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2007.07.19

朝イチバンで映画を見る

7月19日(木) 「キサラギ」(渋谷・シネクイントにて)

監督/佐藤祐市、出演/小栗旬、塚地武雅、小出恵介、ユースケ・サンタマリア、香川照之

 やっと見に行くことができた。喬太郎さんの落語「如月」を聞いたのがずいぶん昔みたいに思えるけど、まだ2週間もたってないのか。午後から仕事なので、池袋に行くか渋谷がいいか迷い(池袋の方が職場には便利、か? そうでもないのか)、平日の初回は1000円という渋谷に! 早起きは三文の徳なのだ。

 10分くらい前には座席に座っていた。BGMが、耳にサワる下手な歌。声が出てないんだよー。(以下ネタバレあり)

 HNで家元と名乗る男(小栗旬)がインターネットの掲示板で呼びかけて、去年亡くなったD級アイドル、如月ミキの一周忌追悼集会が開かれた。互いにHNでしか知らないファン5人が、ご対面というわけで、順次集まってくる。で、彼女は自殺とされてるけど、ほんとにそうなのか? という謎解きが始まる。

 とまあ予備知識的にはこんなものかな。ネット上のつながりというのが、うまく使われていて自然(HNの決め方とか、掲示板へのカキコミとか)。そして、5人がそれぞれどういう人物かが明らかになるにつれて、話が展開しまた緊張し・・・。それぞれの俳優のキャラクターが役とぴったり合っていて、すごく面白かった。中では濃ゆい存在の香川照之=いちご娘と、茫洋とした塚地武雅=ヤスオの存在が傑作。とはいいながら、影のあるユースケ=オダ・ユウジ、単純一直線の小出=スネーク、好青年の家元=小栗、と、いかにもな感じで楽しかった。

 皆、じつは何かしらミキと関わりがあって、それを解きほぐし繋げていくうちに、真相らしきものにたどりつくんだけど、伏線が様々にうまく使われてる、という感じ。その一応の結論は、わりと早いうちに気がつくけどね。

 画像処理なんかでも笑えたり、肩が凝らずに楽しめる映画だった。意外とオシャレな感覚? そして塚地に注目だわー(ほんといい味出してます)。最後に大磯ロングビーチでミキちゃんが歌ってるのを、家元がハンディカムで盗撮した映像(?)が出て、それがあの下手な歌であった。ま、歌も演技もダメなD級、とまで言われたんだから、リアルではあるけども。

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コメント

私の友人に言わせると、「ラストで如月ミキを見せたのはよくない。やはり最後まで顔をボカしてくれたほうがよかった」とのことですが、私はやっぱりあのラストでスカッとしました。
出演者たちが踊るところも楽しいし(微笑)。

投稿: ケイジ | 2007.07.20 08:17

ケイジさま
私も如月ミキは最後まで顔を見せないものと思ってたので、えっ!?とびっくりしました。でも、そのこと自体にはあまりインパクトがなかったかも、踊りとかが楽しくて(あちこち見るところがあって大変でした)。
売れない子でも熱心なファンがいて、みんなが大事に思ってたんだよねー。

投稿: きびだんご | 2007.07.20 23:12

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