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2006.07.20

OH! 大倉孝二

7月19日(水) 「開放弦」 19:00~ 於・パルコ劇場

作/倉持裕 演出/G2 音楽/渡辺香津美 出演/大倉孝二、水野美紀、京野ことみ、丸山智己、伊藤正之、犬山イヌコ、河原雅彦

 以前、「女中たち」のチケットを取るときに、G2プロデュースのネット予約を利用して以来、いろいろ案内が来る。これはどんな芝居か見当もつかなかったけど、出演者が魅力的だし、と見に行くことにした。G2さんは今後も「魔界転生」をはじめ演出作が目白おしで、売れっ子のもよう。でも変な名前。

 出演者は上記の7人。で、意外なことに農村の、農家の話である。合鴨を使って無農薬栽培で稲を作っている(いた)。「くいしんぼ」の鴨が増殖し、稲まで食べてしまい大きな借金を負ったらしい遠山(丸山)と、恵子(水野)の、いわくありげな結婚式の日から物語はスタートする。イヨ(京野)は元カノかぁ。

 遠山はギターと作曲、門田(大倉)はベースで、バンドも組んでいる。が、この夫婦のイワクインネン(?)から道に飛び出した遠山が漫画家夫婦(犬山・河原)の車にはねられて右腕が使えなくなり、おわびに住み込みで手伝う夫婦を編集者(伊藤)が訪ねてきて・・・という、あら「男女七人鴨物語」!? ことごとく適役だったと思う。

 いや、この顔ぶれのわりに、地味といえば地味な話だけど、役者さんそれぞれの個性が生きていて、見応えがあった。中でも大倉孝二はサイコー。単純なようで微妙な男女関係の中で、唯一それに関わらないで、思い返せばストーリーの中心にいる。粗野で繊細、大きな身体で「軟体動物」のよう・・・。いやはや、もっともっと見守らねば(笑)。そして、河原雅彦も、なんかとぼけた味が妙にハマッてた。この二人を野田秀樹で見てるから、よけいに今回私のギャップが大きいのかもしれない。彼らで「しみじみ系」(でも笑いあり)の芝居を見るとは思わなかった。

 (「鴨」と「ギター」というのが、とても重要な存在なんだけど、1幕の幕切れに、巨大な鴨(の絵)が現れる演出意図が、未だわかってない。)

 こうして、見続けたい役者さんが、どんどん増えていく・・・。

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