« 甘〜い | トップページ | 国立劇場チケット »

2006.08.08

若冲の水墨画が好きなのだ

Byoubu01Byoubu02_1 昨日までの暑さがちょうど和らいで、グッドタイミング! 2回目の若冲展に行ってきた。気持ちは「朝イチで行くぞ」だったけど、実際には11時半到着。でも、鑑賞の邪魔になるほどの人出ではなかった。

 私も2回目ゆえ、「これ!」という絵を中心に、ピンポイント攻撃、というところ。

 そのピンポイントとは、若冲の水墨画。画像は、大ポストカードとして売られている「鶴図屏風」だが、ほかにも「花鳥人物図屏風」「鯉魚図」などなど。とてもとてもモダンな、デフォルメされたデザインと、曲線の美しさ、直線の勢い・・・。ほんとに見飽きないのである。

 もう一つの楽しみは、ガラス越しではなくて鑑賞できる第4室の作品群。照明も、夜明けから日中、夕暮れへと変化するかたちで当てられ、そのゆえに陰影や厚みなどがいっそう感じ取れるのである。前回見とれた葛蛇玉の屏風もここにある。「簗図屏風」に描かれた「波」の面白さなど、ここで見なければ見過ごしていただろうと思う。

 メインで見たのは上記2カ所だけど、ほかに心に残ったものを挙げるなら、「三千歳図」(岩井江雲筆)に描かれた桃。不思議な霊力を感じさせる。桃じたい長寿のシンボルなんだね!(というところで、勘九郎「今昔桃太郎」の桃の精=福助なんぞを連想したのである)

 もちろん、すっ飛ばした絵もあり・・・。その分、余力があったので、本館の通常展示も少し見た。刀の細工(鍔、笄など)や、夏物の陣羽織、小袖などの、優れた細工と「ものをつくる」ことへのエネルギーに、ただただ感嘆。

|

« 甘〜い | トップページ | 国立劇場チケット »

文化・芸術」カテゴリの記事

コメント

さかのぼって日記を書くのも、8月31日になら洒落になるかもしれないけど、気まぐれカキコでごめんなさい。
若冲の鶏には驚いたけれど、私もよいなぁと思ったのは水墨画でした。「花鳥人物図屏風」などほんとにモダンでしたね。余白が美しく、爽やかで、日本の紙は素晴らしいと思いました。
白象の「鳥獣花木図屏風」の前では、自然に頬がゆるんでしまうようでした。

投稿: タンゴ | 2006.09.05 23:16

いえいえ、もっと前にさかのぼっても大丈夫。
コメントを頂くとわかるようになってますからね~。

心静かに見られる水墨画とか「伏見人形図」のようなのが、
なんかピタッと来たのでした。直球ストライク、って感じで。
そして、「鳥獣花木図屏風」を前にした時の楽しさは、
自分でも不思議なくらいでした。

投稿: きびだんご | 2006.09.06 00:11

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 甘〜い | トップページ | 国立劇場チケット »