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2007.08.22

大詰が待ち遠しかった「裏表先代萩」

8月21日(火) 「八月納涼大歌舞伎 第3部」 18:00~

通し狂言 裏表先代萩」勘三郎(下男小助/乳人政岡/仁木弾正)、三津五郎(倉橋弥十郎/細川勝元)、扇雀(八汐)、秀太郎(栄御前)ほか

 納涼歌舞伎の演目が発表されたとき、ストーリーがまあわかるだろうか?というのは、この3部のみだった。でも「裏表」って何よ。・・・納涼らしく、重苦しくない、ということか、くらいの予備知識。松也くんがなかなかよい役、というのを聞いて、それを楽しみに出かけたのでした。

 6時開演で、序幕・花水橋と2幕目・大場道益宅が1時間弱。その後25分休憩。ここまでが長かった!! 花水橋は無駄に長くないですか。のっけがこれでは見る方の気勢がそがれるんですけど。それを引きずってしまったのか、大場宅も今ひとつ乗れなかった。テンポが悪い感じで。

 休憩の後は、おなじみの御殿・床下の場。勘三郎の政岡にふむふむ・・・確かに上手い人なんだよね、と。私は扇雀、孝太郎、高麗蔵の女形トリオが、けっこう好きだったなー。男之助が勘太郎くん。

 大詰は、2幕で起きた大場道益殺しの下手人しらべ(問注所小助対決の場)。やはり勘三郎は小助が一番ピッタリくる。で、最後の「控所仁木刃傷の場」で、やっと松也くんが出てきたよ! うーむ、りりしい。第1部の現代的装束よりもいい感じね(好みの問題でしょうが)。

 とまあ、ぐだぐだと書いたのだけれど、「裏表」が半端につながってる感じで、ストーリー的に今ひとつ面白くなかった。最初の25分休憩の後、5分休憩が2回で、終演は9時半近く。もう少しすっきり整理するとか、派手な見せ場を作るとか?

 前日は大向こうさんがおとなしかったらしいけど、この日は、3人くらい元気にかけてました。でも、それはそれで「どうだ!」みたいな、我先にみたいな感じも少しあって、なかなか難しいもんですねぇ。 

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コメント

先代萩は、元も子も、花水橋はよっぽど余裕のある時だけでいいやって思います。その代わりに竹の間を出してくれた方が、話がつながってわかるんじゃないのかなぁ…
ピンと来ないのは、毒薬を準備した側が最後まで被害者っぽいこと。小助は犯人だけど、殺された方だって悪者でしょ?ってな気分でなっとくできませんでしたよ(^^ゞ
松也くん、いいですよね?
早く1部と見比べたいな~

投稿: 猫並 | 2007.08.23 08:35

猫並さま
私も(も、でいいのかな)、政岡というか先代萩がそう好きじゃないようで・・・。でも通し狂言だし、納涼歌舞伎の中では期待したんですけどねぇ。通しのわりによくわかんなかった。
松也くん、第1部をお楽しみに! 朝倉義景&4人の郎党の踊りで、ひとり動きが不思議な人がいたんですが(馬で駆ける動きがぶれてるというのか調和してなかった)、それは誰か教えてくだされ。

投稿: きびだんご | 2007.08.23 21:56

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