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2007.06.07

にぎわい座がもっと近ければねー

6月6日(水) 「市馬独演会」 19:00~ 於・横浜にぎわい座

開口一番(市朗・たらちね)、市馬・片棒--仲入り--ゲスト・小沢昭一(随談)、市馬・七段目

 ふだん横浜までは滅多に行かないのだけれど、たまたま他に用のない水曜日だったのと、小沢昭一さんがゲスト、ということで、行ってきた。歌舞伎座の後、少しだけ銀座4丁目のあたりで時間調整してから、いざ! 行きは楽チンなんだけども、終演してから自宅にたどりつくまでが、やっぱり遠かった。

 本日のネタ、「片棒」「七段目」はあらかじめ予告されていた。どちらも何度も聞いている噺だから、正直言って「この噺が聞ける」というワクワク感はあまりなかった。・・・のだけれど、やっぱり「生」の魅力というか、同じ噺は二度とない、のである。にぎわい座の客席は、よく反応するお客さんでもあり、とてもいい雰囲気。師匠もやりやすかったのでは?

 開口一番の市朗くんは2日に引き続き、でした。やっぱり上手くなってるんだな、と思える噺だった。もうちょっと「間」をとっても、と思うところもあったけど。

 「片棒」は今まで聞いた中では一番「おまつりマンボ」がたっぷり入ったような(笑)。次男の銀ちゃん(と呼んじゃおう)のバカバカしさが最高よぉ。高座の師匠と客席とが、お互いに相乗効果とでもいうのか、プラスに働いていたように思う。

 小沢昭一さんは、私は大昔に(岡山で)お芝居を見たことが一度だけある。それと、車に乗っていた当時は、ラジオもよく聞いていたけど、最近はむしろ著書を目にすることの方が私には多かった。着物姿(白っぽい羽織)で、あれは講談用の台なのかな、を置いて、いろんな話を聞かせてくださった。とりとめのない、ばかばかしいような話なのに、ちゃんとオチがついてたり、考えればすごい話術なんだよねー。ハーモニカで「赤い靴」も聞かせてくださったが、氏は小田急沿線にお住まいなので、そのうち新宿小田急のところで大道芸・ハーモニカで稼ぎたいそうですよ。

 そして市馬師匠の2席目は「七段目」。芝居狂の若旦那が父親の前で、芝居の台詞を言う中に「太宰の家がたちませぬ」(by定高)があるじゃない!! ほらこれはさっき歌舞伎座で見てきたばかり。実際に見てきたからどうこう、というものでは全くないけど、お芝居は楽しいよ、という気持ちをホワホワと抱えて、この噺を聞くのは乙なものなのでした。師匠は最近には珍しく薄いピンクの着物と、茶系の袴。華やかな雰囲気で、この噺に合わせてたもよう。文句なしに楽しい2席であった。

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コメント

ええーーーーええええっ!
ピンク!?
観たかったよーーーう(涙)

投稿: まー坊 | 2007.06.08 12:39

まー坊さま
ベビーピンクに近い、淡いピンクだよ。
でもねえ、初めて見たわけじゃない・・・気がする。
袴との組み合わせが新鮮でした!

投稿: きびだんご | 2007.06.08 21:52

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