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2007.03.11

人間国宝の芸を堪能

3月10日(土) 「通し狂言 義経千本桜 昼の部」 11:00~ 於・歌舞伎座

序幕「鳥居前」 二幕目「渡海屋 大物浦」 三幕目「道行初音旅」 菊五郎、福助、幸四郎、藤十郎、梅玉、仁左衛門、芝翫ほか

 前日の夜9時ぐらいに、急遽ヨシ!という感じで見に行くことにした。チケットを探していた段階で、たわむれに一等席を見てみたら、いやに前の方の席に遭遇。それは贅沢すぎるだろうというのと、碇知盛を見るのに首が痛かろうか(どうせ買わないくせに)、などあれこれ想像したり。で、初志貫徹3階1列から。周囲に恵まれて、気が散ることなく見られてよかった。なかなか派手な(カン高い)大向こうさんはいたけれど。

 「義経千本桜」を通しで見るのは初めてではないかと思う。

 「鳥居前」は、なんかフレッシュな感じで(松江、亀三郎、亀寿、男女蔵)、幕開けにふさわしかったなーと思う。亀蔵さんが笹目忠太なんてまたピッタリだし。梅玉さんの義経って、印象が薄い気はするけど、そもそも義経じたいが・・・?

 二幕目は藤十郎丈がすごくよかった。渡海屋ではしっかり者の女房として、大物浦では幼い帝を守る典侍の局としての、「ただものじゃない」雰囲気が!! こってりした世話物よりもこういう時の方が好きですわ。幸四郎丈も立派だし。・・・でも、最後の大岩に上って行く時には、「1月は吉右衛門・俊寛だった」とか、團十郎の知盛が好きとか、つい余計なことを考えてしまったけど。

 そして、最後は清元&竹本で道行き。ずっと踊りはお手上げ状態だったけど、意識を失うこともなく堪能。私が少しは進歩したというより、何しろ、菊五郎、芝翫、仁左衛門というすごい顔合わせだから、惹きつけられてしまうのだと思う。また、仁左衛門の逸見藤太なんて、楽しすぎるじゃないの。ヒュ~ヒュ~。

 なーんて書きながらも、やっぱり「夜の部」をすっごく楽しみにしている私。見るのはまだまだ先だけど、ぜーんぶ見てから、菊五郎丈の源九郎狐のこともおさらいしてみようかな。

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コメント

筋書きを買ってないので(いつも写真が入るまで買わない(^^ゞ)、道行で藤太が出てきた時「え?仁左衛門?亀蔵じゃないよね?え?」ってびっくりしました。
芝翫の踊りがさすがというかなんと言うか、贅沢な道行で。

予定が決まらない時って、かえって前日や当日朝にチケットを買った方が良い席にめぐり合いますよね。後援会からの戻りだろうと思うんですが、とちりど真ん中とか、2階最前列とかがあったりしますもん。これにもびっくり。

さらに…2月3月の大顔合わせより、5月の團菊祭のが高価っていったいどういうこと!とこれにもびっくり(泣)

投稿: 猫並 | 2007.03.12 07:20

猫並さま
ほんと道行は贅沢でしたよね。「ごちそうさま」とはこのことかしら。でも、これでそれまでの「面白いな」、というのが、ちょっと押しやられたかもしれない。

席探しは、あんまりあせらないことにするかな。webで取れるようになってから、後からいい席が出てくるんだとわかって、頑張って初日に電話した日々はなんだったのぉ?というのもありましたが。ところで5月は値段高いんですか!!? お正月とか襲名とかの時だけかと思ってたのに。ショック。

投稿: きびだんご | 2007.03.12 09:44

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