紙入れ、紙切り(正楽)、市馬・七段目

 市馬師匠がトリを取っている鈴本に、最終日になってやっと行けた。いつもなら、ノンビリ途中から聞けばいいや、という感じで行くのだけれど、今日は交代出演で三三さんの出番だから頑張って間に合うように到着。←三三さん贔屓のN翁に敬意を表して。

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2006.01.28

半年後の「十二夜」

 年が変わっても、なぜか7月の歌舞伎座「十二夜」の話題・・・。今頃になって、去年7月10日に放映された「情熱大陸 蜷川幸雄」のDVDを入手したのである。当時、番組のことをすっかり忘れていて、そのまま見ずに来たのだが、今見ると、あの舞台(と、いろんな意味での熱気)が甦ってきて、また新鮮な気持ち。

 「情熱大陸」自体は、ほとんど「十二夜」のPRみたいな感じだけれど、短い時間でも「舞台の作られ方」が垣間見えて興味深かった。舞台装置、ほんとに美しかったなぁ。「芝居は幕開け3分間が勝負だ。そこで観客は息を飲み自分が劇場にいることを忘れる・・・」というナレーションのあとに、蜷川氏の「気絶するくらい美しいといいんだよ」という声が。はい、すっかりしてやられたんだよね~。音楽もまたしかり。立ち稽古は8日間だったのか!

 折しも、歌舞伎チャンネルでは「十二夜」を先月、今月と放映しているもよう。知人に録画を頼んでいるので、楽しみ。いつか再演もあるといいけど。

 そういえば、朝日舞台芸術賞が発表されたのは今年に入ってからだったっけ。蜷川氏が特別大賞で、菊之助くんが寺山修司賞だったのも、2005年の演劇(私にとって)をつよく印象づけるものだった。ついでに言えば、グランプリが「歌わせたい男たち」。野村萬斎さんの名前もあって、この「気の合い方(笑)」はちょっと絶句というか、ヘンな感じがして、グッタリ。(もしも「産経舞台ナントカ賞」があったらば、決して「歌わせたい~」は入らないだろうなぁ、なんて考えるとおかしかったし。)

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2006.01.25

めでたい狂言を満喫

1月25日(水) 「野村狂言座 第33回」 18:30~ 於・宝生能楽堂(中正面席)

素囃子・神舞 犬山伏(山伏・高野和憲、僧・深田博治、茶屋・竹山悠樹、犬・月崎晴夫)--休憩--小舞(野村裕基、竹山悠樹) 富士松(太郎冠者・万之介、主・万作) 松囃子(万歳太郎・萬斎、弟・深田博治、兄・石田幸雄)

 この狂言会のチケットを誰かに売ることができたなら、地元沿線での落語に行こうと、ちょっと画策したのだけれど不首尾につき、自分で行ってきた。というか、ちょうど前日に、「志の輔らくご」で新作狂言(?)を見て、狂言を見たい気分が突然高まったので、結果的にはよかったのだが。

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「志の輔らくご」に圧倒された日

1月24日(火) 「志の輔らくご in PARCO Vol.10 ~其の四~」 19:00~ 於・パルコ劇場

買い物ぶぎ歓喜の歌、コーラス(歓喜の歌)--仲入り--狂言長屋

 志の輔さんの落語は、このところは年1回ペースくらいで聞いているのかな。下丸子とか町田あたりで聞いたのは、4、5年前になるか。今年がちょうど10周年となるパルコ劇場での「志の輔らくご」は、これが初めて。そして今日のネタのどれも、初めて聞くもの。

 それにしても、ほぼ1ヶ月間の公演が、連日「完売御礼」なんだから! 今日の客席も、比較的年齢層が高い感じはあるけれど。でも老若男女まんべんなく、ぎっしり満員。先週の「其の三」のチケットを、知人に譲ってしまったので、其の一~其の四までの12席のうち、最後の3席を聞くだけの結果になった私である。

 以下、これから見る人は(ここにはいないと思うけど)ネタバレだから読まないでね。

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2006.01.24

キルト展を見る

1月28日まで 「川崎眞理子と仲間たち展」 於・銀座東和ギャラリー

 国立劇場で歌舞伎を見た帰りに銀座へ回って、案内状を貰っていた知人のキルト展へ。今日が初日で、たまたま行ったのだけれど、ちょうどオープニング・パーティが始まるところで、おいしい匂いに惹かれて行ったみたい(この嗅覚!)

 昭和通り沿いのギャラリーには、大きな(2メートル×1・8メートルくらい)キルトがたくさん展示されている。ストーリーを感じさせるもの(お嬢さんが小さい時に描いた絵を図案化)などもあって、キルト自体のもつ暖かさに加えて、いっそうホンワカ。

 技術的なことはわからないけれど、いろんな色がありながらとても美しい。たとえば海の中の魚たちの顔や珊瑚なんかも、ひとつひとつに目を奪われ、なおかつ全体が綺麗なんだよね~。

 製作されている方々は、仕事を持ちつつずっと続けていらっしゃるそう。ある意味、気晴らしにもなる豊かな時間なのだろうか。私は何かを作るってことは全くダメだから、ひたすら羨ましい。ギャラリーは http://ginzatowagallery.com

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2006.01.23

今月2度目の国立劇場は3階から

1月23日(月) 「通し狂言 曽我梅菊念力弦」 12:00~

序幕「1 鎌倉雪の下年越の場 2 同 鶴ヶ岡八幡宮境内の場」 二幕目「1 石部屋見世先の場 2 同 塀外の場」 三幕目「鴫立沢対面の場」 四幕目「深川仲町洗湯の場」 五幕目「1 両国広小路の場 2 松坂町長兵衛内の場」 六幕目「深川大工町六三郎内の場」 大詰「万年橋初午の場」(かんたんなキャストは1月6日の項に

 実は国立劇場で1階以外から見るのは全く初めて。休憩時間にうろうろ探検したことはあったけど・・・。ちょうどネットで3階1列中央の席を見つけたので、「もう一度見たい」というのと、「どのくらい見えるのかな」という興味、そして「2500円だし」ということで、購入。椅子の座り心地もよく、花道もかなり見えて、なかなか。時間さえあればいいよね~。

 今日は、二幕・石部屋見世先での、田之助丈が一番心に残っている。お家再興のために娘のおはんを石部屋のバカ旦那に嫁がせなければならない。娘を残して去る母の情愛を玄関先でじっくりと。

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雪の残る浅草にて、歌舞伎見物

1月22日(日) 「新春浅草歌舞伎 第1部」 11:00~ 於・浅草公会堂

(ご挨拶・門之助) 「鳴神」 獅童(鳴神上人)、亀治郎(雲の絶間姫) 「仮名手本忠臣蔵 五段目・六段目」 勘太郎(おかる)、七之助(勘平)、亀治郎(千崎弥五郎)、男女蔵(原郷右衛門)、亀鶴(斧定九郎)、門之助(一文字屋お才)

 このところ、浅草歌舞伎は友人と楽しむ、というのが定着している。今回は総勢4人で。目論見はお正月らしく着物で、だったのに、前日の大雪で全員断念。そして第1部にしてほんとによかったのか(朝早いし、キャスト的にも)、と、「企画係」の私はやや不安だったのでもある。

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2006.01.19

いざ、ミヅマ・アート・ギャラリーへ

1月21日(土)まで 「会田誠展 恋の前厄」 於・ミヅマ・アート・ギャラリー

 中目黒で、この時期にしか飲めない濁り酒のお誘いを受けたのをこれ幸いと、ミヅマに行った。「山口晃展」に行こうと思いつつ果たせないできたので。それにしても今どきこんな建物があるの?という古ぼけたビルの中でした。

 やっぱり「恋の前厄」(油絵)の圧倒的な迫力! でも私には、「愛ちゃん盆栽(ほおずき)」(立体)が妙に印象的。愛ちゃん盆栽は、(松)もあったけど、ほおずきの方がより好み、かな。しかし、絵のタイトルはどうやってつけるのか。「恋の前厄」とは!! あ、ご本人にもたまたま路上にて遭遇。

 講談社のPR誌「本」1月号の表紙が会田誠「紐育空爆之図」で、本文で高階秀爾もそれについて言及している。山口晃、会田誠。さて、並べるとどうなるか!?

 中目黒は無縁の地なのだが、目黒川沿いにこじゃれた店も建ち並び、不思議な空間。その中の一つで抹茶を戴いた。桜の季節に来てみたい(でも人出がワンサカだと思うと二の足三の足)。最終日21日にはトークショーも開催とのこと。

【追記】21日のトークショーは、大雪だったにもかかわらず大盛況で、小さな会場に入りきれず、急遽2回に分けたとか。

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2006.01.16

月曜朝イチ有頂天?

1月16日(月) 「THE 有頂天ホテル」 10:30~の回 於・パルコ調布キネマ

脚本・監督/三谷幸喜 出演/役所広司、戸田恵子、生瀬勝久、唐沢寿明、篠原涼子、ほか

 14日からロードショー公開が始まったばかりの映画を早速見に行くなんて、とても私らしくない。お正月のテレビ(古畑)で勢いがついた? 目下少しヒマ? 調布キネマでなら1000円で見られたから? まあ、そんないくつかの条件が重なって、月曜の朝っぱらから見に行った。いや~、9割5分は席が埋まっていて(月曜朝なのに)ビックリ。ちょっと遅れたので、最前列の左側から見るという悪条件であった。

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2006.01.14

言葉と身体の疾走感

1月13日(金) 「野田地図第11回公演 贋作 罪と罰」 19:00~ 於・シアターコクーン

脚本・演出/野田秀樹 出演/松たか子(三条英)、古田新太(才谷)、段田安則(刑事・郡)、宇梶剛士(溜水石右衛門)、美波(妹・智ほか)、野田秀樹(母・清、老婆ほか)ほか

 「走れメルス」を見てから、はや1年あまり。やっぱり野田さんの舞台は見たいな、古田さんも出るし、と。松たか子の舞台を見るのは今回が初めてであった。(「オイル」DVDはあるのに未見)。

 中央の菱形の舞台を、前後から観客が見る、というスタイル。俳優も、その舞台下、四方に控え、効果音を入れたりしている。ドアを表すのが白い棒(ウレタン?)だったり、シンプルな舞台にパントマイムで、ドアを開け、壁を塗り・・・。椅子の使い方が面白い。

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2006.01.10

当たり前のように享受しているもの

1月10日(火) 「ベアテの贈りもの」 10:00~ 於・下高井戸シネマ

(2004年・日本) 脚本・監督/藤原智子 音楽・演奏/レオ・シロタ 出演/ベアテ・ゴードン・シロタ、緒方貞子ほか

 本日から下高井戸シネマでのモーニング上映。火曜日は1000円で見られるし、たまたま休みだったから(昨日仕事だったんだもん)、これ幸いと見に行った。このドキュメンタリーの予告編は、岩波ホールで「山中常盤」が再映されたときに見ていて、ちょっと興味があったのだ。でも、日本国憲法の成立をめぐる話かなぁと、ぼんやり思っていたのみ。

 映画には、ベアテさんが野村胡堂(有名なレコードのコレクターで、ベアテさんの父レオ・シロタ氏のレコードを3枚所有)の記念館で行なった講演が、折々にはさまれる。優しい大らかな語り口で、ユーモアも交えてとても魅力的。中でも映画の最後のところ、「憲法の作者は『歴史の叡智』」という旨の言葉は、2006年を迎えた今こそ、噛みしめるものかもしれない。

 そして、彼女が憲法の中に盛り込むことに尽力した男女平等、女性の人権の問題について、戦後の流れが俯瞰できたこともよかった。山川菊栄なんて、ほとんど歴史上の人物みたいな感じだったんだけど・・・。平和も自由も、最初から与えられていた私たち。雇用における男女平等については、さまざまな局面で問題は感じてきたけれども、私自身は「そんなもの」と多分諦めていたのかもしれない。なんだか、憲法に盛られ獲得された「遺産」を食いつぶしているだけのような気がしてきたなぁ。

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2006.01.09

歌舞伎、落語のあとは、能で〆

1月8日(日) 「観世九皐会 一月定例会」 13:00~ 於・矢来能楽堂

」 観世喜之 面箱・宮本昇、三番三・善竹大二郎、千歳・桑田貴志 「高砂」 シテ弘田裕一、ツレ佐久間二郎、ワキ殿田謙吉、アイ大蔵吉次郎 --休憩-- 「狂言 宝の槌」 善竹十郎、善竹富太郎、野島伸仁 仕舞(白楽天、屋島、胡蝶、合浦) --休憩-- 「車僧」 シテ坂真太郎、ワキ森常好、アイ大蔵教義

 お正月には「翁」を見るぞ!も、今年で3年目。お能よりも国立競技場にてラグビー観戦という元同僚からチケットを貰って、いざ出発なのだが・・・さすがに3日連続で出かけるのは、ちょっと疲れる。しかも、お座敷でほぼ5時間だから、覚悟していたとはいえ、疲れましたぁ。ま、これでお正月のイベントはおしまい。ほかにどこにも行ってないのにこの3日だけで終わりだなんて、ちょっと寂しいけど。

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2006.01.07

お大尽気分? 福田家にて落語を楽しむ

1月7日(土) 「新日屋寄席 紀尾井町落語会4」 14:00~ 於・紀尾井町福田家

fukudaya01 柳亭市馬お神酒徳利、インタビューコーナー(相撲甚句あり)--休憩(干支にちなんだお饅頭と抹茶)--市馬時そば

 お正月くらい、ちょっと変わったことをしてもいいよね・・・と、自分に言い訳をしながら、福田家での落語会という、豪華な企画にのってしまった。大枚はたいたんだよ~ん。市馬師匠の噺を聞く機会は何回でもあるけど、福田家に足を踏み入れる機会は滅多にないだろうから、「自分へのお年玉」(でも会席料理付きコースではないの。プチお大尽)。こんな酔狂な人が何人いるのかと思っていたけど、40人あまりでお座敷はいっぱい(←何かの団体客がいたもよう)。中庭にはメジロなど何種類もの小鳥が水を飲みに来ていて、うららかな冬の日でありました。さすがに一人ではツライから、同様な物好きを拉致して行ったのだった。

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お正月から「南北」で満腹なり~

1月6日(金) 「通し狂言 曽我梅菊念力弦」 12:00~ 於・国立劇場大劇場

(外題は「そがきょうだい おもいの はりゆみ」と読ませる)

作・鶴屋南北 出演・菊五郎(大工六三郎/新藤徳次郎)、菊之助(おその/おはん)、團蔵(梶野長兵衛)、田之助(おかや)、信二郎(山姥の権九郎)、富十郎(工藤祐経/千葉常胤)ほか

 お正月は曽我もの、ということで、めでたい国立劇場の初春歌舞伎。この作じたいは、1838年以来上演されていなかったものらしい。全7幕の芝居のうち、いちおう前半が「時代もの」、後半(4幕目以降)が「世話もの」ということになっているのだが、そうとばかりは言えない、ほんとに「ないまぜ」の物語である。

 全体のあらすじをまとめる能力はないので(というか、まとめようがないかも)、いつものように印象などを。

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2006.01.05

「古畑任三郎」を三夜続けて見た

(1月3日~5日)

 私にしては珍しく、ドラマを見たお正月。今までのシリーズは殆どと言っていいほど見ていないのだが(再放送などで、ちょこっと見たことがある程度)。連続して見たのは、やはり第1話が面白かったから、ということになるかな。その後、イチローが本人役で出演!? との話題に惹かれ、おっと次は女性ね、と3回めも見た、というわけ。この順で並べた戦略に、まんまとはまったのかなぁ。

 ストーリー的にも、第1話がよかったと思うが、プラス俳優さん! 藤原竜也と石坂浩二の演技、特に「目」(の演技と言っていいのか、とにかく目が感じさせる背後のあれこれ)。イチローに関しては、大きな話題でもあっただろうし、うまいんじゃないの?とも思ったけれど、どうしたってそのことが第一だから、ストーリーには不満が。松嶋菜々子のも面白かったけどインパクトは・・・、ということで、私の中では、1→3→2、なんですけども。

 それぞれの回に、三谷さんではお馴染み(「新選組!」とか舞台とか)の俳優さんが出ていたのも、けっこう楽しかった。中では、やはり今井朋彦の存在感が光ってたかな。と、ふだん滅多に見ないテレビドラマについて、せっかく6時間も見たのだから、書いてみました。オソマツサマ m(_ _)m

 あ、CMになっても同じ俳優さんが出てくるのは、ちょっと興ざめしてしまう。これは、専らNHKを見ていて、慣れていないから気になるのかな。

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【勉強メモ】ブレヒト-歌舞伎-物理学

 ブレヒト劇を見て、やや「歯が立たない感」をもって帰って来たのは、まだ記憶に新しい(2005年12月11日の項)。かといって、それをどうこうしようという気は、さらさらないのだが、なにゆえ、「ブレヒト-歌舞伎-物理学」などという、意味不明の三題噺タイトルなのかといえば・・・。

 この休み中に読んでいた本の中に、たてつづけにブレヒトの名前が出てきて、ちょっとその偶然に驚いている。しかもそれが歌舞伎であり、物理の話であるから余計に。歌舞伎の方は、その書名もまさに『歌舞伎』で河竹登志夫著(この本については、後日触れるかも。外国の演劇と比較することから、歌舞伎の本質をとらえるという視点で書かれている)。そこに書かれている、ブレヒトの唱えた「異化効果」とは・・・。

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2006.01.02

今年の抱負というか目論見

 今年も伝統芸能あれこれと、演劇方面は、去年同様くらいには見に行くつもり。歌舞伎はやはり菊之助くんを中心に追ってみたい。今年はあちこちに遠征するぞっ!! それと、少しまじめに本(渡辺保とか河竹登志夫、あるいは岩波文庫「文楽の研究」といったもの)も読んでみるかな。目につくと買ってはいるのに、いつも斜め読みだから、頭の中はカラッポのまま・・・これはいくらなんでもマズイんじゃないだろうか。そろそろ「キレイ」「わ~い」だけから脱却したいが、う~む無理?

 演劇は新しい出合い、みたいなものにも期待。去年の「青木さん家の奥さん」(三鷹市芸術文化センター)のように、比較的安い値段で、気軽に見られて、面白い、というのが、アンテナにかかってくれるといいなぁ。歌舞伎は安く見に行こうと思えばできるけど、演劇はなかなかそうもいかず、チケット代の高さをなんとかして、という感じなんだもの。

 ここまでは、基本的には去年と変わらないのだが、それ以外で心に誓っているのは、美術展などにできるだけ足を運ぶことかな。美術展と下高井戸シネマは、行こうと思いながらなかなか行けなかったのだが、ちょっと心を改める、つもり。その他、自分の先入観や、周囲の評判なんかにあまりとらわれずに、いろーんな分野の、心ときめくものたちに出会えたら嬉しい。

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お正月はテレビがつまらないので

 お正月といっても、ちょこっと年始に行くくらいで家にいるんだけれど、見たいテレビがないのよねぇ。・・・というのは、毎度のことで、「たまったDVDを見るぞ!」の今年。我が家の渋好みハイティーン男子は、チャップリンの無声映画を調達してきた。私は、といえば、野田秀樹や蜷川の舞台のDVDが何枚かあるものの、これは集中しないとダメだから、なかなか(お正月といえども)手が出せないでいる。

 で、気軽にあれこれしながらには丁度いいかと、今日はクドカン脚本の2本の映画を見た。「69 sixty nine」(妻夫木聡 主演)と「ドラッグストアガール」(田中麗奈 主演)である。「69」は村上龍が大昔、女性誌に連載していた時に少し読んだ記憶がある。なんとなく時代の気分の端っこはわかる感じで・・・そういえば「パッチギ!」も、この頃の京都の話だったが、こちらは佐世保が舞台。やっぱり「パッチギ!」的なものへの苦手感を再認識してしまった。

 いっぽう「ドラッグストアガール」は、篠井英介が出てるし、という軽~い理由で見たのだが、なかなか面白かった。田中麗奈とラクロスという今風のものと、おそらくは団塊の世代らしい情けないおじさんたち(柄本明、伊武雅刀、六平直政、三宅裕司)が、不思議にマッチしてる、というか、気持ちよく笑えていい感じ。ただし、篠井さんはほんとにちょこっとだけ。ああいう役どころなのは当然? 荒川良々や皆川猿時など、大人計画の面々も出演していたが、違和感なくいい味を出していたように思う。暢気な昼下がりに、こんな映画でリフレッシュ、も悪くない。

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2006.01.01

節目の年・・・って何?

inu   新年おめでとうございます

  ←今年もこんな感じで、あちこちに出没するぞ~!!

 2006年。今年はちょっと真面目に格調高く・・・と思っていたのに、PCに向かうとこんなになっちゃう。 ま、いつもの調子で、よろしくお願い申し上げます。

 さて、今年もたくさんの楽しい(心が震え、頭がピキピキ反応するような)舞台に出会えますように。そしてやはり、「仕事-家庭-観劇」のバランスをうまく取るのが目標かな・・・。皆さまにも、よき一年となりますように。

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