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2007.03.02

漫画的落語と見つけたり

3月1日(木) 「桂歌々志改メ 三代目桂歌之助の会」 19:00~ 於・内幸町ホール

ご挨拶(小佐田定雄、むかし家今松、柳家一琴、桂小米朝、桂歌之助)、一琴・松竹梅、小米朝・くっしゃみ講釈、歌之助・七段目--仲入り--今松・親子酒、歌之助・茶の湯

 落語友から「行けなくなっちゃったんですけど、どうですか?」とメールが来て、ならばと代打出場(笑)。ゆえに、主役の歌之助さんは一度も聞いたことがないのに、東京での「襲名披露」の会に行ったのである。仕事が終わらないのではと心配したけど、なんとか10分ほど前には到着。どうせ知った人はいないだろうから、ひっそりと席につく・・・だけど端の方とはいえ1列目なんだよ~。

 B5サイズのプログラムを開くと、右側には米朝一門の系図が載っていた。で、「ご挨拶」ってなに?と思っていたら、まず、小佐田氏が一人でマイクを手に登場された。新・歌之助の紹介かと思いきや・・・5年前に亡くなった先代の紹介。なんとまあ、先代は岡山は西大寺出身だったのか、とビックリ。事件を呼び込むような方だったのね! その後、ゲストの3人が登場して、それぞれの関わり(先代との)などを。最後に歌之助さんが呼ばれて、大阪風の三本締め。

 一琴さんはすごく久しぶり。痩せたと聞いたこともあった気がするけど、変わってなかった。おめでたい会だから「松竹梅」なんだね~。なんとなく不気味な噺とかキレイじゃない噺とかをなさる印象がある私(汗)。

 小米朝さんは何度か聞いたことがある。ご挨拶でのトークの時から「国宝」ネタで、マクラでも。そういう話題の共通性もあったのか、「くっしゃみ講釈」の途中で、ふっと花緑くんを思い出させるような場面も。しかしまあ、すっごい熱演でありました。

 今松さんは初めて聞くと思う。東京のしかも落語協会の噺家さんなのに、機会がないと全く聞かないんだなあと思う。うまく言えないけど、カラーというかタイプ(噺のというよりは雰囲気の)が、ちょっと苦手かもしれない。

 さて、歌之助さん。いかにも大阪っぽい、漫才でもしそうなキャラ・・・かな。噺のテンポもトントーンという感じで、面白いじゃないの。特に「茶の湯」で感じたのは、噺を聞いていて頭に描けるのが「漫画」だということ!! 「七段目」もたぶんそうだったのだと思うけど、あの噺は、たとえば市馬師匠の噺のイメージなんかが強くて、芝居のところがすごく軽いなあと思っていて、漫画に置き換えるまでは行かなかったのだ。いやはや、今までこんなことを思ったことはなかったなあ。他の噺でも、私の頭は漫画と置き換えるのか? 次の機会を楽しみにしていよう。

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コメント

小米朝さんと扇遊さんの二人会が18日に名古屋の近く(小牧というところ)であるんですよ。
ちょっと遠いんですけど、初若旦那です。
ネタだしされてるんですけど、「掛取り」なんですよ。この季節に。扇遊さんは「お見立て」。鈴本で一緒に聴きましたね。
漫画に置きかえてみたことはないですねえ。
歌之助さん、いつか聴くチャンスがあるかなあ。

投稿: まー坊 | 2007.03.06 22:23

まー坊さま
小牧・長久手の片割れですにゃ。
初若旦那ですか。まー坊さんの「お気に入り」リストがまた増えそう・・・かな。「掛け取り」とは、やっぱりニギヤカな噺がお得意!? 今までに私が聞いたのは、四段目、七段目、くっしゃみ講釈だもんね。

投稿: きびだんご | 2007.03.06 22:36

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