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2007.03.29

オール・メール・シェイクスピア!

3月28日(水) 「恋の骨折り損」 19:00~ 於・彩の国さいたま芸術劇場

演出/蜷川幸雄 翻訳/松岡和子 音楽/笠松泰洋 出演/北村一樹(ナヴァール王)、高松洋(ビローン)、窪塚俊介(デュメイン)、須賀貴匡(ロンガヴィル)、姜暢雄(フランス王女)、内田滋(ロザライン)、月川悠貴(マライア)、中村友也(キャサリン)ほか

 彩の国シェイクスピア・シリーズ第17弾、そしてオール・メール・シリーズ(男性俳優のみで演じる)の第3弾。私は前回の「コリオレイナス」しか見ていない(しかも開演時間を間違えて大遅刻だし)。ゆえに、ちゃんと見るのは、これが初めて。しかし、与野本町は遠い! (まっすぐ帰宅したのに午前0時にやっと家にたどりついた) それでもなんでも、ぜひ見たい!という人だけが、見に行く? という意味では、すでにそこで観客を選ぶ劇場なのかも。開演5分ほど前に駆け込むと、ロビーでは生演奏中(劇中の演奏者)。客席は女性が圧倒的に多かった。この顔ぶれでは当たり前ですが。(ネタばれあります)

 オール・メールというのは、シェイクスピア当時の慣例に従ってる、とのこと。たしかに喜劇性が高まるというか、「笑い」が陽気でカラッとしてる。言葉遊びもふんだんにあるから、アハハと楽しめた。

 舞台上は、上手に太い幹が植わっていて、そこから舞台の下手までを覆うように葉が柳のように茂り垂れ下がっている。その下手側の葉陰が演奏ブースだなあ、というのがちょっと見える。で、役者さんの出入りは基本的に客席通路(左右2カ所)から。いや~、これは1階席だと一緒に楽しめる感じでしょうね。しかも、劇中でも客席に向かって語りかけやアクションがあったし。

 また、途中でしばしばラップ・ミュージックが!(手紙を読んだりする場面がラップなの)あるいは、おや?と思うと大昔の「ある愛の詩」のメロディが流れたり・・・いろんな場面で徹底的に「笑える」雰囲気が仕掛けてある。で、舞台上では「美しい男子」が束になってるんだから、ええ、楽しかったわよ~(笑)。

 でも私としては、王のグループ4人-王女グループ4人、以外の人たちの、ピリリという場面が足りなかったのがちょっと残念ではある。春の夜に、こんなお芝居を楽しめる文化、というのも悪くない。でもでも、やっぱり遠いんですけどね。

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