« 「地震後の世界」を見ているときに、地震! | トップページ | 重厚さ+かるみ+可愛らしさ、の昼の部 »

2007.06.03

フレッシュな落語を楽しむ

6月2日(土) 「日本演芸若手研精会 水無月公演」 18:15~ 於・国立演芸場

前座(柳亭市朗・金明竹)、三遊亭遊馬・たがや、春風亭一之輔・初天神、金原亭小駒・辰巳の辻占--仲入り--三笑亭夢吉・狸賽、柳家三之助・井戸の茶碗

 研精会OB会は行ったことがあるのに、研精会には行ったことがなかった。「かわら版」を眺めていたら、ちょうどいい時間に始まるし(三鷹でお芝居を見てから回るには)、一度、黒門亭で聞いてから気になっている小駒さんが出るし、勿論、前座は市朗くんだし・・・と、俄然行く気がわいてきたのでした。

 研精会のことはあまりよく知らない(汗)。今年、松尾芸能賞功労賞を受賞した稲葉守治氏が続けてらっしゃる二ツ目の会で、今月で第310回!! 氏のおメガネに適った噺家しか出演できない?とかなんとか。 前売りだと1000円(当日1500円)で、たっぷり聞けるんだもんね、太っ腹。ふだんはお江戸日本橋亭が会場で、国立との使い分けはどのようになっているのか、9月にはまた国立とのこと。これは高座で、三之助さんが仰ってました。

 開場してすぐくらいに着いたけれど、はや前方はけっこう埋まっていて、私は9列に座った。最終的にはほとんど満員という感じ。

 さて、そんな由緒ある会の前座は市朗くん。いつからめでたくそうなったのだろうか、全く知らなかった。金明竹を彼で聞くのは初めて・・・のはず。いや、落ち着いた高座で、舌も滑らかに回って、いい「金明竹」だった。こういうのに出会うとやっぱり嬉しい。市馬門下は、たぶん「器用じゃないけどまっすぐ」、という感じだと思うので、今のまま、まっすぐに進んでってほしいな。

 初めて聞いた夢吉さんが、フレッシュさも含めて、第310回公演・私のピカ一、ということにしておこう。明るくて楽しい「狸賽」でした。芸術協会の人なので、こういう時でもないと、なかなか聞く機会がないのが残念(って、芸協のときの定席に行けばいいだけのことだけども)。目当てにしていた小駒さん。小柄な可愛い風貌にピンクの着物がよく似合ってた(夢吉さんはミント色でこちらも素敵)。以前聞いたのが歌舞伎の噺で(七段目かなあ)、今回は廓の噺。やはりそういう柔らかめのが似合ってるような気がする。ただ、マクラが「おいらんは花の魁と書きますが」云々という、役に立たないウンチク(笑)だったのは、導入としてはあまり面白くなかった。というわけで、なんとなく勢いに乗れず・・・。

 一之輔さんや三之助さんはわりとお馴染みなので、その分、へぇぇというのはなかったかも。月1回のこの会、日にちさえ合えばまた聞きに行きたいと思う。

|

« 「地震後の世界」を見ているときに、地震! | トップページ | 重厚さ+かるみ+可愛らしさ、の昼の部 »

落語」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 「地震後の世界」を見ているときに、地震! | トップページ | 重厚さ+かるみ+可愛らしさ、の昼の部 »