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2006.04.22

ピアノの描く情景

4月21日(金) 「イングリット・フジコ・ヘミング ソロ・リサイタル 2006」 19:00~ 於・東京芸術劇場大ホール

ドビュッシー(版画)、ショパン(夜想曲、別れの曲、木枯らし、革命ほか)  休憩  スカルラッティ(ソナタ)、リスト(乙女の願い、泉のほとりで、ラ・カンパネラほか) アンコール:ショパン・夜想曲、モーツァルト・トルコ行進曲

 いやはや。このコンサートは「フジ子追っかけバアちゃん」こと我が母の介添えとして行ったもの。と言っても、チケットを取るよと連絡があったのは半年前のことで、今日か日曜日のサントリーホールのどちらがいいかと言われて、行きやすい池袋を選んだらば、仕事がたてこんでしまった。ゆえに「現地集合ね!」ということになり、ちっとも介添えはしてないんであるが。

 だいたいフジ子・ヘミングという人は、NHKのドキュメンタリーですっかり有名になったわけで、そういうストーリーがちょっと苦手な私としては(「感動をありがとう」という類ね)、ナナメから見ていたようなところがある。が、母はフジ子が一時疎開していた時に近くで見ていたために(小学校のピアノで練習していたとか)、どうもかなり入れ込んでいる。このコンサートで上京するために、入院スケジュールを組んだくらいだもん。

 しかし、ある種の偏見を持っていた私だけど、これがなかなかよかったんだなぁ。曲目がかなり有名な曲(小品というところか)ばかりで、聞きやすかったというのもあるかな。とっても詩的に感じたし、音色ってたしかに「色」だ、なんて、とりとめのないことを考えつつ聞いていた。かなりストレートに感情が伝わる気もしたんだけど。実のところ、もっと疲れるタイプのピアノかと思っていたのだ。

 ショパンの「蝶々」から「木枯らし」への流れ、「革命」あたりが特に良かった。「木枯らし」でブラボーがかかったのは、同じ部分への思いだろうか。

 それにしても、芸術劇場の大ホールが満員なのだから、大したものである。S席なんて9500円というのに。ドキュメンタリーから来る一時の人気だけでは、ここまではならない・・・としたら、やはり「無防備なまでに伝わってくるもの」の力かもしれない。ストーリーも込みで。

 さて、追っかけバァちゃんは、今度は松山へ行くそうな。元気で何よりというか、「コンサートに行くんだから、それまでに元気にならなくっちゃ」という感じで、エネルギー源なのだろう。 

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