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2007.10.08

海老-菊が見られる幸せ

10月7日(日) 「第四十三回 吉例顔見世 昼の部」 11:00~ 於・御園座

毛抜」松緑(粂寺弾正)、市蔵(八剣玄蕃)、亀三郎(秦民部)、亀寿(小野春風)ほか 「かさね」菊之助(かさね)、海老蔵(与右衛門) 「権三と助十」團十郎(権三)、團蔵(勘太郎)、権十郎(助八)、左團次(家主六郎兵衛)、菊五郎(助十)ほか

 正直言うと、夜の部ほどのインパクトはなかったかな。どれもよかったと思うよ、お世辞とかは抜きで。だから、要は「存在感」というか、役柄とのマッチングというか・・・なのかしら。

Misono02  松緑の粂寺弾正。きっちり演じて好きだなぁ。あとは年齢とともに「余裕」みたいなものが出てくれば。今はいっしょうけんめい、それでいいんだと思う。市蔵さんは夜の部と打ってかわって悪者で、亀三郎さんとの好対照ぶりが単純に楽しい。

 そういえば「雨乞い」の話だ、ってくらいで、「鳴神」と一連の物語だということに、頭がいってない私。

 「かさね」って、よくこういうストーリーを踊りにするよね、なんて、つい思ってしまう。で、醜い顔になっちゃうんだけど、美しい人で見ないとヤだ。それもこれも、海老蔵-菊之助で演じてくれるからこそ。ありがたいことです(笑)。怨霊になってからの、ラストシーンが目に焼き付いてる。

 「権三と助十」もわりと最近見たっけね。うーん、権三がなんとなくイメージと違うかも・・・というのは、前の菊五郎の印象が強すぎる? わりと始めの方で、左團次さんが台詞につまり(「味方」というのが出てこなかった。團・菊が揃って「味方、味方」と)、そのあと、次々に伝染したみたいに、カミカミな台詞になったりして。・・・というのもコミで面白かったかな。でも、「暑い盛りの井戸がえ」いうのが、なんともね。

 画像は筋書き、2000円也。表紙画が平松礼二氏なのでちょっとびっくりした。5歳のときから大学まで、名古屋だったからなのね。上演記録のところに正誤表が入っていて、それにも驚いたんだけど、ほかにも誤字の類があり。気をつけましょう。

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コメント

えーっ、私が買った筋書きには正誤表なんて入ってないですよ~
ってことは…私は初日に買ったわけですが、初日が開いてから誤字チェックが入ったってことですかね。ってことは読者の指摘?!うわー
しかも御園座の筋書きって全般に字が大きくないですか?
暗い場内でもいやに読みやすいのでびっくりしました。

投稿: 猫並 | 2007.10.09 23:49

猫並さま
正誤表は上演記録の「権三と助十」の今月の配役なんですよ。菊之助が権三、團十郎が助十だなんて・・・クレームが来たんでしょうかね。そんなの、正誤表が入ってなければ絶対気づかない私。
「毛抜」の秦民部が、あらすじではちゃんと秦なのに、上部のキャストらんで「泰」になってるなあ、と思って、チラシを見たら、チラシも「泰」だった。
御園座の筋書きには、知事や市長の祝辞が入ってるんで、初めて「愛知県・名古屋市後援」を知りました。

投稿: きびだんご | 2007.10.11 10:02

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