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2006.10.05

明治文学史を舞台でちょっぴりおさらい

10月4日(水) 「二兎社公演 33 書く女」 14:00~ 於・世田谷パブリックシアター

作・演出/永井愛、出演/寺島しのぶ(樋口一葉)、筒井道隆(半井桃水)、八木昌子(母 たき)、小山萌子(妹 くに)ほか

 永井愛さんの新作を寺島しのぶさんの主演で! というのは、お二人のファンである私には、「待ってましたっ」なのだ。ゆえに、2回見ることにして、まずはポストトークのある今日(大石静さんと永井愛さん)・・・だったのに、上演時間が思いのほか長くて、後に予定があったためトークは断念せざるをえなかった。いろいろ集中できない要素(なぜに?床に小銭が散らばる音がする、休憩後の着信音、など)もあり、少々いらつきつつ。

 舞台で描かれる一葉の生きた時代は、明治の前半、つまり19世紀!! 時代背景として、自由民権運動から日清戦争のころ、ということになる。対外政策や社会の風潮などがスルッと入り(それが今をイメージさせもする)あたり、永井さんらしい。

 そういう明治の話だけれど、舞台装置は妙に現代的。初めのころの場面転換の多さともあいまって、話に入り込むのにちょっとエネルギーが必要だった。ストーリー的なことは、後日を待って、ということにして、印象のみを。

 樋口家の女3人がとてもよかったし、ほかにも女性はみな個性的で役柄にもピッタリと思ったのだが、対する男性が・・・。まあ、筒井道隆は「頼りない」桃水だから、いいとしても、斎藤緑雨、川上眉山は、もう少し年長の俳優さんでもよかったのではないかしら。ヒゲが似合わなすぎるゾ、眉山!! 実際にはみな一葉とさほど年は変わらず若かったのだろうけど。昔の人は、たとえば漱石も49歳で亡くなったとは思えない貫禄なんだし、3、4割、年齢を上乗せするくらいでも(現代の「年齢7掛け」の逆)。

 ポストトークも聞けない私だったけど、篠井英介さんを見つけることができたから今日のチケットでよかったかな、ウフフ。終演後、後ろにくっついて階段を下りちゃったよん。

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コメント

観てるねぇ~(笑)

寺島しのぶ、科白が気持ち良くて私も好きです。
樋口一葉も好きですが、あのお札の顔はナンだ?
もっと美人ですよねえ。

投稿: まー坊 | 2006.10.05 17:53

音羽屋の皆々様の中では、一番にしのぶさんのファンになったのよ。今は菊之助く~ん、なんて言ったりしてるけど、基本的に男優さんに関しては「移り気」なので(笑)。
そちらでも「書く女」の公演はあるようですね。

私は一葉はちゃんと読んでないんです。私の母は、東京に来ると一葉ゆかりの場所を探検して喜んだりしてましたが。

投稿: きびだんご | 2006.10.05 22:59

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