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2007.08.12

円朝の夏、日本の夏 その三

Toukyoujin_2  今年はなんだか円朝ブーム、なんでしょうか。映画「怪談」も公開されたし(まだ見てません、見るのか?)。でも、毎年この時期には、各寄席で、牡丹灯籠だの豊志賀だのがネタ出しされてるような気もするし。

 それにしても、「東京人」は、「落語界のシェイクスピア」と来たもんだ! この中に桂歌丸師匠と作家・辻原登さんの対談があって、これはなかなか面白かった。というか、先月の紀伊國屋ホール・円朝夜話で、円朝についてかなりエッセンス的なものを聞いていたんだなあと思った。それまでは牡丹灯籠や芝浜の作者で、すごい噺家、明治初期の人、という程度の認識だったので。今月6日には同じ紀伊國屋ホールで、歌丸・真景累ケ淵があったのに、チケットを買いそびれてしまったのが残念。ダメモトで朝日新聞に載っていたチケット・プレゼントに応募したんだけどなあ。今席の国立演芸場に行こうかしら。

Tsujihara  で、先の「円朝夜話」の時には、辻原さんの著書「円朝芝居噺 夫婦幽霊」をまだ読んでなかったのだけれど、その後であっという間に読了。鼎談で、やたら当時の速記のことがでてきたのは、こういうことだったのか、と納得しつつ、構想自体に驚いてしまった。「作者のたくらみ成功」という感じ。この夫婦幽霊という作、落語として口演してもらいたいものだなぁ。

 この勢いでもって、岩波文庫「真景累ケ淵」を読み、今は同「牡丹灯籠」をば。すっかり円朝づいている(世の中に影響されやすい)私の夏、なのでした。

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