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2006.10.03

今度は歌舞伎で、5・6段目

10月3日(水) 「芸術祭十月大歌舞伎 夜の部」 16:30~ 於・歌舞伎座

「仮名手本忠臣蔵 五段目 山崎街道鉄砲渡しの場 同二つ玉の場/六段目 与市兵衛内勘平切腹の場」 仁左衛門(勘平)、海老蔵(斧定九郎)、菊之助(お軽)、権十郎(千崎弥五郎)ほか 「梅雨小袖昔八丈 髪結新三」 幸四郎(新三)、弥十郎(家主長兵衛)、高麗蔵(お熊)、段四郎(弥太五郎源七)ほか

 なんか、やたらに上演されてるみたいな5・6段目だけど、筋書の上演記録を見たら、今年がこれで4回目なだけ(こんぴら歌舞伎を含む)。何年かおきに、集中的に上演される年があるみたい。でも、文楽で通し上演されたばかりだから、余計、またも忠臣蔵と思ってしまうのよね。私は1月の浅草に続いて、歌舞伎では今年2回目。

 いや~、やっぱ海老蔵がカッコいいです。絵になるお姿!! 先週、菊之丞さんで「中村仲蔵」を聞いたこともあって、破れ傘、雨、黒紋付、血のり・・・道具立てコミで楽しんだ。これが昔は「弁当場」だったのか。

 まだ2日目だから、六段目あたり落ち着かない場面もあったけど、仁左衛門の勘平はさすが。特に、腹を切ってからの緊迫感というか、「思い」がよく現れていたように思う。そこまではなんとなく間延びしてた気も。でも、文楽と違って人間が演じるからこその、ストレートな「情」というのは感じたなあ。うまく言えないが・・・。

 幸四郎「髪結新三」はどんなかな、と、ちょっと心配だった。最近の「文七元結」みたいなアプローチだとイヤだなあ、と。そこそこ面白かったけど、新三に「悪人の魅力」はあまり感じられず・・・。肩肘張らずに見られていいのかもしれないが、安手のコメディ時代劇ふうな部分ばかりが印象に残っている。でも、段四郎さんはやはり素敵!(台詞がやや怪しくてもいいのだ) 最初の白子屋見世先の場は、ちょっと華がなかったかな。高麗蔵さんは、お熊の感じじゃない。好きな役者さんなのに。 

 イメージ的には、以前見た菊五郎の新三が好き。あの時は、松緑の下剃勝奴と菊之助のお熊で、初鰹の時期の若々しさがあった気がする。別に「季節限定ネタ」というわけでもないのだろうが、ホトトギスに新茶まで出てくると、さあこれから秋!という今だけに、あらら~、なのである。

 始まって間なしの平日とはいえ、3階の3列以降が相当ガラガラだったからビックリ。こんなに空席があったのを最近は見ていない。土曜日の3階席を取ろうとして苦労したので、平日もそうかと思っていたんだけど。

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コメント

髪結新三、勘九郎時代の勘三郎さんで観たような・・。
魚屋さんが鰹を切り身にするとこありますよね?
よくできてるな~、近くで観たいな~と思った記憶が・・・
後でパンフレット(歌舞伎はパンフレットって言いませんか?)見てみよーっと。

談春七夜はお出かけになりますの?

投稿: まー坊 | 2006.10.04 21:03

初鰹。昨日、魚屋さんが3枚におろしてました。
どうも昔の、子供のおもちゃ・・・おもちゃの包丁でプラスティックの野菜や肉を切ると、マジックテープのところでザクッと切れる、を思い出しちゃって。

談春さんは一夜も行きませんことよ。情報が遅かったこともあるし、流行モンは苦手ってのもあるし(へそまがり)。12月を楽しみにしています。

投稿: きびだんご | 2006.10.04 23:03

出たっ!へそまがり!(笑)

あの師匠のHPにアップされた11月の「下丸子」っていうとこでの落語会が気になるんですけど、新幹線の終電に間に合うでしょうか?

投稿: まー坊 | 2006.10.05 08:54

下丸子、正直言って「ありえない顔合わせ」ですね、わたくし的には。
しか~し、「新幹線の終電」ってのが、泣かせる(笑)。
品川に出るのが簡単と思いますけど・・・。会場は下丸子の駅のそばです。

投稿: きびだんご | 2006.10.05 11:23

ありがとうございます。
駅のそばなんですね・・・っと。

ありえないだけに、観たいんですよ~
座談会ありって、何話すのかなあ、家元の話?
昭和歌謡の話?
落語は何やるんだろ~。

おっきいくまちゃんのまわりをチワワがキャンキャンって図が思い浮かびますが・・・。

行こうかなぁ~

投稿: まー坊 | 2006.10.05 17:48

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