« やっと「初・市馬」!! | トップページ | ある意味、予想通りのパルコ劇場 »

2007.02.04

紙切りや落語で涙した日

2月3日(土) 「花形演芸会」 18:00~ 於・国立演芸場

鏡味正二郎(曲芸)、遊雀・初天神、爆笑問題円馬・試し酒、(豆まき)--仲入り--二楽(紙切り:ペコちゃん、桜島、花嫁さん)、紫文(俗曲:鶴八鶴次郎、大岡越前)、喬太郎・ハワイの雪

 いやはや。落語ファンならずとも、この顔ぶれのすごさはわかるというもの。しかも1800円!!  所得税、払ってもいいです(笑)。もしかしたら、お正月初日の歌舞伎チケよりも、文楽チケ取りよりも、「入っててよかった、あぜくら会」なのかもしれない。でも、会員でも繋がったときには売り切れ、というのを聞いたから、私はとてもラッキーだったのね。

 ほんの少々遅れてしまい(←また(>_<))、前座さんの噺の間、ロビーで待機。しかし、開演してるというのに、ロビーには大勢の人がいて、雰囲気が違う!! で、前座さんがお辞儀したのと同時に、後ろドアに駆け寄り、中へ。あらかじめチェックしていた通り、右の通路から席へ行こうとしたら、なんとその通路は「立ち見」の人が座ってて、なかなか通れないよぉ。私は3列なのに!! スミマセンと言いつつ、たどり着いたときには、もう正二郎さんが登場されてました(汗)。前方ドアから入れ? 恥ずかしいじゃん。

 正二郎さんは、もしかして「お初です」かなあ。仲入りまでの3人はみんな芸協の方とのことだから、見てないのも無理はない。フレッシュな感じで好感が持てた。スリルとサスペンスもちょっぴりね。

 さて、待ってました!その一。 遊雀さんとなられてからは初めての、元・三太楼さん。グレーの網の目のような着物に、ベビーピンクの羽織が相変わらずオシャレでよく似合ってる。初天神は、三太楼さんといえばこのネタという噺(私の中では)。予想以上に金坊がパワーアップしてました。言葉を発しないで動きだけで駄々をこねるこねる・・・嗚呼、サンタロウさんだ! もとい、これからは遊雀という名前に慣れなくっちゃね。

 そして爆笑問題も、生では初めて。というか、テレビでも司会などでちょこっと見る程度だったけど、さすがに面白い!! スピード感に溢れてて、ふだん寄席で見る漫才とは全く違うタイプ。いや、寄席は寄席で、あのまったりした、予定調和のような雰囲気は好きですが。とにかく、生で見られて幸せでしたワ。

 円馬さん。なんかテレビ(「日本の話芸」)で見たことがあるかも。泉谷しげるを若くして、(ゆで卵のように)ツルっとさせた感じかな(笑)。こういう方を見る機会が少ないのも、落語協会の寄席にばかり行く弊害かしら。小満んさん的なところも感じたけど。とにかく、私は一滴も飲んでないのに、もうお酒は十分という気にさせられちゃったよ~。円馬さんの噺が終わったところで、それまでの出演者も出てきて豆まき!! 前の方の右寄り、というのは、投げる側からは死角なのか、ほとんど飛んで来なかったゾ。

 仲入り後に、紙切り、俗曲と続くところが花形かしら。ペコちゃんは旬のお題だけど、桜島には、二楽さんよりも下座さんが困ったみたい? そして私は全く初めての、まず「花嫁さん」を切って、そこから歌に乗せて、紙切り劇場。なんかジーンとしちゃった。俗曲の紫文さんも久しぶりで、鶴八鶴次郎、大岡越前ともに初めてでした。

 喬太郎さんは、本日も黄色い「大きなヒヨコ」。白鳥さんと朝まで飲んでたなんてマクラから、「ハワイの雪」へ。あら、まず舞台は上越高田なのね!! 落語だから、あちこちで笑っちゃうんだけど、でもなんだか短編小説のような噺。高田の留吉さんとハワイのちーちゃん。それぞれに別の人生を歩んで、再会する。それまでが(互いによき配偶者、よき家族に恵まれて)幸せだったからこその再会シーンが、しみじみと胸を打つ。思い出しても涙が出そうよ。

|

« やっと「初・市馬」!! | トップページ | ある意味、予想通りのパルコ劇場 »

落語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« やっと「初・市馬」!! | トップページ | ある意味、予想通りのパルコ劇場 »