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2006.10.08

ウキウキ気分の歌舞伎座

10月7日(土) 「芸術祭十月大歌舞伎 昼の部」

(「葛の葉」)、「寿曽我対面」 團十郎(工藤祐経)、菊之助(曽我十郎)、海老蔵(曽我五郎)、田之助(大磯の虎)、権十郎(小林朝比奈)ほか 「一谷嫩軍記 熊谷陣屋」 幸四郎(熊谷直実)、團十郎(源義経)、芝翫(相模)、段四郎(弥陀六)ほか 「お祭り」仁左衛門

 10月の演目が発表になった当初は、「夜の部」の方に気持ちが行っていて、昼はいいか、と思っていた。国立劇場もあることだし。ところが友人から「上京する、ついては歌舞伎を見たい」との連絡があり、結局、昼も見ることに。新幹線の到着時間の関係で、「葛の葉」はパス。この友人は歌舞伎を見るのは初めてなのだが、10代半ばから、箏や三味線を続けてきたので、特に清元の三味線に反応してたのが、私には新鮮だった。

 さて、そういう歌舞伎初心者と一緒に見るのに(な~んて、私もそう変わらないくせに先輩ぶってみた)、團十郎、菊之助、海老蔵を同時に、気持ちよく見られる「寿曽我対面」はほんとにピッタリ。だって、ストーリーなんて考えなくていいよねぇ。目の前で進行していることを、ほーほー、と楽しめばいいんだもん。荒事-和事の味、ってのもあるけど、でもひたすら2人の若者にうっとりしてました! それと、権十郎もとてもよかった。

 今月は、團十郎丈が昼の部だけとはいえ、2つ続けてご出演。で、「熊谷陣屋」なんだけど、うむむ、前半ちょっと眠かった。芝翫、魁春(藤の方)の女方がふたり揃ってからは、わりとピンとしたように感じた。それと、弥陀六という役の存在感に今更ながら気がついた。首実検が終わった後、終幕へ向けての場面が、するっと流れるのも締まるのも、弥陀六しだいなんだね。

 「お祭り」はただただ楽しくて美しくて、ニコニコしながら見ていた。こんな風な組み合わせで見ることができて、とてもラッキーだったように思う。幕間には、1階席まで降りて花道のあたりを見てみたり、「青獅子」などの画を見たり。お天気にも恵まれて楽しい一日だった。

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歌舞伎・文楽」カテゴリの記事

コメント

海老蔵と菊之助ねぇ~。
綺麗でしょうねぇ~。いいなぁ~。

投稿: まー坊 | 2006.10.08 20:35

そうなんですよ。この幕だけ1階で見たかったよ~。

それと、「熊谷陣屋」に尾上松也くんも出演していて、
あんまり台詞はないけど、舞台上にはいるから、
ついついオペラグラスで何度も見ちゃった。

投稿: きびだんご | 2006.10.08 22:49

仁左衛門さん見たいなぁ~。
きびだんごさんに触発されて(?)今月は松竹座へ行きます。
歌舞伎も親しまなくちゃね!

投稿: yadokari | 2006.10.08 23:50

仁左衛門さんにも、ほんとにウットリだよん。
大病から復帰された時の「お祭り」のエピソード、
「待っていたとはありがたい」の話を思い出しちゃう。

今月は松竹座で、来月は文楽劇場ね!!

投稿: きびだんご | 2006.10.09 08:20

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