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2006.12.12

知る喜び/忘れる哀しみ

 いつもいつも、お芝居を見に行く時は事前に何もしない。チラシくらい読んで行けよ、と自分に言ってみるが、大抵はあたふたと劇場に駆け込む・・・で、感覚で見るからいいの、と居直っていたりする。

 でもまあ、ちょっとくらいシェイクスピアの戯曲を知っていても悪くはない、と、最近「リチャードⅢ世」「夏の夜の夢」について、解説を聞く機会をもつようになった。いや、確かに、何がなんだかわからない「リチャードⅢ世」の登場人物の関係について、すっきり図解されて「わかったような」つもりになる。・・・で、あっという間に忘れる(泣)。

 小さなことで「そうか!」というのを得るのは楽しい。「夏の夜の夢」には妖精界で、“インドの王様から盗んできて小姓にした子ども”が出てくる(劇団昴の公演では、この子に違和感があったっけ。色白でぽわんとした感じで)。これって、当時は異常出産が多かったから、そういう子が生まれた時には「あまりに可愛い子だから妖精が連れて行った(代わりにこの子を置いていった)」と言われていたとか。じっさい changeling=取り替えっ子、という言葉がある。

 知ることは単純に喜びである。100知れば1か2くらいは記憶の隅に残ってくれるだろうか。いや、最終的に残らなくても、その時間、ワクワクしながら戯曲を読み、想像を働かせるなら、それはそれで観劇につながる楽しみかもしれない。できればしっかり記憶にとどめておきたいものだが・・・。

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