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2006.12.28

これが今年の聞き納め

12月28日(木) 「東西たっぷり落語会」 15:00~ 於・お江戸日本橋亭

開口一番(桂まん我)、宗助・蔵丁稚、市馬・掛け取り、東西座談会(文我・市馬・平治・宗助)--仲入り--平治・うどんや、文我・不動坊

 私は知っていながらテレビを見てない不届者なんだけど、今日のメンバーはNHK教育「えほん寄席」の出演者。これが第2回の会だそうで、「年の暮れ」と「冬」にこだわったネタ選びとのこと(プログラムより)。

 今日は文我さんが一日、お江戸日本橋亭で会をなさっていて(12:00~、15:00~、18:15~)、私が14時45分くらいに到着したら、やっと入場の列が動き始めたところだった。終演後には、次の人たちが待っていて、師走らしくない暖かい日で、ほんとによかったよ。市丸くんがかいがいしく働いてた。見台と膝隠しを使ったのは文我さんだけだけど、ちょっと緊張したかもね。

 まん我さんは江戸落語だと「だくだく」。顔の輪郭ががっちりしてて、ちょっと中村屋の長男・勘太郎くんみたいな感じかな。動きのある噺なんで、着物の裾がかなり乱れて、ちょっと気が散ってしまった。宗助さんの丁稚・定吉どんは、とても可愛いくて、好き・・・なんだけど、四段目の芝居のくだりは、すこしダレちゃいました。市馬師匠の「掛け取り」、今日は狂歌家主と芝居狂・酒屋の番頭、そして三橋の旦那。酒屋の番頭は、昔、芝居に熱中して蔵に入れられたことがある、ってのに笑った。あと、三橋の旦那は八五郎に乗せられないゾ、と思ってるのに、マイクを向けられると歌っちゃうのが、いつ見てもおかしい。

 座談会。高座に座布団が二つ並ぶ。そこに宗助さんと市馬さんが座り、平治さんが上手に、文我さんが下手に立って進行という、ちょっと不思議なスタイルだった。「えほん寄席」の話題はなくて、別に東西の落語の違いとかっていうこともなくて、まあいろんな話題。4人の師匠がそれぞれ大物ということで、米朝ネタもね。平治さんは午前中に落語芸術協会の納会があったそうで、鈴本に出られない話題も絡めて。また、文我さんがその昔、「吉池」に出演されたときのエピソードなども。そうそう、市馬&平治は大分県人なのだ(平治さんの方がちょっと都会ですって)。

 で、初めて聞いた平治さんの「うどんや」。とても面白かった。たぶん基本がきっちりしてるんだろうな、という気持ちよさがあって、その上で、特に大げさなことはないのにおかしいんだよね~。芸協の人の高座は見逃しがちだけど、やっぱ、それじゃダメじゃん、という気がした。文我さんの「不動坊」も、鳴り物入りでとても楽しい。この不動坊、旅先で亡くなるんだけど、その場所が岡山ってあたりが、いかにも上方、かな。

 楽しい噺をたっぷり聞いて、幸せな聞き納めだった。欲を言えば・・・やはり時間の関係で、マクラもそこそこというか、気分的なせわしなさが残った。それと、ネタの順じゃなくて人の順だったんだろうけど、「蔵丁稚」と「掛け取り」は続かないほうが私は好き。

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