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2006.03.04

好天の土曜+会期末=入場制限

ニューヨーク・バーク・コレクション展」 於・東京都美術館 3月5日まで

 いやはや、1月24日からやってるんだから、とっとと行けばいいのに、結局今日になってあわてて上野へ(実は招待券を申し込んでいてそれを手に入れたのが10日余り前、という事情も。でも、ほんとに行きたきゃ自前で行ってるか(>_<))

 好天に誘われて上野公園はけっこうな人出、イヤな予感・・・そして、都美術館に入ると、うへへへ入口にて15分待ち。招待券を持ってなかったらUターンしてるね。でも、暢気に持参の「台所太平記」なんぞを読みつつ待っていた。ここで間違っても「奇想の系譜」とかじゃあないんだよん。でも、入ってしまえばそれほど難渋せずに見て回れた。

 (どっちみち買わないと思うけど図録は完売)手許のリストを見ながら、印象に残ったものを少し挙げようかな。そういえば、コレクション展のサブタイトル(キャッチコピーか)が「縄文から琳派、若冲、蕭白まで」で、入ってすぐの作品No.1は「縄文土器」なのであった。かなり大きな土器。「男神・女神坐像」が2組あったのだが(10世紀、12~13世紀)、男女の並び方が、現代のお雛様と同じなのはいいの?というのが、素朴な疑問。

 けっこう気に入ったのが「春日宮曼陀羅」「春日鹿曼陀羅」の類で、全部で4点。色も柔らかくて、のどか、おおどか、という気分、でも曼陀羅なんだよね。今週は映画「死者の書」から続けて、曼陀羅ウィークだなぁ。

 桃山~江戸時代の焼き物、蒔絵などの工芸品が13点あって、織部の徳利が可愛かった。私の持ってる織部のイメージとは違ってたかも。そうそう屏風がかなりたくさんあった。やはり桃山~江戸期のもので、南蛮屏風の波の描き方なんかは、ちょっと意外な気がした。私は大麦図屏風の色とか題材の方が好きだけど。

 めだって人が集まってたのは若冲の2点「月下白梅図」「双鶴図」か。なので、あまりちゃんとは見られなかったが、特に月下白梅図は異彩を放ってる、というか、確かに人を引きつけるものが・・・。そのあたりで私がいいなと思ったのは、鈴木其一「菖蒲に蛾図」と、池玉瀾「牡丹に竹図」。おやおや、立てば芍薬座れば牡丹、あるいは、いずれ菖蒲か杜若・・・っていうようなのが好きなんだろうか(笑)。

 出口の所のグッズ売り場では、前に当ブログで紹介した辻惟雄「日本美術の歴史」もしっかり売っていた。この展覧会の監修者なんだっけ。2月4日だか5日だかに、辻氏はここで講演をして、それから青山ブックセンターに移動して山下裕二氏と対談、だったはず。片方だけでも聞きたかったなあ。

*最近読んだ小説(短編集)に池玉瀾が出てきたような記憶が。ってことは池大雅もかな。誰の小説だったんだろう??

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