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2006.07.02

恒例にしてね、三鷹の会

7月1日(土) 「爆笑落語特選」 14:00~ 於・三鷹市芸術文化センター星のホール

小きち・牛ほめ、市馬・堪忍袋、さん喬・野ざらし--仲入り--喬太郎・母恋いくらげ、権太楼・青菜

 ちょうど1年前の7月初め、同じ場所、同じメンバーの会を楽しんだのだけれど、わりと早い時期に、また今年も!という情報をキャッチしてとても楽しみにしていた。でも、1年の間にチケットがやたら取りにくくなってたゾ。小三治、談志、小朝の各師匠の独演会は年に一度、三鷹であるけれども、そんなふうに恒例にならないかなぁ。でも、三鷹市公会堂じゃなくて、こっちでね。会場の大きさがほどよいんですもの。

 さてさて・・・プログラムを見ると、今年は市馬師匠が最初、ということは、少し軽めのネタかしらん、と思いきや、「堪忍袋」で来ましたか! この噺は、ほんとに「見る楽しさ」もある。罵詈雑言を袋に叫んだあとで、ニッと笑う、夫婦それぞれの表情とか、もちろん袋を縫う手つきとか。途中で人の名前がワケわかんなくなった私だけれど、そういう枝葉末節にとらわれない聞き方が、やっとできるようになったかも。「物置野郎」がますます進化中、ですかね。

 さん喬師の「野ざらし」、柔らかい声と語り口にうっとりしていると、いやはやそこまで壊れなくても・・・みたいなところもあって、さすが喬太郎さんの師匠、と感心する(笑)。さん喬師をもっとどんどん聞かなきゃね。そして喬太郎さん。まあなんというのでしょう、マクラの池袋の話で、あんなに大爆笑を巻き起こすなんて。一緒に行った友人(生で聞く落語は2回目くらい)なんて、涙を流しながら笑っていた。その笑いの勢いから「母恋いくらげ」へ、というのがまた楽しくてサイコー!!

 で、半月前のワザオギ落語会と同様、というのか、この破壊的な喬太郎落語の後に、トリの師匠が出てきて一席、というのが、なかなか大変な気がするなぁ。こういうときは、扇橋師のフワフワとぼけた感じくらいがいいんじゃないかと思ってしまう。ということで、権太楼「青菜」はネタがどうこう、というよりも、私の方に余力があんまり残ってなかったのかな。いろんな意味で暑苦しさがあるんだもん。

 アンケートは出して来なかったから、これからFAXで「毎年やってくださ~い」と送ろうかしらん。

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コメント

三鷹のチケット取れていいなあ。
私は、取れなかったのでこの日、鈴本の夜の部へ行きました。
三鷹の高座を終えられた、権太楼師匠と市馬師匠が回ってこられました。

『たらちね』 ごん坊
『ドライブスルー』 天どん
太神楽 和楽社中
『出来心』 さん生
『茄子娘』 扇辰
漫才 ゆめじうたじ
『子ほめ』 権太楼
『堪忍袋』 市馬
――仲入り――
マジック 夢葉
『黄金の大黒』 歌武蔵
粋曲 小菊
『白鳥版:火焔太鼓』 白鳥

市馬師匠、鈴本でも続けて『堪忍袋』でした。

白鳥さんの『火焔太鼓』は、聴くたびに進化していて、もう完成の域に達しました。志ん生の呪縛に絡め取られている他の人の『火焔太鼓』はもう聴くのが辛くなってきます。
白鳥鈴本トリ、目が離せません。
私は今回のネタ出しの中では『河童の手』がお勧めです。有名なホラー『猿の手』を白鳥流に作り直したもの。もちろん怖くはありません。大爆笑篇です。

投稿: ケイジ | 2006.07.02 13:05

ケイジさま。おお、鈴本のネタ報告、ありがとうございます。
そして、三鷹、一人で●枚買い占めてごめんなさい。

鈴本! 私はこのところ夜遊び(笑)が続いたから自粛しようかと思ってたけど、やっぱり行きたくてムズムズしてしまいます。
市馬師匠は、「堪忍袋」だったのですね。こういうふうに一日に複数の高座があるとき、後のネタを決めるのにはどういう心理が働くのかな。想像1:いいリズムだったから気分よくもう一度。想像2:納得いかないところがあるから熱いうちにもう一度。想像3:頭の中がこれになってて自然に。etc.

投稿: きびだんご | 2006.07.02 17:47

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