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2007.05.22

第1部だけで、まんぞく!の文楽

5月21日(月) 「通し狂言 絵本太功記 第1部」 11:00~ 於・国立劇場小劇場

発端・安土城中 六月朔日・二条城配膳、千本通光秀館 六月二日・本能寺 六月五日・局注進、長左衛門切腹 六月六日・妙心寺

 10日ばかり前に、国立劇場チケットセンターで「どの席がいいか」と迷いながら買ったのは11列右寄り。1列・2列の左端も残ってたけど、床もよく見なくっちゃ(笑)というわけで。月曜朝というのに、ほぼ満員。相変わらず平均年齢はめちゃくちゃ高そう。実は第2部も見るならイープラス「得チケ」で買えることを確認していて、きょう見終わった時点で、どうするか決めようと思っていた。

 さて、「太功記」は大劇場の歌舞伎も見たなあ、などと思いつつ。・・・発端は、地味なので(大夫さんが床に登場するわけじゃないし)、ちょっとボンヤリしてしまった。ま、光秀いじめの第1弾というのはわかったけど。

 前回はあまり喉の調子がよくなかった呂勢大夫さんは、今回は完全復活。ノビのある声!! で、彼が語った「千本通光秀館の段」では、光秀妻操(簑助)、田島頭(玉也)なども登場するから、見とれ、且つ聞き惚れ、という感じ。簑助さんは、この光秀館と最後の妙心寺の段にご出演だが、ほんとにただ座っているだけの人形の姿がとても美しく、憂いを含んでいる。これってなんなのでしょう。

 そして、この席でよかったと思ったのは、三味線もわりとストレートに伝わってきたこと。1年前に無理矢理(笑)ツーショット写真を撮ってもらったから、というわけじゃあなくて、燕三さんの三味線にハッと引き込まれた瞬間があった。

 いつもすっかり忘れてるんだけど、この話には水攻めにされた備中高松城が出てくるのでした。この城主・長左衛門の切腹の段はとても面白く見たのだけれど、その前段は、やや意識を失ってました。休憩がトータルで30分しかなくて4時間半あまりというのは、ちょっとハード。

 で、勿論、第2部の操、母さつき(文雀)を見たい!とは思うのだけれど、今日の義太夫にかなり満足してるというのもあって、今月は第1部だけでオシマイということに。

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コメント

呂勢大夫さん、よかったです!
私は顔は見えなくてもよいのですが(笑)思わず首を捻じ曲げて下から見上げてしまいました(^^ゞ
降ってくる声が気持ちよかったからなぁ…
義太夫は1部のがよかったと思います。なんかこう、2部は、肝心の大御所がイマイチで…得チケが出てるのって、判る気がしますもん。

投稿: 猫並 | 2007.05.22 22:35

>猫並さま
おかげさまで、猫並さんの感想も参考にしつつ、
まあ無理して見ることもないか、と。
しかし、よく通しでご覧になれるわね、と
改めて感心したのでありました。
呂勢大夫さん、咲甫大夫さんは、やはり注目!ですね。

投稿: きびだんご | 2007.05.22 23:25

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