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2007.01.07

雨の中、志の輔らくごを聞きに(ネタ入り)。

1月6日(土) 「志の輔らくご in PARCO 2007 其の壱」 14:00~ 於・パルコ劇場

Shinosuke  1ヶ月公演は去年だけかと思いきや、今年も! 去年と同様に、其の壱から其の参までで、追加公演を入れると25公演だそうです。ネタ出しされている演目は、其の壱:メルシーひな祭り、其の弐:歓喜の歌、其の参:狂言長屋で、このうち聞いたことのない「メルシーひな祭り」を選んだのである。

 内容などには、壱の公演が終わる8日までは触れないことにして、画像は入り口でチラシとともに渡されたクリアファイル。私は小さいバッグしか持ってなかったから、この中にチラシを挟んでクルッと丸めて持ち帰った(なので、真ん中が少し折れてる)。

 *以下に、ネタと感想を追記しました。其の弐、参で、また演じられるものもあるのかしら。

演目:七福神の新年会メルシーひなまつり(仲入り)中村仲蔵

 開演・・・の前に、スピーカーから長唄が流れてきた。え? なになに。この感じはどこかで、と思っているうち、去年3月の「パルコ歌舞伎」のイメージがよみがえってきた。どことなしにね。最後の歌詞が「志の輔らくご イン パルコ」だったから、尚更。

 1席目の師匠は、ベージュ系の着物とグリーン(抹茶っぽい)の袴。初詣の願い事などのマクラに笑っているうちに、あら、落語に入ってました。隠し芸を披露しなくてはいけない新入社員、ということで、小道具もいろいろ。あれ? ナポレオンズに教わったんだっけ。お正月らしい「七福神」が登場するけど、小さな身近な世界の話のようでもあり、ほのぼの。

 そして2席目。淡いピンク系の着物と羽織で。これが今日のメインのはずが、会場の設定温度が低かったのか、途中で寒くなっちゃった。大雨の中を駅から歩いて冷えてたのもあるかな。私だけというのではなくて、なんとなく盛り上がりに欠けたきらいも。噺の後の、いかにもパルコ劇場らしい演出が楽しかった。

 休憩後は黒紋付の袴姿。おぉっと、歌舞伎の斧定九郎を今の形につくった「中村仲蔵」! 私が志の輔さんの独演会などで聞いたことがある古典は、この仲蔵のほかには「抜け雀」と「浜野矩随」くらいだけど、とにかくとても印象に残っている。仲蔵じたい、志の輔さんで初めて聞いたのである。その後、幸四郎の舞台で「夢の仲蔵」を見たり、小説「仲蔵狂乱」を読んだりもしているが。とにかく、血筋のない者が歌舞伎の世界で出世していくことが、どんなに大変なことか、妬みや反対に遭っている姿をきちんと描いているから、聞きながら、仲蔵に寄り添っていくんだよねぇ。

 パルコ劇場での、落語という手法を使った(全部ひっくるめての)「演劇公演」と言ってしまっていいかしら。他の人には決してできない。もう少し、ドーンと笑いたかった気もしたけど、それは普通の「独演会」に行けばいいんだよね。個々の噺のみでなく、オープニングから最後の三本締めに至るまで、すべてを味わい尽くすべき会なのだと思う。

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コメント

仕事始めから間もなく、ひどい風邪を引いて咳が止まらない日が続いたので、楽しみにしていた志の輔らくごを聞きに行けるかどうか、ビクビクしていましたが、前日ぐらいにだいぶ良くなって、無事出かけられました。
初めてのナマ落語、すごーく、面白かったです。狂言長屋のほかは、「七福神の新年会」「しじみ売り」でした。マクラから落語への流れ方とか、噺家さんの視線や動きとか、いろいろ楽しく感じられました。「七福神」で笑って、「しじみ売り」でほろっとして、「狂言長屋」では千三郎さんまで出てきて、感激しました。
きびだんごさま、チケットの手配、ありがとうございました!

投稿: ポンジュース | 2007.01.22 23:00

ポンジュースさま
あら~、風邪はもうよくなったのかしら。気をつけて下さいね。
志の輔らくご、楽しまれたようで何よりでした。初めて生で落語を聞くのには、志の輔さんはオススメなんですよ、ほんと。私は「しじみ売り」って聞いたことないです。どこかで聞きたいな。
狂言長屋、千三郎さんでしたか!! まあ絶対茂山家の方には違いないから、ポンジュースさんにピッタリと思ってました。

投稿: きびだんご | 2007.01.23 00:03

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