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2007.11.11

旬な人の舞台を見る

11月10日(土) 「カリギュラ」 19:00~ 於・シアターコクーン

作/アルベール・カミュ 翻訳/岩切正一郎 演出/蜷川幸雄 出演/小栗旬(カリギュラ)、若村麻由美(セゾニア)、横田栄司(エリコン)、勝地涼(シピオン)、長谷川博己(ケレア)ほか

 何ヶ月か前から、お芝居を見に行くと渡されるチラシの中に、ちょっとギョッとするような(笑)「カリギュラ」のチラシが。Bunkamuraのチラシのラックには「お一人さま1枚限り」と書いてあるし・・・。

 これは珍しく会社の子と見に行った。たまたま「抽選に外れて取れなかったんですー」というのを聞いて、じゃあ私が取ってみようか、と、やってみたらうまくいったので。しかも、B列(4列目)だなんて、向こう5年くらい、お歳暮を貰ってもいいくらいだわ。

 あいかわらず(と言っていいのか)、正味3時間と長い上に「台詞の応酬」といったシーンも多いが、その長さは全く感じなかった。小栗旬をなんとなくアイドルっぽく見てしまっていて、ビジュアル優先?みたいなところもあったけど、ちょっと認識が変わりました。

 この小栗カリギュラの狂気?怒り?etc.を中心に、長谷川・ケレアのクールさと、勝地・シピオンの甘い純粋さが、うまく絡んでる気がした。横田・エリコン(粗野だけど純粋)、若村さんのセゾニア(静かな慈愛)といい、配役にはすごく満足。舞台装置のキモは「鏡とネオン」と言えばいいのかな。鏡はもういいよ、という気もするけれど。

 で、チラシ方面ですが・・・(こだわってる・笑)。幕間に少し喋ったのは、若者が上着をはだけてるのはTVで歌うジャニーズ系みたい、ということで、はっきり言えば「無駄にはだけてるよねー」という気分。そんなことを喋ってたら、2幕の冒頭で、別の露出もあって、笑いを取ってたりして。原作に指定があるの? 蜷川さんのシュミですか(笑)。

 それにしても役者さんはタフだなあ、とつくづく思う。土曜日は2回公演だから、あの膨大な台詞を、あのテンションで! もっと底の深い狂気を見せて欲しい、というのは、将来への期待としておこう。幕切れの表情は素晴らしかった。そういえば、ちょっとだけ唐沢さんとイメージがダブるようなところもあったな。あ、長谷川さんにはもっと注目していかねば、とも思ったのだった。

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