« フレッシュな落語を楽しむ | トップページ | にぎわい座がもっと近ければねー »

2007.06.07

重厚さ+かるみ+可愛らしさ、の昼の部

6月6日(水) 「六月大歌舞伎 昼の部」 11:00~ 於・歌舞伎座

妹背山婦女庭訓 小松原 花渡し 吉野川」藤十郎(定高)、幸四郎(大判事清澄)、梅玉(久我之助)、魁春(雛鳥)ほか 「閻魔と政頼」吉右衛門、歌六、歌昇、富十郎 「侠客春雨傘」染五郎(大口屋暁雨)、彦三郎(逸見鉄心斎)、芝雀(傾城葛城)ほか

 昼と夜、どちらかを見るんだったら昼かなあ、と思っていたところへ、うまい具合に3階1列が手に入ったので急遽見に行くことにした。最初の休憩で気がついたのだが、3階の西側ほぼ半分は男子高校生の集団! そこから私の席が遠かったこともあるけど、ちっとも騒いだりもしてなかったみたい(寝てたのか?) 高校生が見るには「妹背山」はちょっと気の毒? 「閻魔~」は楽しめたと思うけど。それにしても、彼らはうちの息子より確実に3歳は年下なのに、妙にオジサンに見えてしまったワ。

 妹背山婦女庭訓「吉野川」は、朧な記憶がある程度にしか見ていない。上演が少ないという「小松原」「花渡し」と一緒に見られて、それはそれでよかった・・・けど、長い! 30分休憩(ここがお弁当タイム?)なんて2時過ぎだもん。私は最初の20分休憩でサンドイッチを半分食べたけど。

 途中、時々意識を失ったりもしつつ。それでも、藤十郎の定高のところはバッチリ。ほんとに風格があるというか、どこから見ても「気丈な母」の存在感が! しかーし、両花道での遣り取りで、台詞がよくワカンネ状態だったのがね・・・。まだまだ修業のたりないわたくしです。

 少々(かなり)疲れた後に、新作舞踊劇「閻魔と政頼」。狂言「政頼」(未見)をもとにしたものとのことで、閻魔の名乗り→赤鬼青鬼を呼ぶ→最後に閻魔たちが政頼を追いながら幕、というあたりも、とても狂言的。もっと踊り踊りしてるのかと思っていた。閻魔・赤鬼青鬼、みなさんキュートでした。

 そして、染五郎の長男・初お目見得という「侠客春雨傘」。これも初めて見た(と思う)。助六風な、御所五郎蔵のようなところがちょっとついた、お祝いの幕、でいいのかな。幸四郎が全くもって、じいちゃんしてました。仁左衛門、吉右衛門、梅玉も出演で、さすが高麗屋御曹司ですねー。齋(イツキ)くんは、最後に上手に引っ込む時に、お辞儀したあと(桟敷に向かって?)手を振ってました。誰かが振ったのに応えたのね、きっと。

|

« フレッシュな落語を楽しむ | トップページ | にぎわい座がもっと近ければねー »

歌舞伎・文楽」カテゴリの記事

コメント

今日も、御曹司は東の桟敷に向かって手を振ってましたよ(^。^)
私は去年、茂山狂言会で政頼を観たので、なんだか妙に嬉しかったですが、トミーさんはだんだん芝翫同様「ちがうもの」になってるような気がして(笑)

投稿: 猫並 | 2007.06.07 22:11

猫並さま
御曹司、あんなちっこいのに紋付き袴っていうのが
妙におかしい(歌舞伎‘身分制社会’の象徴みたいで)。

「政頼」、狂言で見るのが楽しみ~。
トミー「ちがうもの」化、なんかわかります!!

投稿: きびだんご | 2007.06.08 08:40

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« フレッシュな落語を楽しむ | トップページ | にぎわい座がもっと近ければねー »