« 静かな秋の「野宮」 | トップページ | 海老-菊が見られる幸せ »

2007.10.07

演目にも惹かれて御園座へ

10月6日(土) 「第四十三回 吉例顔見世 夜の部」 16:15~ 於・御園座

鳴神」團十郎(鳴神上人)、菊之助(雲の絶間姫)、白雲坊(右之助)、黒雲坊(市蔵) 「達陀」菊五郎(僧集慶)、菊之助(青衣の女人)、松緑(堂童子)ほか 「義経千本桜 川連法眼館の場」海老蔵(忠信狐)、門之助(静御前)、友右衛門(源義経)ほか

 音羽屋が出てるから、というだけだったら、名古屋遠征はしてなかったかもしれない。いくら新幹線で1時間半ほどといっても、交通費だって大変だもんね。でもでも、團菊だよ、鳴神・雲の絶間姫だよ、かさねだよ(昼の部)・・・etc.というわけでネ。だからといって、泊まらんでもよかったのだけども、そこはまあ、観劇後の楽しみもあるってことで。

Misono01  以前、名古屋に泊まったのは半年前。この調子で年2回くらい行ってたら、地理にもずいぶん詳しくなるだろうか。栄から広小路をゆらゆら歩きながら御園座まで。「まねき」が上がってました。

 さて、「鳴神」は少し前に染五郎&芝雀でも見てたっけ。まあ1階の前の方で見た今回と、3階の東から見た前回とでは迫力も全く違うのではあるけれど、いや~見応えがあった! 團十郎丈ってこういう役がいいわ!! 菊ちゃんの姫は、やっぱり若さが前面に・・・美しさはもとより、いい意味の緊張感というか“直線的”な感じ(芝雀さんのやわらかさに比べると)。いつまでも見ていたかったよー。白雲坊、黒雲坊も充実。特に私は右之助さんが好き。

 「達陀」は初めて見た。今まで全然意識になかったんだもん。平成16年の歌舞伎座なんて、見てても不思議じゃないのに、踊りだしと避けてたのかなあ。友人に毎年のお水取りには必ず行く、というフリークもいて、実は身近なネタ(?)でもあった。幻想的な部分と、体育会系な部分と・・・不思議な迫力があったなぁ。群舞なんて、夢に出てきそう、巨大なペンライトだ、とか思っておかしかったりね。菊五郎丈の踊りは、今後もっともっとよく見たいな、と、改めて思ったのだった。

 で、「四の切」は1年ほど前にも海老蔵で見てたから、まあ想像できたかな。ただし、他の人が今ひとつピンと来なかった部分も。そして、やっぱり源九郎狐の台詞で笑いたくないな。

|

« 静かな秋の「野宮」 | トップページ | 海老-菊が見られる幸せ »

歌舞伎・文楽」カテゴリの記事

コメント

やっぱり、堕ちていく上人というのは團十郎が一番ピンとくるなぁと思いました。あとは三津五郎くらいなかなぁ。他はみなイイオトコで美女にやられる気がしないんだもん(爆)
それに、菊之助が色っぽくなったのが大きいかなぁ。冷たい色気が出て、コレで文屋は私のもの!という気迫がありあり。髪が逆立って泣いてる姫なんかに負けない…

投稿: 猫並 | 2007.10.08 09:36

猫並さま
全くお互い「道楽モン」ですよねぇ、幸せにも。
それはさておき。
菊ちゃん、「冷たい色気」!! まさにそうですね。
こういう腑に落ちる言葉を探して、緊張感とかいろいろ
書いてました。はー、スッキリ(笑)。
芝雀さんだと、なんか「まろやか」な部分を感じちゃう。

新幹線を使わないでも簡単に行ける場所なら、
リピーターになってるわね。

投稿: きびだんご | 2007.10.08 09:51

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 静かな秋の「野宮」 | トップページ | 海老-菊が見られる幸せ »