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2006.01.09

歌舞伎、落語のあとは、能で〆

1月8日(日) 「観世九皐会 一月定例会」 13:00~ 於・矢来能楽堂

」 観世喜之 面箱・宮本昇、三番三・善竹大二郎、千歳・桑田貴志 「高砂」 シテ弘田裕一、ツレ佐久間二郎、ワキ殿田謙吉、アイ大蔵吉次郎 --休憩-- 「狂言 宝の槌」 善竹十郎、善竹富太郎、野島伸仁 仕舞(白楽天、屋島、胡蝶、合浦) --休憩-- 「車僧」 シテ坂真太郎、ワキ森常好、アイ大蔵教義

 お正月には「翁」を見るぞ!も、今年で3年目。お能よりも国立競技場にてラグビー観戦という元同僚からチケットを貰って、いざ出発なのだが・・・さすがに3日連続で出かけるのは、ちょっと疲れる。しかも、お座敷でほぼ5時間だから、覚悟していたとはいえ、疲れましたぁ。ま、これでお正月のイベントはおしまい。ほかにどこにも行ってないのにこの3日だけで終わりだなんて、ちょっと寂しいけど。

 やっぱり「翁」の厳かで清新な雰囲気が好き。これを見るだけでもいい、なんて思ってしまう。最初のうち、私自身がお囃子に乗り切れない部分があったのではあるが。三番三は若者の一生懸命なエネルギーを感じた。揉ノ段はちょっと退屈したかも・・・。

 「高砂」は、あの有名な謡だけは知っていたけど(って、落語の「高砂や」でよく聞くから?)なるほど~、という感じ。老夫婦の静けさというか、こちらもやはりある種の清々しさが漂っていたかな。でも、長かった・・・これで3時半になってたもん。

 狂言「宝の槌」も初めて。都で偽の宝の槌(ホントは太鼓のバチ)をつかまされた太郎冠者が、最後は主人に叱られるのか(「やるまいぞ、やるまいぞ」)と思っていたら、そうじゃあなかった。主人の納得の仕方が、お正月かもね。

 ギッシリ満員だった客席に、だんだん空席ができてくる。私も正直、帰りたい気持ちもあったのだが、座敷部分の最前列で真ん中あたりを空けては演者に申し訳ないとも思い・・・。でも、周りの人がだんだん集中力を失って(お喋りがふえる)、やっぱりお能が1曲多いのではとも思う。とはいえ、最後の「車僧」はなかなか面白かった。車僧がワキでシテは山伏→天狗なのだった。

 お能の場合、季節感がとてもあると思うのだが、ほんとにお正月らしいおめでたい演目が並び、また天狗がやりこめられる感じも明るくて、この構成じたいはとても楽しめた。・・・でも、疲れ果てたので、当日は黍々亭を更新するエネルギーが全く残ってなかったよ~。

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