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2007年3月

2007.03.31

国立能楽堂の空気が好き

3月31日(土) 「狂言ござる乃座 37th」 14:00~ 於・国立能楽堂

横座」 牛主萬斎何某万之介竹山悠樹 「重喜」 重喜裕基住持万作、(地謡)--休憩--「寝音曲」 太郎冠者萬斎石田幸雄

 ほんとは国立能楽堂の定例公演や普及公演に行きたいのだが、どうも日にちが合わず・・・。かろうじて万作家の狂言は見続けている、という感じ。しかも、ちょっと疲れ気味で、いまひとつ乗り切れなかった。「横座」なんだけど。

 というのも、最初の「横座」は語リが中心になっており、目先の(遣り取りの)面白さではない「語りの力」の部分を、受け止め切れなかったので。でもまあ「奈須与市語」だって、何度も聞くうちにわかってきたのだ、と思うことにしよう。 

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2007.03.29

オール・メール・シェイクスピア!

3月28日(水) 「恋の骨折り損」 19:00~ 於・彩の国さいたま芸術劇場

演出/蜷川幸雄 翻訳/松岡和子 音楽/笠松泰洋 出演/北村一樹(ナヴァール王)、高松洋(ビローン)、窪塚俊介(デュメイン)、須賀貴匡(ロンガヴィル)、姜暢雄(フランス王女)、内田滋(ロザライン)、月川悠貴(マライア)、中村友也(キャサリン)ほか

 彩の国シェイクスピア・シリーズ第17弾、そしてオール・メール・シリーズ(男性俳優のみで演じる)の第3弾。私は前回の「コリオレイナス」しか見ていない(しかも開演時間を間違えて大遅刻だし)。ゆえに、ちゃんと見るのは、これが初めて。しかし、与野本町は遠い! (まっすぐ帰宅したのに午前0時にやっと家にたどりついた) それでもなんでも、ぜひ見たい!という人だけが、見に行く? という意味では、すでにそこで観客を選ぶ劇場なのかも。開演5分ほど前に駆け込むと、ロビーでは生演奏中(劇中の演奏者)。客席は女性が圧倒的に多かった。この顔ぶれでは当たり前ですが。(ネタばれあります)

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2007.03.27

初めての「掛け合い噺」

3月27日(火) 「すずめ二人會 春の巻」 19:00~ 於・内幸町ホール

開口一番(彦丸・たらちね)、正雀・毛せん芝居、対談中村芝雀林家正雀)--仲入り--掛け合い噺 芝浜(政五郎=正雀、おたつ=芝雀)

 去年は、けっこう芝雀丈を見たと思う。それまではボンヤリ見ていたのだけれど、ほどよく品があっていいなあ、と思い始めていた。ほら、私は「過剰」が苦手だからね。そんなところへ、いつも面白い企画を考えるミックス寄席のこの企画! もちろん行きますとも。

 ほんとのこというと、正雀師は独特の口調(と声)が、私の好みの部類ではない。だからめざして見に行く、ということはないのだけれど、寄席などで出会うと、いつもきっちり聞かせてくれる師匠。そういう信頼感はあるのだ。いわゆる芝居噺の継承者でもある。

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夜の部は「親子の情」

3月25日(日) 「通し狂言 義経千本桜 夜の部」 16:15〜 於・歌舞伎座

(ただいま使えるパソコンがないので、取りあえず簡単に)

「木の実」「小金吾討死」「すし屋」
マツシマヤァ〜!! 一日たった今も、木の実やすし屋を思い出すと、そう言いたくなる。仁左衛門だけじゃなくて、秀太郎ほかの皆々様も揃って見応えがあった。アンサンブルとして、素晴らしいという部分も感じたので。
「木の実」はすし屋に向けて、よくできてるなあと、つくづく。権太のワルっぷりを見せるいっぽうで、息子の手を「つめてえ手だなあ」と温めたり、親子3人のむつまじい姿を花道で見せたり……後段への悲しい予感が、すでに哀れ。このあたり、くどくなくてちょっと滑稽なのが悲しい、みたいな気持ち。
で、「すし屋」。現代では百歩譲ってもワケわかんない話、と思うんだけど、ここで権太と大甘の母親が描かれて、権太&妻子と合わせ、情の部分がクローズアップ。理屈じゃないのよね〜。
梶原の家来で松也くんが出演してたのに、私の席だとちょうど親分梶原の陰になり、よく見えなかったのが残念。

「四の切」「奥庭」
どうしても狐忠信のアクロバティックな動きにとらわれがちだけど、じっくり台詞を味わい(あるいは目の動きなど表情だけで)、鼓への執着を合点するのが大事だと、改めて感じた。それぞれの年齢なりの狐忠信がいるんだなー、というところ。
腰元で芝のぶさんを久々に見た。美しすぎて浮いてるみたい(いや、私がずっと見てただけか)。

奥庭は、はあ〜と思ってるうちに終わっちゃった。素直な感想は、夜の部、ここだけの出演の幸四郎丈、ご苦労さま、ということかなあ。通し狂言という一つの文章の、最後のマルと思っていいですか?

大袈裟な演じ方や解釈じゃなく、さりげなく演じているように見える中から、「ああ」と納得できる物が拾えたら、それが一番嬉しいかもしれない、なんてことも考えた3月の通し狂言だった。

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2007.03.25

いない人にも思いを馳せた花組芝居

3月24日(土) 「かぶき座の怪人」 13:00~ 於・全労済ホール スペース・ゼロ

脚本/福島三郎、加納幸和 演出/加納幸和 出演/加納幸和(九重八重子)、植本潤(色出しのぶ)、山下禎啓(恋助)、松原綾央(山下流行)ほか

 花組芝居20周年の記念公演である。なーんて書いても、加納さんとか植本さんが個別に出演したものしか見たことなくて、花組芝居は初めて見る。ここ数年、気にはなっていたのだけれど、というところで。

 なので、と言っていいかどうか、大勢の出演者が最初のうち、よく掴めず、ストーリーの複雑さ(劇中劇中劇って・・・)と相俟って、開幕してしばらくは苦戦。(私の)調子が出て来たのは、「かぶき座の怪人」宇治乃川霧の霊(八代進一)が登場したあたりから。

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2007.03.21

「春分の日」と折口信夫

 今月の国立劇場(小劇場)の歌舞伎は、玉三郎の演出・出演で「蓮絲恋慕曼荼羅」。新作だし、チケット取りが大変そうだったから見に行くことなく、どういうストーリーかも知らないまま来ていた。ところが昨日、これが「中将姫伝説」に材を取っていると、教えられた(猫並さん、ありがとう)。
 おおっ。なかなか印象深かった映画「死者の書」(川本喜八郎監督)を思い出しちゃう。タイミング的にも……というのは、平日の朝、再放送しているNHK「知るを楽しむ」で、中沢新一が折口の「死者の書」を語った回だけを最近たまたま見て(しかも録画して)いたから。
 で、今朝、その録画を見ていたら、「死者の書」では春分の日に、主人公・藤原南家郎女(のち中将姫)が(大津皇子の霊に導かれ)當麻寺に赴くのであった。自覚してなかったけど。そういえば、映画でもそのシーンはよく覚えている(曼荼羅を織り始めるのが秋分の日)。
 春分の日、秋分の日の穏やかな世界が、あの世との通路を開く、云々と、仏教の受容と絡めて折口の小説世界を中沢氏は解説していた。

 ちょうど春分の日に、この物語(と折口信夫)に再び出合うなんて、不思議な気分。そして、お墓参りから帰って、夕方になってから朝日新聞を読んだら、今日の「折々のうた」が釈迢空!! せっかくだから歌を書いておくね。

 山のうえに かそけく人は住みにけり
     道くだり来る心はなごめり

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2007.03.19

頭が混乱しそうな3つの「長屋の花見」

3月19日(月) 「それぞれの長屋の花見」 18:30~ 於・国立演芸場

鼎談というか前説、「長屋の花見」・柳亭市馬柳家喬太郎三遊亭白鳥

 前回は同じ企画(同じ顔ぶれ)で「時そば」だったが、それには行けなかったので、今回を楽しみにしていた。というか、予想のつかない喬太郎さんの噺はどんなの?という感じで。早々と完売になったそうで、私も最後列にのーんびり気分で座った。

 緞帳が上がると、3人が座布団に座って頭を下げていた。左から喬太郎、白鳥、市馬の順で、座布団の色もそれぞれ違う! これは着物の色とコーディネートされてるんでしょうか? 30分近く、一応喬太郎さんが進行役という役どころで、まあ「長屋の花見」に関わるとりとめのない話をば。案の定、白鳥さんが無自覚に混乱させている(笑)。途中で、円楽師匠の出囃子「元禄花見踊り」も聞けた。

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2007.03.18

「終末論」な日々

 発端は3月7日に見た「僕たちの好きだった革命」。69年当時の高校生・日比野の言動の中に、「どうせ人類は滅亡しちゃうんだ」というのが繰り返し出てきた。だからどうでもいいんだ、みたいな話だけど。それは単に世紀末へ向かう「当時の気分」だった。

 そして、「橋を渡ったら泣け」においては、実際に何が起こったかは明示されていないが(とにかく海水面が上昇)、ほぼ人類滅亡か?というような災厄の後、という設定だった。で、そういう不可抗力的な「終末」とは違って、「コペンハーゲン」で語られるのは原爆であり物理学者の動向(そして関与)である。 ほんとに過去に真摯に向き合うことでしか、明日は開けない、と思うんだけど、「忘れっぽい」のもまた人間なんだよな、とか、ついテロで始まった今世紀を思ってしまう。

 と、まったく偶然、本棚の奥から取り出して、(内容をすっかり忘れていた)読み始めたのが倉橋由美子「シュンポシオン」だったから、あまりの符合に驚いてしまった。「地球の空模様が怪しくなった」2010年ころが舞台なのである。ま、内容は高踏的なおとぎばなしかもしれないが。でも、なんか呼ばれているような、「終末」を意識する日々なところが、変におかしい、2007年3月のわたくし。

 ☆ ☆ ☆

 今月は毎週末、わりとノンビリしていて、なぜかなーと思ったら、歌舞伎(昼)をいつでも見に行けるように用心してあけていたのでした(で、とっとと見に行ったし)。おかげできのう今日などは急ぎの自宅仕事を入れることもできて、こんな感じもいいな、と思っている。

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2007.03.16

丁々発止のせりふ劇

3月15日(木) 「コペンハーゲン」 19:00~ 於・新国立劇場 小劇場

作/マイケル・フレイン 翻訳/平川大作 演出/鵜山仁 出演/新井純(マルグレーテ)、村井国夫(ボーア)、今井朋彦(ハイゼンベルク)

 舞台の上には、初めから終わりまで3人だけ。それで正味2時間半あまり、相補性原理だの不確定ナントカに波動理論といった物理学の用語や、学者の名前、(主にドイツの)地名などなどが、繰り出される。タイトルには「丁々発止」としたけれど、「論争」とかそういうことではなくて、ただ喋り続ける。記憶をたどりながら、時には熱くなり、時には楽しい思い出を・・・。

 難しい用語や固有名詞ばかりなら、耳が拒否しそうなものだけど、私の集中力が切れることはなかった。ストーリーや俳優や、舞台装置、照明などなどの要素が相俟って、素晴らしく刺激的な空間を作り出していたように思う。

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2007.03.14

「力こそが全て」に、Noと言える明日?

3月14日(水) 「橋を渡ったら泣け」 14:00~ 於・シアターコクーン

作/土田英生 演出/生瀬勝久 出演/大倉孝二(佐田山)、奥菜恵(八代マチコ)、八嶋智人(井上)、小松和重(赤柳)、鈴木浩介(長野)、岩佐真悠子(田中ミドリ)、六角精児(栗田)、戸田恵子(赤柳カオリ)

 私にとってはとても魅力的なキャスト! というか、なんか曲者ぞろい、という感じである。先週(シアターアプル)、今週と、2週続けて水曜日のマチネだけれど、今日はさすがに若い人(女性)が多い。

 でも早々とチケットを買ったときには、キャストが魅力的と思っていたはずなのに、それで満足してしまったのか、劇場に来て、あれ誰が出るんだっけ??という状態。まあ見ればわかるか、というくらい、ノンビリ気分でいたことは確か。(以下ネタばれあり)

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2007.03.13

笑い疲れた2×2席

3月12日(月) 「三遊亭白鳥 柳家喬太郎 二人会 デンジャラス&ミステリアス」 18:30~  於・イイノホール

前説(喬太郎&白鳥)、 喬太郎・蝦蟇の油白鳥・給水塔の幽霊--仲入り--白鳥・与太郎カーナビ喬太郎・竹の水仙

 この二人の会にはなかなか行く機会がなかったのだけれど、やっと行けました、という感じ。4回目にして、今回初めてゲストなしで、2席ずつとのこと。おや、イイノホールも初めてだわ~。なんか仕事帰りのサラリーマンが多い?という気がした。

 緞帳が上がって、メクリは喬太郎・・・あら?と思ったら二人揃って登場して、前説。昇太さんの会みたい。ただし、もちろん洋服じゃあなくて、喬太郎=黒紋付、白鳥=SWAの着物(足もとが派手)。今日は学校寄席にも一緒に行ってたんだって。二人の掛け合いは、さすがSWA仲間だから息が合ってる。

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2007.03.11

人間国宝の芸を堪能

3月10日(土) 「通し狂言 義経千本桜 昼の部」 11:00~ 於・歌舞伎座

序幕「鳥居前」 二幕目「渡海屋 大物浦」 三幕目「道行初音旅」 菊五郎、福助、幸四郎、藤十郎、梅玉、仁左衛門、芝翫ほか

 前日の夜9時ぐらいに、急遽ヨシ!という感じで見に行くことにした。チケットを探していた段階で、たわむれに一等席を見てみたら、いやに前の方の席に遭遇。それは贅沢すぎるだろうというのと、碇知盛を見るのに首が痛かろうか(どうせ買わないくせに)、などあれこれ想像したり。で、初志貫徹3階1列から。周囲に恵まれて、気が散ることなく見られてよかった。なかなか派手な(カン高い)大向こうさんはいたけれど。

 「義経千本桜」を通しで見るのは初めてではないかと思う。

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2007.03.10

二日がかりで絵本展を見る

ブラティスラヴァ世界絵本原画展」 (3月11日まで) 於・三鷹市美術ギャラリー

 9日、午後から仕事だったので、その前に、と思って行ったはいいけれど、思いの外、時間がかかり全部みられず。残りを見るべく本日も・・・というわけで、地元ゆえの2日連続出動とあいなった。なぜ、見切れなかったかというと、絵本の原画展示のほかに、その絵本を手に取って見られるようにもなっていて、ついつい。

 それに、2005年「ブラティスラヴァ絵本展」の入賞作だけではなくて、1900年代前半のチェコの絵本や原画も数多く展示してあり、相変わらず「チェコ熱」継続中だから、時間も足りなくなるでしょ!! ブラティスラヴァも昨夏訪問しており、ランチを食べたお店の入り口や店内の絵が印象的だったのでした(画像・右)。

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2007.03.08

1969年はどんな年でしたか

3月7日(水) 「僕たちの好きだった革命」 14:00~ 於・シアターアプル

企画原案/堤幸彦 企画原作・脚本演出/鴻上尚史 出演/中村雅俊(山崎)、片瀬那奈(未来)、塩谷瞬(日比野)、GAKU-MC(ラッパーのタイム・キック)、大高洋夫(教頭)ほか

 いつもだと、あまり観に行くタイプの舞台ではないような気がするのだけれど、なぜか、ついふらふらと・・・。出演者にではなく、設定に興味を持ったから、ということかな。学生運動の華やかなりし1969年、高2の時に催涙弾を受け、そのまま眠り続けていた男が、30年後に突然目を覚まして、もとの高校に復学する。何しろ、30年前で彼の時計は止まったままだから、クラスメートの言葉も意識も社会情勢も、すべてがチンプンカンプン。

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2007.03.07

映画と「情熱大陸」の奈良美智

NARA:奈良美智との旅の記録」 11:15~の回 於・渋谷 ライズX 

監督/坂部康二 出演/奈良美智、graf A to Z チームほか

Nara ←奈良さんとgrafの共同製作初期、大阪「S.M.L展」で買ったぬいぐるみの写真。私の携帯、待ち受け画面はこれです。

 このドキュメンタリーから振り返るに、私がけっこう奈良さんの絵に入れ込んでいたのは、世紀の変わり目あたりか。彼の出身地、弘前の煉瓦倉庫で行われた展覧会を見に行った夏(2001年)が、なつかしい。

 2005年6月のソウルから、ニューヨーク、ロンドン、バンコク、横浜、大阪、弘前。06年7月29日(~10月22日)開幕の弘前・吉井酒造煉瓦倉庫での「A to Z展」までの、旅と製作の日々を追った記録である。

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2007.03.05

洒落た・・・Hip Comedy?

3月5日(月) 「グッドラック、ハリウッド」 19:00~ 於・紀伊國屋サザンシアター

作/リー・カルチェイム 訳/小田島恒志 演出/山田和也 出演/長塚京三(ボビー・ラッセル)、久世星佳(メアリー・オーヘア)、筒井道隆(デニス・プラット)

 ずいぶん前から、チラシはよく目にしていて気にもなってはいたのだけれど、う~~、と思っていたら、とある筋からの招待があってラッキー!!

 久世さんは、篠井英介さんがブランチを演じた時のステラで、筒井さんは最近の「書く女」半井桃水で、記憶には残っているのだが、だからといってすごく惹きつけられるというほどではないんだなー。えっ、大人な長塚さんは素敵ですよ、そりゃあ(笑)。

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2007.03.04

ベテランの軽妙な噺を楽しむ

3月4日(日) 「新日屋寄席 銀座落語会 vol.4」 14:00~ 於・新ばし 金田中

開口一番(一左・子ほめ)、一朝・七段目--仲入り--一朝二番煎じ

 今日の落語は、先月の歌舞伎座「仮名手本忠臣蔵」観劇とセットになっていたもの。時々、友人たちと歌舞伎を見るときには、切符の手配など面倒なので、こんな企画ものを利用するのである。金田中での落語会は、昨夏、小米朝さんを聞いたのだった。広~いお座敷なので、足が・・・しびれる・・・。

 私はとにかく、昨日も書いたように、毎日のように「七段目」を聞くことになってしまい、あらあら、という部分もあるが、記憶が鮮明なうちに聞き比べができるという利点があって、楽しみでもあった。

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2007.03.03

土曜日の鈴本はほぼ満員!

3月3日(土) 「鈴本演芸場 昼の部」 14:30ころ入場

(藤兵衛・強情灸)、鏡味仙三郎社中(太神楽)、権太楼・人形買い--仲入り--ニューマリオネット(糸操り)、玉の輔・マキシム・ド・呑ん兵衛、小菊(粋曲)、市馬・七段目

 市馬師匠がトリを取る今席の鈴本・昼。ほんとは平日に行きたいところだけれど、どうもうまくいかなくて、今日しか行ける日がないかも・・・ということで、出動!! 朝寝をしすぎてボンヤリ頭のところに、「鈴本に並んでるよ~」という某ちゃんからのメールが。ひぇぇぇと、一気に目が覚めた。そもそも2時くらいには行きたいな、最悪、仲入りからでもいいや、という気分だったから、まず予定通りというところかな。

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2007.03.02

漫画的落語と見つけたり

3月1日(木) 「桂歌々志改メ 三代目桂歌之助の会」 19:00~ 於・内幸町ホール

ご挨拶(小佐田定雄、むかし家今松、柳家一琴、桂小米朝、桂歌之助)、一琴・松竹梅、小米朝・くっしゃみ講釈、歌之助・七段目--仲入り--今松・親子酒、歌之助・茶の湯

 落語友から「行けなくなっちゃったんですけど、どうですか?」とメールが来て、ならばと代打出場(笑)。ゆえに、主役の歌之助さんは一度も聞いたことがないのに、東京での「襲名披露」の会に行ったのである。仕事が終わらないのではと心配したけど、なんとか10分ほど前には到着。どうせ知った人はいないだろうから、ひっそりと席につく・・・だけど端の方とはいえ1列目なんだよ~。

 B5サイズのプログラムを開くと、右側には米朝一門の系図が載っていた。で、「ご挨拶」ってなに?と思っていたら、まず、小佐田氏が一人でマイクを手に登場された。新・歌之助の紹介かと思いきや・・・5年前に亡くなった先代の紹介。なんとまあ、先代は岡山は西大寺出身だったのか、とビックリ。事件を呼び込むような方だったのね! その後、ゲストの3人が登場して、それぞれの関わり(先代との)などを。最後に歌之助さんが呼ばれて、大阪風の三本締め。

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2007.03.01

さて今月は・・・《3月の巻》

3月1日(木) 「今月の、予定は未定!(^^)!」 出没予定メモ

歌舞伎・・・歌舞伎座・夜の部(昼の部は物色中)

狂言・・・ござる乃座

落語・・・桂歌之助の会、新日屋落語会(春風亭一朝)、白鳥&喬太郎二人会、それぞれの“長屋の花見“、ミックス寄席(芝雀、正雀)、鈴本演芸場上席?

演劇・・・グッドラック ハリウッド、僕たちの好きだった革命、橋を渡ったら泣け、コペンハーゲン、恋の骨折り損

 ただいまのところ、こんな感じ。「僕たちの~」はちょっと後悔してるんだけどね。ま、塩谷瞬くんを見るつもりで行くかぁ。歌舞伎座・昼はいつ、どんな席で見るか考え中。今月は友人から回ってきたり、くじ運いいね、というのがあったりで、発売初日にがんばって買ったチケというのは殆どない。落語も妙にバラエティに富んでます。

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