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2006.11.13

台詞たっぷりの「元禄忠臣蔵」

11月14日(月) 「元禄忠臣蔵 第二部」 12:00~ 於・国立劇場大劇場

伏見撞木町》第一幕 《御浜御殿綱豊卿》第二幕、三幕 《南部坂雪の別れ》第四幕

藤十郎(大石内蔵助)、彦三郎(進藤八郎右衛門)、秀太郎(遊女浮橋)、梅玉(徳川綱豊)、愛之助(大石主税/羽倉斎宮)ほか

 第一部が「よく泣いてたなァ」というお芝居だったとすれば、第二部は「よく喋ってたなァ」ということになる、私の中では。撞木町の内蔵助-八郎右衛門をはじめ、御浜御殿の綱豊-新井白石(我當)など、座敷で一対一で、という場面がけっこうあって・・・いや、ちょっと眠くなったのでした。

 もちろん、四幕十場の中には、動きのある場も当然いっぱいあるんだけどね。一幕二場の「揚屋奥庭」での「鬼事遊び」(目隠しをして「鬼さーん、こちら。手の鳴るー、方へ」)なんかも、人数のわりには地味? でも、離れの部屋と庭など、舞台美術的にはこの場面が目を引いた。ここで、内蔵助に詰め寄る元服したばかりの主税と、最後に雪の中でやはり内蔵助をなじる羽倉の二役を、愛之助が演じたのがとてもよかった。ま、主税の方が似合ってた・・・かもしれないが。

 ストーリーとしては、なんか「仮名手本」のイメージでは納得できないような部分を、理詰めで登場人物に語らせてる、っていう気が、ふっとしたんだけど(あくまで印象)。いや藤十郎丈はすごく上手いと思ったし、じっくり味わう種類の舞台かと。

 今日は3階で見たけど、私の両隣はどちらも中高年カップルで、筋書じゃなくて上演台本を熟読してたからビックリ。確かに、その方がよくわかる。そして、いよいよ来月が大詰め・・・なんと8月からチケットを買ってるから、仕事の休みを読み違えていて、どうも見るのは無理みたい。3ヶ月通しで見ると手ぬぐいを貰えるんだけど、先月の半券はとっとと捨てちゃったしなあ。

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コメント

手拭い?
そんなの先にいってくれないと…私も半券なんてとっくに捨てちゃいました。っていうか、見終わったら捨てて来るんだもん(^^ゞ

10月は早めに取ったら、セリフ劇なのに主役までセリフが入ってなくて興醒めしたので、今月は中日過ぎにとってまだまだ先。原作を読んだら、このあたりは藤十郎にハマるんじゃないかという印象を持ちました。藤十郎自体はあんまり好きじゃないですが、楽しみにしています。

投稿: 猫並 | 2006.11.14 13:07

猫並さま
先月は台詞がツラかったですよねぇ。
私が見た時は、主役はもうOKでしたけど。
でも、今月はその点、大丈夫。
藤十郎ファミリー、よかったです。お楽しみに!

手拭いは・・・そもそも知ってたのに
うっかり捨ててしまったんです。
劇場に「手拭いあげるよん」と告知が出てて、
いっそうシャクなんですが。

投稿: きびだんご | 2006.11.14 20:00

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