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2007.09.03

再演・狐と狸の化かし合い

9月3日(月) 「狐狸狐狸ばなし」 19:00~ 於・本多劇場

作/北條秀司 演出/ケラリーノ・サンドロヴィッチ 出演/篠井英介(おきわ)、ラサール石井(伊之助)、板尾創治/重善(法印))、六角精児(又市)ほか

 主要キャストは全く同じで、3年前に上演された「狐狸狐狸ばなし」が再演された。篠井さんの主演だから一も二もなく見に行くのだけれど、実は板尾創治さんが楽しみだったりして。私はテレビのお笑い番組は全く見ないので、前回これで初めて知って、それ以後も「お笑いの人」としての彼は、知らないままである。3年ぶりの再会というわけで。 

 ケラの演出ということを、すっかり忘れていたのであきれる。つまり北條作にはない別な部分が織り込まれてるということ。開演前に、プログラムの野間口さんの写真を見て(浴衣姿・・・病人?)、あっ、そういえば、と、ちょっとだけ甦ってきたのだった。

 で、今回も出演者たちが自由にやってる感じがとても楽しかったな。板尾さんは、最初の衝撃(笑)は、さすがに薄れたけれども。でもその分、六角さんの怪人ぶりや、ラサールさんの「ねっとり関西弁」なんかが、スンナリ入ってきたみたい。

 篠井さんは、前回はなぜかラスト近くの、お人形を抱いたり三味線を弾いてるシーンがいやに印象にのこっていた。今回もそこに至るまでのあれこれは、ほんとに達者なコメディエンヌ、という感じ。笑える小ネタ満載、でしょうか・・・。でも、ラスト(上に書いた気が狂ったらしいシーンから)、目が、ただものじゃないのよねー。

 いやはや、板尾、ラサール、六角という、いかがわしげなアヤシイ人たちの中の「おきわ」は、篠井さんだからこそ、という気がした。今後もこんな役もヨロシク(この系統ばかりでも困るけど)。

再演といえば、「ベント」もやってくれないかな。椎名桔平、遠藤憲一、篠井英介ね。

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