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2006.08.03

鯉朝さん、真打おめでとう

8月2日(水) 「瀧川鯉朝真打昇進披露」 18:30~ 於・国立演芸場

瀧川鯉橋)、マグナム小林(バイオリン漫談)、太・ちりとてちん、鯉昇・粗忽の釘、桃太郎・結婚相談所--仲入り--口上、二楽(紙切り:桃太郎、たがや、東北三大祭、レインボーブリッジ)、鯉朝・竹の水仙

 前回の翁庵寄席で、落語ではなく石橋雅史さんのインタビュアーとして初めてお目にかかった鯉朝さん。あの後、定席での真打披露を無事に済ませて、たぶん満を持しての国立演芸場! ぎりぎりに申し込んだにも拘わらず、1列目に入れて下さっていて申し訳なかった。こんな特等席と知ってたら、挫折せずに着物で行くんだったなぁ・・・。しかも、某地下鉄の車両故障の影響を受け、15分近く遅刻してしまい、マグナム小林さんから聞く。

Kamikiri01  とにかく、こんな近くで聞くことは滅多にない。日頃、負け惜しみでなく「少し後ろの方でゆったり聞くのがいい」と思ってはいるんだけど、いや、近くもいいです(笑)。 バイオリン漫談は初めて。曲だけでなく「救急車」「相撲の呼び出しと行司」なんてのもあって大受け。バイオリンの演奏をしながらタップダンス、っていうのも。白っぽい着物に縞の袴という書生ふうの出で立ちも、バイオリンに似合ってた。

 昇太さん、鯉昇さんといえば・・・以前、我が地元で「柳昇親子会」が開かれて、この3人の落語とトーク(鼎談)を聞いたのだった。柳昇一門って、ほのぼのした可笑しさと愛すべき稚気は変わらないなぁ。でも、昇太さんと鯉昇さんの年齢が4歳ほどしか違わないってのにはびっくり(鯉昇さんは確か2歳と仰ったけど、4歳のよう)。で、やはり異彩を放っているのが桃太郎さん。真打披露の会だろうが口上だろうが、お構いなしで桃太郎節が炸裂していた。それが好きか嫌いかと言われれば・・・。ま、先輩の皆さんは、手堅いネタで花を添える、という感じかな。

 ああ、でも桃太郎さんが口上で、歌丸会長批判(寄席に出演しない)をしたのは、ちょっと鯉朝さんに気の毒だったかな。「寄席を大事に」という意味もあったかもしれないけど、場違いというか。ずいぶん時間も押してしまったし。

 上に、1列目に入れてもらって申し訳ないと書いたけど、座ったらこっちのもの、ってわけで、二楽さんの「鋏試し」の桃太郎をもらっちゃったよ~。

 さて、初めて聞く鯉朝さんの落語。彼は新作・古典両方の人とのこと。それも含めて、キャラクター的にも昇太さんに近い感じはする。「竹の水仙」は時間の都合もあって、けっこう飛ばしたみたいだったけど、宿屋の主人の「稚気」がやっぱり面白くスピード感もあって結構でした。昇太さんは、鯉朝さんのことを「(正体不明の)昆虫」と名付けた(?)らしいけど、確かに触角をつけると似合いそう。年齢不詳のまま(若い方で)、ずっといけそうだし、もって生まれた良さ(触角が似合うのを良さというのか!?笑)を大事に、鯉朝さんの道を作って行ってくださいね。そうそう、後ろ幕は「と学会」のもので、色合いもデザインも素敵!

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