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2007.01.18

今年初めての・・・狂言

1月17日(水) 「第37回 野村狂言座」 18:30~ 於・宝生能楽堂

素囃子「男舞」 「大般若」万之介、竹山悠樹、月崎晴夫 小舞「七つ子」「暁」 「文蔵」萬斎、万作--休憩--「六地蔵」深田博治、石田幸雄、高野和憲、破石晋照、時田光洋

 パタパタと宝生能楽堂へ向かい、席に座ったとたん、「そういえば今年は『翁』を見なかったなぁ」と思ったのだった。来年は見なくっちゃ(笑)。・・・と思っていたら、本日の演目で見たことのない「大般若」は、三番叟を思い起こさせるもの。僧と神子(みこ)と施主が登場する。

 僧はこのところ休演も多い万之介さんなので、少し心配だったけど、まずまずお元気そうで。でも、神子(最若手といった感じの竹山さん)とのコンビが、なんといったらいいのかな、全体に間延びしてる気もした。ついつい神楽に惹かれちゃう僧なんて、もう万之介さんにピッタリなのになぁ。神子は長い束ね髪の鬘もつけて、まさに「みこ」。神楽のところでは、笛+小鼓に「鈴の段」を模した舞いなのでした。

 小舞は裕基くんと破石くん。ちっちゃくても堂々と舞う裕基くんは、もう安心して見てられる。ものすごく顔が小さくて、歌舞伎役者の家に生まれなくてよかったね、なんて余計なことを思っちゃう。

 「文蔵」は以前、万作さんの主(すなわち「石橋山の合戦」を語る)で見たことがある。語りといえば「奈須与市語」を思うが、あれよりは笑う部分もかなりあって、楽しみつつ聞く、という感じなのかな。変なたとえだけど、聞いたことがある落語なのに「オチ」を忘れて何だっけと思いつつ聞いてる、というのに似てた。

 「六地蔵」はどこで見たのだっけ。笑いが多いからよく見る演目ではある。文句なしに面白い。今日は田舎者の石田さんの、大らかさというか安心感というかに、つくづく感じ入ったのだった。あと、お地蔵の面が可愛かった、高野さんが特に。

 張り出してある予定表では終演20時15分で、だったら帰りに映画「やわらかい生活」が見られるか、なんて思ったのもつかの間、実際には35分くらいまでかかった。相変わらず映画は見られないなー。

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コメント

そういえば、私はここんとこずっと毎年の狂言初めが茂山家なんで、翁には全然縁がないです(^^ゞ
今年は歌舞伎座も廓三番叟だから、翁らしい翁にはあわないお正月だぁ…
能や狂言は、顔が小さくてもいいのは、舞台が狭いからか面が小さいからか、とにかく面白いなって思います。だって、Mr.タモツは毎度のように「染○郎は顔が小さくていかん」と書いてるのに「萬斎の顔には存在感が」ともいうんだから(笑)
今コメント打ちながら、和泉流の六地蔵と同じ筋で、地蔵が1個しか出てこない大蔵流の曲はなんていうんだっけと思い出せない自分が妙に情けなくなってきています。私もあれ、萬斎のやった六地蔵が印象的で、見たなーっていう記憶がしっかり残っています(^^ゞ

投稿: 猫並 | 2007.01.18 08:12

お正月、お能のおごそかさ(清々しさも)と歌舞伎の華やかさ、どちらも違った「心おどる」感じで、好きです。でも、今年は翁のことをすっかり忘れていた私(^^ゞ
一度、茂山家の「福の神」を見てみたいです~。
「六地蔵」とか「茸」とか、登場人物が多くてドタバタにぎやかなのは、記憶に残りますね(あら、どちらも面を使うし)。大蔵流は「菌」って書くのでしたっけ。いろいろ見たくなってきた!!

投稿: きびだんご | 2007.01.18 09:59

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