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2006.03.10

PARCO歌舞伎、見参!!

3月8日(水) 「PARCO歌舞伎 決闘! 高田馬場」 19:00~ 於・パルコ劇場

作・演出/三谷幸喜 出演/市川染五郎市川亀治郎中村勘太郎市川高麗蔵市村萬次郎ほか

 話題のこの舞台を見に行けたことは、ここ数年で一番ラッキーなことだったかも。神様ありがとう(笑)。

 千秋楽まではまだ間があるから、ちょっと感想のみを記すことにする(ネタバレ厳禁!?)

 染五郎が主役の芝居って久しぶりに見た気がする・・・「夢の仲蔵」以来かも。いや~、やっぱり美しいというか、色気があるというのか、カッコイイですわ。こういう「見た目」は、天賦のものだよね。

 そして想像はしていたけど、亀治郎は達者!! でも二役のうち、メインではない「堀部ホリ」の方が生き生きしていた感も。立役もいいんだけど、ちょっと老成した感じを受けたのは、台詞回しが父、伯父を思わせるからかなぁ。勘太郎も彼のイメージ通り。これら若手の役者さんにはいわゆる「あてがき」? という意味では、意外感はない。

 オープニング(とエンディング)の長唄が印象的。今回のタイトルにした「パルコ歌舞伎、見参」もそこから拝借した。ほかにも確か「コクーン歌舞伎をハスに見て」とかいう言葉があったように思う。歌詞カード(笑?)が欲しかったな。

 そういう音楽の人たちの配置と、回り舞台の使い方が新鮮! これは「歌舞伎」の発想からは出てこないだろう。それらも含めて、きっと「歌舞伎じゃない」という声も出るとは思うけど、だから「PARCO歌舞伎」と銘打ってるのかもしれないね。

 「老人の脇役好き」の私からすれば、そういう人がいなかったのがちょっと不満かな。いつもは脇の人たちも、それぞれ「いい役」で、溌剌としていて、それはそれでいいんだけど。というわけで、またゆっくり第二弾を書くかもしれません。面白かったよ~。

 そして、ちゃんと池波正太郎「堀部安兵衛」を読んで予習していたからね! 普通に学校で勉強するだけでは、彼のことをインプットする機会はないと思う。昔の時代劇とか講談とかでは有名だったのだろうけど。

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コメント

初めて書き込みします。
何となく気乗りがせず、チケット争奪戦に加わることを見送った芝居なので、ふんふんなるほど、と思いながら読みました。
染五郎って、わたしは特別好きではないのですが、『阿修羅城の瞳』を観たときに、いやはや色っぽいな〜、この人に首ったけになってしまう女性がいっぱいいるのは納得だわ〜、と納得したことを思い出しました。
きびだんごさんのおっしゃるように、天賦のものなのでしょうね。
勘太郎は、『走れメルス』では女性の印象のほうが強くて(深津絵里とか)、「声を張り上げて一所懸命だったなあ」という感想しか今は残ってないですねえ。歌舞伎をあまり観てないので、本来のフィールドである歌舞伎の舞台での感想が述べられない・・・。
「老人の脇役」とともに歌舞伎という世界をつくりあげている現場をもう少し見る機会を増やしたいな、と思いつつ、問題は気力の乏しさです。

投稿: ポンジュース | 2006.03.14 22:58

ポンジュースさま。ようこそ、初めまして!

そうなんですよ、とくべつ染五郎ファンじゃないのに、「おおっ」と思わせるものが彼にはそなわってるんでしょうね。そういうオーラみたいなものを、ものすごく感じた舞台でした。

で、まったく違うタイプの勘太郎。実は、(高田馬場=)走る走る、というのは、私にとってはどちらかというと勘太郎のイメージ。って別に「走れメルス」に出ていたからではないと思うけど。

亀治郎も含めて、これからどんなふうな役者になっていくのか、見守りたいと思ってます。え~っ、あと30年以上は見続けなくちゃ!?(笑)

投稿: きびだんご | 2006.03.15 00:21

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