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2006.04.27

立見券にて市村-藤原・二人芝居

4月27日(木) 「ライフ・イン・ザ・シアター」 14:00~ 於・世田谷パブリックシアター

作/デイヴィッド・マメット 訳/小田島恒志 演出/ポール・ミラー 出演/市村正親(ロバート)、藤原竜也(ジョン)

 注目の舞台、ではあるのだが、なんとなく積極的に気持ちが動かず、やりすごしていた・・・。でも「立見券発売」という文字に惹かれてフラフラと。まあ、このあたりは、「幾らなら払っていいか」という部分にも関わってくるかも。立見券だと、開場時=13時30分に点呼があり、その時にいないと後ろに回されちゃうらしいので、遅れてはいけない、と少しあせった。その甲斐あって、L列の右側で見られたので、位置的にはなかなかよかった。

 さて舞台は・・・老境に入ったベテラン役者・ロバートと、新進のジョン、二人が共演する様々なシーン(の楽屋)を、切り取ったオムニバス、と言えばいいのだろうか。(いや、実際、彼らはしょっちゅう共演してますねぇ。同じ劇団なのかしら・・・という設定)

 最初のうちは、ロバートが圧倒的に優位に立ってる。彼は常にジョンにアドバイスする立場だし、ジョンも気を遣って対応する。それがだんだん、少しずつ少しずつ変わっていくのだ。まさに体力的にも下り坂のロバートと、ぐんぐん伸びていくジョン。当然、かつてのような尊敬の念のようなものは存在しなくなる。このあたり、「衰えが気になる」「若さがマブシイ」私には、身につまされる部分も(笑)。

 様々な芝居が演じられている(現代劇、戦争物、漂流、歴史物、手術室etc.)、という設定上、着替えもめまぐるしい。そして、主な場所が楽屋であるから、プライベートな洋服もあれこれ必要で、一体何着、着替えたのかしら。そして、舞台上での着替えシーンは何回あったのかなぁ。場面転換(暗転)も多数で、これにはちょっと疲れた。楽屋シーンだけではなくて、「舞台の上」という設定(いわゆる劇中劇)の部分も、いくつかあって、これが全部違う芝居なのも、さすがに達者な二人ならではかもしれない。まさに舞台の上の「光と影」のような二人を、堪能した。現実に、彼らが長く人気を保ち続けている理由が、少しわかったような気も・・・。(私は今までほとんど見てないので)

 登場人物が少ない分、シンプルに舞台、そして役者の魅力が迫ってきて、とても満足だった。長さ(1時間50分)を感じさせないものだったが、終わってから急激に腰が痛くなったゾ。

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