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2006.02.15

噂の(?)「金明竹」つき落語集

2月14日(火) 「市馬落語集」 19:00~ 於・お江戸日本橋亭

開口一番・市松(金明竹)、市馬・厩火事--仲入り--市馬・高田馬場

 今回の市馬集もほぼ満員。若い人の姿もチラホラ見えて、やっぱりブームの影響もあるのかなぁ。でも、観客の年齢層は比較的高くて男性が多い、ように思うけど←ずんずん調査のホリイさんのようにちょっと調べて、・・・みてませんが(笑)、ぱっと見の印象。開演前のお弟子さんのアナウンス(スケすけイチバの案内)を、「なまってました」とやりなおしたり、二番太鼓も最後が乱れてしまったので、と、やはりやりなおし。なごやかなんだか、きびしいんだか。

 さて開口一番の市松さん。なんとまあ、ほんの1週間前に「聴きたい」と書いた「金明竹」。う~む、前座噺を前座で聞いてもなぁ・・・。ではあるけれども、しゃべっているうちに、だんだん調子に乗ってきたかのような語り口。関西弁の言い立ては、流暢でリズム感もあり安心して聞いていられた。たしか落研出身とのことで、好きなネタだったりしたのかしら。

 市馬師匠の「厩火事」は、こういう会ということもあって、結婚式風景やら、神様の集まりでの縁結びなどのマクラもタップリ。確かに、仲人がとても大きな存在だったということも、現代ではなかなかわかりにくいんだよね。そして、お崎がとても可愛い。ウラオモテがなくて、思ったことをぱーぱー言って憎めないタイプ? 年下のご亭主も、ぷいっと飛び出したお崎のことをご飯も食べずに待ってるなんて、なんだ、いい夫婦じゃないの。ということが、今日はなんかわかったゾ。

 「高田馬場」は全く聞いたことがない(はず)。隣に座った(というか席を確保してくださっていた)N翁によると、先代金馬の得意ネタで、今はやる人がいないとのこと。題だけ聞いて、さては堀部安兵衛の噺なの? 講談みたい? とかなんとか想像していたのだけれど。

 師匠は袴姿でご登場。やっぱり、おさむらいの仇討ちだからかな、と勝手に想像。最初に浅草・奥山での大道芸=がまの油売りの口上! まあ胸がすくよう。お見事。で、そこが一気だったからか、あとがちょっともつれたところもあったのはご愛敬ってことで。で、浅草からなんで高田馬場に移動するのさ、みたいなところが、パロディの落語の面白さだったのね。人だかりのあたりでは、もうまもなくシーズンの「花見の仇討ち」も聞きたくなっちゃった。

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