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2007.08.30

渡辺えり子の新作と福助

8月29日(水)「八月納涼大歌舞伎 第2部」 14:45~

ゆうれい貸屋」山本周五郎原作 三津五郎(桶職弥六)、孝太郎(お兼)、福助(幽霊染次)、勘三郎(幽霊又蔵)ほか 「新版 舌切雀 -花鳥の森・夏の里」渡辺えり子作・演出 勘三郎(玉婆)、福助(すみれ丸)、勘太郎(森彦)、七之助(お夏)、三津五郎(小人/与太郎)ほか

 8月の歌舞伎座は、チャンスがあれば見に行こう、という程度のノリだった。演目的にも、ぜひ見たいというのが、私にはなかったから。それでも日にちと席がうまく合ったから、結局全部見たのではあるが。中で、この第2部の人気はすごくて、一般発売の前に、チケット松竹では売り切れ。こうなると、つい、「ならば見るか」という気持ちがムクムクわいてきて(笑)、マメにサイトをチェックしていて発見! 3階7列右寄りなんて久しぶり。意外と見やすくて、しかも周囲に迷惑な人もおらず(以前このあたりに座った時のトラウマ)、快適でよかった。

 「ゆうれい貸屋」では、福助さんがノビノビやってる、という感じかなぁ。とはいえ、そんなにおもしろい話とも思えないんだけれど。盛り上がる場がない? 孝太郎さんの地味~な女房ぶりが、いやに似合っていたっけ。

 さて「舌切雀」。この日まで筋書も買ってなかったから、「あら、松也くんも出るんじゃないの!」と、筋書中の写真を見てびっくり。かなりのご出演でありました。凛々しい雀担当(笑)。鳥の世界は賑々しくばかばかしく、色も綺麗で、アハハ~にはよかったな。とちゅうの「鳥の群舞」は、少し長い気もした。その代わり、勘三郎-三津五郎の踊りを堪能したけど。

 終盤に、「蓮の精」(福助)が登場したところで、いきなり前作「今昔桃太郎」を思い出した。あの時も福助が「桃の精」で、どうも説教くさいというか説明っぽかったんだもん。というわけで、「・・・・なのです」といった台詞でウヘヘと思いつつ、桃太郎を思い出したりしてたので、何を言ったんだかわからずじまい。

 部分部分としては面白かったんだけど・・・という「舌切雀」。千秋楽だったから、第2部とはいえ、拍手がすごくてカーテンコール?? 私は後の予定があって、3階から人混みにまぎれてしまうと大変だし、ちゃんと最後まで見て拍手もした時点で席を立った。ロビーについたときまだ拍手が聞こえてたけど、カーテンコールはなかった、とのことでした。

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